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アニメ『ビルディバイド』2期で注目したい「ダブルヒロイン」 活躍のヒントは新作カードにも?

マグミクス / 2022年4月2日 12時10分

アニメ『ビルディバイド』2期で注目したい「ダブルヒロイン」 活躍のヒントは新作カードにも?

■気になる第2期の始まりとは?

 TCG(トレーディングカードゲーム)を題材にしたTVアニメ『ビルディバイド -#000000-(ビルディバイド コードブラック)』は、2021年12月に多くの謎を残したまま終了しました。その第2期である『ビルディバイド -#FFFFFF-(ビルディバイド コードホワイト)』がいよいよ、2022年4月2日(土)24:30よりTOKYO MXほかにて放送されます。はたして、その内容とは……?

「王」によって統治される都市「新京都」。そこでは願いを叶えることができるという名目で、「ビルディバイド」を使った「リビルドバトル」が行われる。しかし、新京都とは仮想世界であり、その真の目的はビルディバイドの実力者をメインCPUと融合させることにあった。

 前作でそのことを知った蔵部 照人(くらべ・てると)は、王となった妹・蔵部 菊花(くらべ・きっか)を救い出すものの、そのままどこかへと連れ去られてしまう。

 それから3年後。

 新京都は崩壊し、民衆は「KUGE」と呼ばれる王の使いにより捕獲され、呪力を奪うための「樽」へと送られてしまう。その追われる人びとのなかに、ビルディバイドのデッキを失った菊花もいた。

 過去に犯した後悔からカードすら見れなくなった菊花に手を差し伸べたのは、かつて照人を「師匠」と呼んで慕っていたもうひとりの少女・棟梨ひより(むねなし・ひより)だった。このふたりの少女が大切な人を取り戻そうとすることで、ふたたび物語は動き始めていく……。

 これは現在のところ判明している第2期の冒頭部分になります。第1期のラストカットにいた謎の少女は、どうやらひよりだったようですね。大変に燃える展開で始まる予感がします。

 ほかにも発表されたのが、第2期のオープニングテーマとエンディングテーマでした。オープニングは第1期同様、EGOISTが担当し、新曲「Gold」を提供します。EGOIST のボーカル chellyさんのコメントによると、イントロから 作曲/編曲のGiga さん・TeddyLoid さんらしさ全開のサウンドで、サビまであっという間に駆け抜けていく疾走感、そして背中を後押ししてくれる力強いryo さんの歌詞がとても印象的な曲とのこと。

 エンディングはWho-ya Extendedによる「A Shout Of Triumph」。アーティスト自身のコメントによると、意志に沿って勇気を振り絞り、高みを目指す故の孤独や葛藤に焦点を当てながら、自らを鼓舞していくようなアップテンポな楽曲に仕上げたそうです。Who-ya Extendedは、アニメのエンディング曲を手掛けるのは初めてだそうですが、オープニング曲では『PSYCHO-PASS サイコパス 3』や『呪術廻戦』第2クールを担当していました。

 第2期の放送はファンにとって、待ちに待っていたことと思います。しかし、相変わらず先の展開が今ひとつ不透明なのが本作『ビルディバイド』。そこで気の早いことではありますが、次ページからは現時点で明らかになっている情報で今後の展開を考えてみようと思います。

■デザインもエースも変わった今期のダブルヒロイン

アニメ1期のラストから年月が経ち、見た目の印象も変わったひより。TV アニメ「ビルディバイド --#FFFFFF 」ティザー PVより (C) build divide project

 まずダブルヒロインのひとり、ひよりですが、3年という月日のせいか、だいぶ雰囲気が変わっていました。特に目つきが照人のように鋭いところが印象的です。服装も意識しているようですし、ひょっとしたら好物がクロワッサンになっていたりするかもしれません。第1期の頃のドジっ子的なイメージはありませんね。

 エースとテリトリーは、以前使っていた白の「討伐の天使 ダグラーク」でなく、同じく白の「浄火の化身 パルハドーラ」に変わっています。このパルハドーラは、2022年4月1日(金)に発売されるスターティングデッキ「激情を司る神妃」に封入されているカードです。

 ふたつの効果を持っていますが、ともにエナジーをレストする必要がありません。手札を捨てることがマイナスになる可能性もありますが、逆に捨てることでそれを生かすこともできるわけで、実際のゲームはもちろん、アニメでも効果的に使われることがありそうな能力です。

 そして、もうひとりのヒロインが菊花。トラウマから自分を卑下するようになるなど、ひより同様に第1期と性格が大きく変わっているようです。菊花が自分自身とどのように向き合うのかが、見どころのひとつになるかもしれません。かつてのラスボスが主役側にいるのも斬新な試みですね。

 エースとテリトリーは、以前は白の「審判の天使 マルグレア」でしたが、第2期では青の「九頭竜・羽ばたく者 アイリス」となっています。このアイリスも4月1日に発売されるスターティングデッキ「龍気を纏う才女」に封入されているカード。青はもともと菊花が使っていた色ですから、変わったというよりも戻ったというべきかもしれません。

 ちなみに、このアイリスも強力なカードで、通常のテリトリーなら5コストかかるところを4コストで解放可能です。さらに、ふたつある起動コストのうちのひとつは解放時すぐ相手に3000ダメージを与えるというもの。もうひとつは、エナジーに3も要求されますが自分の攻撃回数を3回にできるという優れものです。

 ダブルヒロインらしい強力なカードなうえに、放送日前日に販売とはすばらしいですね。しかし、これによって第2期のタイトルである「ホワイト」を意味するのはひよりということになり、主人公はどうやらひよりになりそうです。

 また、あわせてキャストも発表されましたが、第1期で退場したと思われた照人と、晩華 桜良(ばんか・さくら)もクレジットされていました。どうやら出番はありそうですが、はたしてどんな形での再登場になるのでしょうか? ……一抹の不安が隠せません。

 この他にもラスボスであろう樋熊万里生(ひぐま・まりお)と、謎だらけの石乃目巽(いしのめ・たつみ)の名前もありましたが、あまり目立つところのなかった凛風(リンプ)もクレジットされていて、第1期では見せなかった活躍の場面があるのか気になります。

 はたしてシリーズ第2期である『ビルディバイド -#FFFFFF-』はどんな展開を迎えるのか? 放送日を楽しみに待ちたいと思います。

(加々美利治)

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