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ハイファンタジーアニメ3選 綿密に作り上げられた世界観に没頭!

マグミクス / 2022年4月21日 19時10分

ハイファンタジーアニメ3選 綿密に作り上げられた世界観に没頭!

■架空の世界にダイブ! どっぷりハマれるハイファンタジー

 現実世界とは異なる、幻想的・空想的な世界での物語を指す「ハイファンタジー」。「異世界転生もの」のように、主人公が現代社会の常識や価値観を持っていることもなく、空想上の世界で物語が進みます。現実世界での出来事を忘れてアニメに没頭するなら、ハイファンタジーアニメが向いているかもしれません。この記事では、ハイファンタジーアニメを3作品ご紹介します。SNSでも「いやほんとに傑作だった」「まったく時代を感じさせない」と評判です。

●『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』(2016年7月~放送)

 時は帝歴905年。カトヴァーナ帝国と、その隣国のキオカ共和国は戦争状態にありました。その一方、怠け者で女たらしのイクタ・ソローク(CV:岡本信彦)と、その幼なじみで「忠義の御三家」に生まれたヤトリシノ・イグセム(CV:種田梨沙)は、軍人になるため高等士官試験を受けていました。

 しかし、試験の二次会場に向かう船が突然の座礁。脱出ボートでなんとか無事生き残ったイクタたちでしたが、ボートに助け上げた少女が実は、帝国の第三皇女であるシャミーユ・キトラ・カトヴァンマニニク(CV:水瀬いのり)だと知ってーー?

『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』は、同名ライトノベル(著:宇野朴人、イラスト:さんば挿/KADOKAWA)を原作としたアニメです。原作は全14巻発行されており、2017年3月時点で、シリーズ累計発行部数78万部を突破しています。

 高等士官学校に通う主人公たちに加え、火・水・光・風の四大精霊が存在し、人間を無条件で助けてくれるパートナーとして活躍する本作。カトヴァーナ帝国と、その隣国のキオカ共和国を中心に巻き起こる、数々の戦いを描いています。

「あらゆる英雄は過労で死ぬ」。英雄嫌いのイクタは「楽に戦って楽に勝つ」をモットーに、当時類を見ない科学的な思考で「楽な戦争」を目指し、次々と武功を挙げていきます。遭難や部下の反抗など、次々と襲い掛かる困難をひょうひょうと乗り越えていくイクタは、後に「常怠常勝の智将」と呼ばれるように。

 怠け者のイクタが成り上がっていく過程と、幼なじみのヤトリシノをはじめとした仲間たちの成長が、しっかりと描かれた作品です。「鬼神のように強い」と称される、ヤトリシノの鮮やかな二刀流も必見。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「バンダイチャンネル」などで見ることができます。

●『精霊の守り人』(2007年4月~放送)

『精霊の守り人』画像はBlu-ray BOX(NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン) (C)上橋菜穂子/偕成社/「精霊の守り人」製作委員会

 目に見えない世界「ナユグ」の水の精霊から、卵を産み付けられた皇子・チャグム(CV:安達直人)。そのことが原因で、実の父である帝(CV:斧アツシ)に命を狙われることとなったチャグムは、用心棒の女性・バルサ(CV:安藤麻吹)に危機を救われます。

 バルサはとある事情から、人の命を救うために用心棒をしていたのでした。チャグムの護衛を引き受け、行動を共にすることになったバルサとチャグムでしたが、ふたりには次々と刺客が襲いかかります。果たしてふたりは無事刺客から逃れ、生き残れるのでしょうかーー?

『精霊の守り人』は、同名小説(著:上橋菜穂子、イラスト:二木真希子ほか/偕成社)を原作としたアニメです。原作は「守り人シリーズ」と呼ばれており、マンガやテレビドラマ、ラジオドラマなどさまざまなメディアミックスが展開されました。

 目に見える世界「サグ」と、目に見えない世界「ナユグ」が並行して存在する本作では、「ナユグ」の水の精霊の卵を産みつけられた皇子・チャグムがその運命に翻弄(ほんろう)されます。ナユグを見たり、ナユグの生き物と話したりできる呪術師も存在し、独特の世界観が広がっています。

 どこか東南アジア諸国に通ずる雰囲気でありながら、異世界として綿密な設定がなされている本作。監督は「攻殻機動隊」シリーズや『東のエデン』を手掛けた神山健治さん、制作会社は同じく「攻殻機動隊」シリーズや「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズを手掛けた「Production I.G」と、スタッフ陣も豪華です。

 当時NHKで放送されていたこともあってか、残酷なシーンはあまりないにもかかわらず、感動を呼び起こすストーリー展開に引き込まれます。作画も美しく、特に用心棒であるバルサの戦闘シーンの迫力は一見の価値ありと言えるでしょう。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「バンダイチャンネル」などで見ることができます。

●『テイルズ オブ ジ アビス』(2008年10月~放送)

『テイルズ オブ ジ アビス』画像はDVD Vol.1(バンダイビジュアル) (C)BNEI/BNP・バンダイビジュアル Original Character Design (C)藤島康介

 星の誕生から死までを知ることができるという、星の記憶「預言(スコア)」。2000年前に偉大な預言師(スコアラー)ユリア・ジュエ(CV:ゆかな)が詠んだこのスコアに、人びとは従いつつ生きていました。

 そんななか、ファブレ公爵家の息子であるルーク・フォン・ファブレ(CV:鈴木千尋)は、幼少期に誘拐され記憶をなくしてから、屋敷内に軟禁されていました。剣術の師であるヴァン・グランツ(CV:中田譲治)との稽古を楽しみにするあまり、ヴァンの帰国を聞いて不満を隠せないルーク。そこへ謎の女性ティア・グランツ(CV:ゆかな)が現れ、ヴァンの命を狙い襲い掛かってきてーー?

『テイルズ オブ ジ アビス』は、同名ゲーム(開発元:ナムコ・テイルズスタジオ)を原作としたアニメです。原作は「テイルズ オブ」シリーズのひとつで、シリーズ10周年を記念して作られました。PlayStation 2版は「The 9Th CESA GAME AWARDS FUTURE」や「日本ゲーム大賞2006 」年間作品部門にて優秀賞を受賞しており、評価の高い作品です。

 舞台となる惑星オールドラントでは、音と振動が組み合わさった6つの信号・音素(フォニム)が存在し、こうした音素に働きかける術・譜術(ふじゅつ)が使われています。また、多くの人に支持されている星の記憶「預言(スコア)」は、対象の未来を知ることができ、このスコアをめぐり物語が展開していきます。

 キムラスカ・ランバルディア王国とマルクト帝国という敵対する2大国を舞台に、ルークたちの冒険が描かれる本作。音素(フォニム)や預言(スコア)などファンタジー色の強い設定が多く、一部ユーザーに衝撃を与えた驚きのストーリー展開も、原作にかなり忠実に再現されています。

 各種設定がストーリー展開にどうかかわっていくのか、ルークはこの冒険を通してどう成長していくのか。ぜひ最後まで見ていただきたい作品です。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「バンダイチャンネル」などで見ることができます。なお、YouTubeチャンネル「Tales of YouTube Channel」でも、開設1周年企画として全26話を配信中です。

* * *

 現実とは異なる設定が、ワクワクした気持ちを思い出させてくれる「ハイファンタジーアニメ」。その独特の世界観に、一度ハマると没頭してしまうかもしれません。

※配信状況は記事掲載時点のものです。

(新美友那)

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