ビッグ・マムが意味深発言！『ワンピース』の「ひとつなぎの大秘宝」は複数ある？

■「ひとつなぎの大秘宝」はたくさんある？

　伝説の海賊王ゴール・D・ロジャーが遺した「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を巡る海洋冒険ロマンマンガ『ONE PIECE』。長く連載が続くなか、物語のキーアイテム「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」がどのようなモノか気になっている読者は多いようです。

※これ以降、まだアニメ化、単行本化されていないシーンの記載があります。原作マンガを未読、単行本派の方はご注意ください。

　さまざまな予想が飛び交うなか、2022年2月14日発売の「週刊少年ジャンプ」に掲載された話でビッグ・マムが「ひとつなぎの大秘宝」に関する怪しいセリフを放って話題になりました。それにより「もしかして『ひとつなぎの大秘宝』ってひとつじゃないの？」と、宝は複数ある説が浮上しています。

　注目を集めたのは『ONE PIECE』第1040話でビッグ・マムが危機に陥ったシーン。大海賊時代の発端となったロジャーに恨み節を吐き始めたビッグ・マムは、「（ひとつなぎの大秘宝は）この国にもあるんだろ？」と述べたのです。「この国に」ではなく「この国にも」と語ったことから、ネット上では「ビッグ・マムの言い方だとワノ国に宝の一部があるのか？」「ひとつなぎって複数の宝を繋げたりするのかな」などの話題があがっていました。

　作中にはほかにも、「ひとつなぎの大秘宝」複数説を裏づける伏線が。例えば968話では、「ロジャーが手に入れた全てのもの」を総称したものが「ひとつなぎの大秘宝」だと説明されています。こちらも宝がひとつだった場合「全てのもの」と表現するのは違和感があるため、「ひとつなぎの大秘宝」は複数ある可能性が高いのではないでしょうか？

　ちなみに過去に「ひとつなぎの大秘宝」にたどり着いたロジャーは、宝を見てなぜか大笑いしていました。単純に宝を見つけたのが嬉しくて笑ったというわけでもなさそうで、その宝のあった島には「笑い話」という意味の「ラフテル（LAUGH TALE）」と名づけています。はたして、物語の根幹をなす「ひとつなぎの大秘宝」の正体は何なのか、明かされる日が楽しみで仕方ありません。

（マグミクス編集部）