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『BLEACH』の難読だけどカッコいい「卍解」たち 全部読めたらガチファン?

マグミクス / 2022年3月23日 19時10分

『BLEACH』の難読だけどカッコいい「卍解」たち 全部読めたらガチファン?

■絶妙すぎる「卍解」のネーミングセンス

 2022年10月よりアニメ新シリーズ『BLEACH 千年血戦篇』が放送予定ということもあり、再注目の機運が高まっている人気マンガ『BLEACH』。同作の魅力といえば、やはり死神たちが「斬魄刀(ざんぱくとう)」から繰り出す奥義「卍解(ばんかい)」のかっこよさでしょう。

 その能力設定の秀逸さは言うまでもなく、ネーミングセンスもバツグン。そもそも「卍解」というワード自体がすでに魅惑的すぎます……。今回はそのなかでも特に秀逸な名前の「卍解」を、3つの観点で分類して紹介します。

※この記事では、まだアニメで放送されていない「千年血戦篇」の内容についての記述があります。原作マンガを未読の方はご注意ください。

●もはや「始解」の原型をとどめていない「卍解」

 元十二番隊隊長・浦原喜助の斬魄刀「紅姫」は、「卍解」すると「観音開紅姫改メ(かんのんびらきべにひめあらため)」になります。「触れたものを作り変える」というチート級能力もさることながら、それ以上に気になるのが名前の変貌ぶり。作中の終盤でお披露目されたこともあり、当時衝撃を受けた読者も多かったことでしょう。

 そんな「観音開紅姫改メ」に負けずとも劣らないのが、一番隊副隊長・雀部長次郎の「卍解」。「厳霊丸(ごんりょうまる)」から「黄煌厳霊離宮(こうこうごんりょうりきゅう)」への変わりようです(そもそも「卍解」を修得していたことにも驚かされました)。

 その一方で、四番隊隊長・卯ノ花烈の「卍解」は一風変わったネーミング。「始解」は「肉雫食」(※食は正式にはくちへんに「妾」)として「みなづき」。そして「卍解」は「皆尽」と書いて「みなづき」と読みます。

 回復能力を持つ「肉雫食」に対して「皆尽」は詳細こそ不明ですが、その禍々しさは死を感じさせるもの。同じ読み方で真逆の意味を持たせる絶妙すぎる手法は、久保帯人先生ならではのセンスといえるでしょう。

■声に出したいけどそもそも読めない!?

●声に出して読みたくなる「卍解」

 元八番隊隊長にして、現護廷十三隊総隊長・京楽春水の「卍解」は「花天狂骨枯松心中(かてんきょうこつからまつしんじゅう)」。元々の「花天狂骨」からオシャレ度がさらにアップし、まるで壮大な劇の演目を思わせるような名前に。静かに呟くように声に出してみると、その迫力が際立つこと間違いなし!

 七番隊隊長・狛村左陣は作中であまり良いところが見られなかったと言われますが、彼の放つ「黒縄天譴明王(こくじょうてんげんみょうおう)」は声に出して読みたくなる「卍解」のひとつ。発動とともに巨大な鎧武者が現れる演出と同じく、名前のインパクトも絶大です。

 東仙要の「清虫終式・閻魔蟋蟀(すずむしついしき・えんまこおろぎ)」は、虫の名前が用いられているとは思えないほどの凛とした魅力。「鈴虫」を「清虫」と置き換えるところにもセンスが光っています。

●初見では読めない「卍解」

 字面はクールでありながら、初見だとなかなか読めない漢字が使われている「卍解」も。たとえば、朽木ルキアの「白霞罸」が代表的でしょう。これで「はっかのとがめ」と読みます。

 他にも、十二番隊隊長及び技術開発局二代目局長・涅マユリの「卍解」である「金色疋殺地蔵(こんじきあしそぎじぞう)」の「疋殺」は、初見で読むのはなかなかに困難。ちなみに、「疋」は「足」の象形文字なのだそう。

 また、小説『BLEACH Can’t Fear Your Own World』で明らかになった九番隊副隊長・檜佐木修兵の「卍解」もかなり難読。「始解」は「風死(かぜしに)」ですが、「卍解」では一転して「風死絞縄(ふしのこうじょう)」と読むように。「かぜしにしめなわ」ではありません。

 なお「千年血戦篇」からは、「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」のように、敵勢力についても漢字とルビの両方がないと読めないワードが頻出するようになります。アニメ版では、どのような演出によって表現されるのか期待しましょう。

(ハララ書房)

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