1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. 面白ネタ

近寄りたくない『ジョジョ』の情緒不安定なキャラ4選 泣いたりブチギレたり忙しい…

マグミクス / 2022年4月5日 19時10分

近寄りたくない『ジョジョ』の情緒不安定なキャラ4選 泣いたりブチギレたり忙しい…

■「眼輪筋」がピグピグしてしまう由花子さん

『ジョジョの奇妙な冒険』には強い精神力を持ったキャラが数多く登場しますが、なかには精神は強いけれど、それ以上にクセ者だったキャラもいます。今回は『ジョジョ』登場キャラのなかで、特に「情緒不安定」だった4人を紹介します。

●2部……急に泣き出す柱の男・エシディシ

 2部で数千年の眠りから復活した「柱の男」のひとり・エシディシ。「怪焔王(かいえんのう)の流法(モード)」を操り、加熱した自らの血液を使って数々の波紋使いたちを殺してきた強者です。しかし、彼がいちばん有名なのは、ジョセフと戦った際の号泣描写でしょう。

 ジョセフに出し抜かれて腕を切断された彼は、怒り狂うのかと思いきや、突如として大粒の涙を流し、「HEEEEYYYY」「あァァァんまりだァァアァ」と泣きわめき出します。その後「フ— スッとしたぜ」とクールな表情に戻った彼は、激昂しそうになるとあえて泣きわめいて頭を冷静にする……と説明するのでした。

 この大号泣のコマのエシディシの顔はさまざまなパロディの対象になっていますが、直面したジョセフはその不気味さに戸惑い、相手の心理を読んで戦うスタイルを乱され苦戦します。しかも一度敗北したかと思いきや、エシディシは脳だけになって生き延び、カーズたちに「エイジャの赤石」を届けるためにスージーQの体まで乗っ取るなど、凄まじい執念を見せました。

 死の間際のハイテンションぶりも強烈ですが、彼はあくまでも仲間たちのために行動していたのであり、その心意気と必死に生きようとした執念にはジョセフも敬意を払っています。

●4部……シリーズ屈指のプッツンキャラ・山岸由花子

 4部で広瀬康一にベタ惚れしている美少女として登場した山岸由花子は、とんでもない「プッツン」女子として有名です。一応同級生の女子や目上の人を「さん」づけで呼ぶなどの常識はありますが、思い込みが激しく、暴走すると留まることを知りません。

 康一のためにひと晩で手編みセーターを作り、朝イチで市場まで行って超高級食材の弁当をこしらえてくるなどは序の口。仗助たちが幻滅させようとあえて康一の悪口を聞かせると、とうとう康一を理想の男性に更生させようと連れ去って監禁してしまいます。行動力の高さは見習いたいですが、初登場エピソードでは精神力の強さゆえの凄まじい威力を持ったスタンド「ラブ・デラックス」の描写など、その異常さが際立ちました。ブチギレて、「眼輪筋」が震える場面も強烈です。

 その後、辻彩の「シンデレラ」のエピソードで康一と両想いになり、多少は丸くなったのか、仗助と億泰とカフェでおしゃべりしている普通の女子高生らしい場面も描かれています。また、『岸辺露伴は動かない』のエピソード「D.N.A」では仲のいい片平親子を心配して、露伴に相談しに行く優しさも見せました。ただ、露伴先生が依頼を断ると、「破滅してひとりぼっちで野たれ死ねばいい」と吐き捨てるなど、性格は相変わらずのようです。

■戦闘中に別件でブチギレるギアッチョ

●5部……暗殺チームのブチギレメガネキャラ・ギアッチョ

 5部は味方チームにも凶暴な性格のフーゴがいましたが、それ以上に情緒不安定だったのが暗殺チームの刺客のひとり・ギアッチョです。ジョジョでは珍しいメガネキャラでしたが、スタンド能力「ホワイト・アルバム」を含め、とんでもなく危険な男として描かれていました。

 特に有名なのが、日ごろから思っている言葉に関する疑問に対し、いきなりブチギレ出す場面です。「『根掘り葉掘り』の『葉掘り』は意味が分からない」や「『パリ』はフランス語通り『パリ』と呼ばれるのに、『ヴェネツィア』は英語の『べニス』って呼ばれることが多い」など、その文句の内容自体はわからなくもないのですが、怒りながら自分の車をへこむぐらい殴るなど、ブチギレ度合いがおかしすぎます。

 また、「ヴェネツィア」のくだりはジョルノとミスタと戦っている最中にいきなり飛び出しており、より異常さが際立っていました。彼に暗殺された過去の被害者たちも、さぞ怖い思いをしたのではないでしょうか。

●8部……「壊れてる」東方家の次男・東方常秀

 8部で序盤からずっと登場しながらも、ストーリーに絡んでいるようでいなかった東方家の次男・東方常秀。ヒロイン・康穂に執着し、定助に嫉妬して数々のみっともない場面もありました。

 しかし、「ミラグロマン」のエピソードで、お金が際限なく増え続ける地獄に取り込まれた際はスタンド「ナット・キング・コール」を利用した見事な機転を見せています。このまま成長し、クライマックスで活躍を見せるか……と思っていたのですが、スタンドをエロ目的(しかも身内相手)に使うなど相変わらずのダメっぷりを披露。

 ただ、「新・ロカカカの実」を巡るクライマックスのバトルでは、常秀は家族が大ピンチのなかで何もできない自分を責め、右腕を失った康穂のために自分を犠牲にすることを決意しました。「新・ロカカカの実」の「等価交換」の力を利用して、自分の腕を康穂に捧げると宣言したのです。

 とうとう「黄金の精神」に目覚めたか!……と思いきや、いざ「等価交換」で自分の右腕がほとんどなくなると、常秀は「深く考えていなかった」と動揺して泣き叫びまくります。そして、最終的には康穂にひどい暴言を吐いて、「やっぱり返せェェェェー!!」と襲い掛かるのでした。

 結局成長できず、『ジョジョ』キャラ屈指の醜態をさらし、康穂からは「こいつ……壊れてる」とまで思われてしまった常秀。しかし、「世の中には変われない人もいる」という味わい深いキャラでもありました。最終話の彼は、自分の運命を受け入れたのか、少し顔つきが変わっています。

(マグミクス編集部)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください