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『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』無一郎の毒舌セリフ3選 心が凍りつく!?怖いけど楽しみ

マグミクス / 2022年3月17日 19時40分

『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』無一郎の毒舌セリフ3選 心が凍りつく!?怖いけど楽しみ

■霞柱・時透無一郎の悪意のない毒舌

 TVアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』の最終回で発表された「刀鍛冶の里編」のTVアニメ化決定のニュースで、天元様ロスと次作への期待が同時にやってきて、落ち着かない気分になっている方も多いのではないでしょうか。

「刀鍛冶の里編」で活躍する柱は、霞柱・時透無一郎(ときとう・むいちろう)と恋柱・甘露寺蜜璃(かんろじ・みつり)のふたりです。彼らは刀鍛冶の里での上弦の鬼たちとの戦いを通して肉体的にも精神的にも大きな変化を遂げ、それは打倒無惨への大きな足掛かりとなります。

 蜜璃は初対面から炭治郎と禰豆子の兄妹に好意的でしたが、無一郎は無関心……。14歳の若さで、しかも刀を握ってたった2ヵ月で柱になったという天才剣士ですが、とある事件がきっかけで記憶障害になり、ボンヤリしていたり、悪意もなく毒舌だったりと、少々難ありな人物と言えるでしょう。そんな無一郎がどう変わっていくのか、そして声優の河西健吾さんによって、彼の毒舌がどんな声とトーンで表現されるのかも楽しみです。

 河西さんと言えば、『3月のライオン』の桐山零役や『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の三日月・オーガス役などで知られる声優で、大人しめでクールな役を得意としています。そこに「毒舌」というテイストが加わると、どんな化学反応を起こすのでしょうか!?

 今回は、「刀鍛冶の里編」での無一郎の「毒舌」に注目して、「怖いけれど楽しみな無一郎の毒舌セリフ」を3つご紹介します。

※この記事では、まだアニメ化されていないシーンの記載があります。原作マンガを未読の方はご注意ください。

●炭治郎と小鉄への淡々&長々な毒舌

「刀鍛冶の里編」の舞台は、鬼殺隊の日輪刀を作る刀鍛冶たちが暮らす隠れ里です。そこに刀を直してもらうため刀鍛冶の鋼鐵塚蛍(はがねづか・ほたる)を訪ねた炭治郎は、刀鍛冶の少年、小鉄ともめている霞柱・時透無一郎を見かけます。そして、小鉄に対する無一郎のひどい言動を見かねた炭治郎は割って入りますが、無一郎の毒舌の洗礼を受けることになるのです。

 戦闘用絡繰人形「縁壱零式」の鍵を渡さない小鉄に、無表情なまま、淡々と、そしてみっちりと毒舌セリフを浴びせる無一郎……。「拷問の訓練受けてるの? 大人だって殆ど耐えられないのに君は無理だよ」「度を越えて頭が悪い子みたいだね」「壊れるから何? また作ったら?」「君がそうやって くだらないことをぐだぐだぐだぐだ言ってる間に何人死ぬと思っているわけ?」……と、こんな毒舌が、この倍、続くわけです。炭治郎でなくても、キレて当然でしょう。小鉄少年を守り、刀鍛冶の人たちへの態度を改めるよう訴える炭治郎を手刀とともにバッサリ切り捨てる毒舌セリフは、「くだらない話に つき合ってる暇 ないんだよね」でした……。

 このシーンでは、炭治郎が彼の正論と正義を訴えたように、無一郎もまた、鬼を倒すための訓練に必要だから、小鉄に鍵の提出を求めたにすぎません。そのため無一郎には悪気は一切ないのです。ただ相手への配慮や遠慮もないので、このシーンでは「無機質な毒舌」を堪能できるのではと考えます。淡々と吐かれる毒舌、クリアな発声より、ある種、独り言のようなボソボソしゃべりなのかもしれません。穏やかであればあるほど、最後を締めくくるこのセリフがズドンと響きそうです。

■「毒舌」は相変わらずながらも、変化していく無一郎にも注目

●小鉄に毒舌を吐く表情に変化の兆し!?

 無自覚な毒舌魔の無一郎ですが、炭治郎の言葉をきっかけに断片的に記憶を取り戻し、その言動も変化していきます。上弦の伍・玉壺(ぎょっこ)が血鬼術で生み出した化け物に襲われている小鉄を見捨てなかったのも、そんな無一郎の大きな変化ですが、それでも毒舌ぶりは健在です。

 小鉄をかばいながらの「邪魔になるから さっさと逃げてくれない?」という毒舌は、さすが無一郎。しかし、表情はそれまでよりも明らかに生き生きとしており、目にも光が宿っているように見えます。これまでの無一郎には感じられなかった14歳の少年らしさが現れたこの微妙な変化が、アニメでどのように描かれ、河西さんがどう演じるのか楽しみです。

 そして、いとも簡単に化け物を倒した無一郎に小鉄は涙ながらに「昆布頭とか言って悪かったよう」と懺悔します。実は、小鉄もかなりの毒舌で、裏では無一郎のことを「澄ました顔の糞ガキ」「ゴミカス」「不細工の短足」などヒドイ言葉でなじっていたのでした。

 この後、無一郎と上弦の伍・玉壺(ぎょくこ)との戦いでは、棘のある言葉だらけの毒舌合戦も繰り広げられます。

●玉壺の最期に向けた氷のような毒舌!?

 原作マンガの第120話は「悪口合戦(わるぐちがっせん)」というサブタイトル通り、無一郎と上弦の伍・玉壺の熾烈な舌戦を堪能できます。

 小鉄のおかげで九死に一生を得た無一郎は、自分を支えてくれた人々とその言葉を思い出し、ついに完全復活。痣が出現したことによって、自分でも不思議なほど能力が上がっている無一郎は毒舌も絶好調で、玉壺に「小僧」「糞餓鬼(くそがき)」「無教養の貧乏人」「便所虫」など散々なことを言われても涼しい顔をしています。

 そして、かつてのうつろな目をした無表情な無一郎とは別人のように、毒舌を楽しんでいるようでした。以前は「悪意のない毒舌」だったのが、この時の玉壺の無一郎の毒舌は、小気味良く的確に相手の嫌なところを突くような毒舌で、血管が切れるほど玉壺を怒らせることに成功しています。

 そして最期まで、「悍(おぞ)ましい下等動物」下等な蛆虫(うじむし)共」など、無一郎はもとより人間を貶める言葉を吐き続ける玉壺に、凍てつきそうな視線を向けて、「もう いいからさ 早く地獄に行ってくれないかな」と氷のような冷たい言葉で引導を渡しました。この完璧な冷たさを感じてみたいような、怖いような……。

 最後に紹介した「悪口合戦」では、冒頭の小鉄や炭治郎に浴びせたような長い毒舌セリフが見られますが、途中で性格や精神ががらりと変わっているので、比較して変化を見るのも楽しそうです。

(山田晃子)

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