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ヒロインが「ローテンション」なアニメ3選 独特な雰囲気に中毒性あり!?

マグミクス / 2022年4月13日 17時23分

ヒロインが「ローテンション」なアニメ3選 独特な雰囲気に中毒性あり!?

■ローテンションなヒロインたちの成長

 主人公の性格などの設定は、アニメの2話以降も見続けるかどうか、視聴の大きなポイントと考えている人も多いのではないでしょうか。近年、作中で登場するヒロインが「もの静か」「テンションが高くない」という設定の作品が増えています。この記事では3つのパターンで、ヒロイン・女性主人公がローテンションなアニメ作品をご紹介します。

●志摩リン『ゆるキャン△』

 2018年に第1期が、2021年に第2期が放送されたアニメ『ゆるキャン△』は、近年すっかり定着したキャンプブームの火付け役とも言える作品です。山梨県・静岡県を舞台に、本栖高校に通う女子高校生たちがソロキャンプやグループキャンプを楽しむ姿を描いています。

 いつも明るくて前向きな「各務原なでしこ」、野外活動サークル(野クル)のリーダーでムードメーカーな「大垣千明」、関西弁でたまにホラを吹く「犬山あおい」など個性豊かなメンバーが登場しますが、主人公のひとり「志摩リン」は、独特の雰囲気を持った存在です。

 おじいちゃんの影響でキャンプを始めたリンは、メンバーのなかでもひときわキャンプ知識も経験も豊富。ひとりでの静かな時間を過ごすのが好きで、野クルには所属しておらず時間を見つけてはソロキャンプを楽しんでいます。一方でただ物静かなキャラクターというわけでなく、友達思いの優しい一面を見せたり、メンバーとふざけあったりなど冷静な性格でも面白いことが大好きな様子がうかがえます。

●小熊『スーパーカブ』

 2021年4月から放送されたアニメ『スーパーカブ』は、そのタイトル通り世界で一番売れたバイクとも言われるホンダ・スーパーカブを題材にした斬新な作品として話題となりました。主人公は山梨県北杜市に住む高校2年生の女の子・小熊。「両親もいない、お金もない、友達もいない、趣味も将来の目標もない」というセリフからスタートし、「何もない、ないない尽くしの天涯孤独の女の子」という設定です。

 ミニマルなアパートで一人暮らしを行い、炊いたご飯を弁当箱に詰めレトルト食品を持参して自転車で通学するという、薄暗くもどこかハードボイルドな作風に一気に引き込まれるアニメ第1話。ルーティンとして毎日を過ごす小熊でしたが、スーパーカブと出会ったことで、内気な性格も少しずつ変化を見せ始めます。新たな趣味と出会ったことで行動範囲も見える景色も、友人関係すらも少しずつ広がっていくのが本作の魅力です。

●常守朱『PSYCHO-PASS サイコパス』

 2012年からフジテレビ「ノイタミナ」枠にて放送されたオリジナルアニメ作品『PSYCHO-PASS サイコパス』は、3シーズンにわたるTVアニメや劇場版など長く愛されている人気作です。主要キャラクターのひとりである常守朱(つねもり・あかね)は、1期はヒロイン、2期で主人公、3期では影の功労者として登場。キャラクターの入れ替わりが多い本作において、シリーズを通して登場する重要な人物でもあります。

『スーパーカブ』の小熊が徐々に明るい性格に変化していくのに対して、常守朱はその逆ともいえます。そもそもは「天真爛漫で正義感が強い性格」の彼女ですが、シリーズを重ねるごとに大人びた性格へと如実に変化していきます。シリアスなキャラクターが多いなか、新人刑事で明るい性格である常守朱は浮いたキャラクターでもありましたが、数々の事件を経て時に厳しい表情も見せる凛々しい大人へと成長します。

 テンションは低めだけれど、暗いわけではないヒロイン・女性主人公の存在は、他のアニメにはない独特のテンポを兼ねそなえており、作品の大きな魅力になっています。

(椎名治仁)

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