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たくましすぎるマンガの「貧乏」キャラ6選 生き抜くための能力がすごすぎ!

マグミクス / 2022年4月26日 18時10分

たくましすぎるマンガの「貧乏」キャラ6選 生き抜くための能力がすごすぎ!

■逆境を強さに変えるたくましさ

 登場キャラたちがさまざまな逆境に立ち向かうことで、感動を与えてくれるマンガやアニメ作品。そのなかでも特にたくましい生きざまを見せてくれるのが、強烈な「貧乏」キャラたちです。衣食住において厳しい環境にさらされるなか、独自に磨いた特技やサバイバル術で乗り越えていく姿は見事。今回はそんな、愛すべき「貧乏」キャラたちを紹介します。

●『ハヤテのごとく!』綾崎ハヤテ

 まずは「週刊少年サンデー」で13年にわたり連載されていた、『ハヤテのごとく!』の主人公・綾崎ハヤテです。両親そろってギャンブル好きで無職という家庭で育ったハヤテは、高校生にしてその親の借金1億5000万円を背負わされてしまいます。『賭博黙示録カイジ』のカイジが命を懸けた借金返済ゲームに参加したときの借金が385万円なのを考えると、高校生にとっては絶望的な金額です。

 この借金をヒロインである三千院ナギが肩代わりしてくれたことから、彼はナギの執事として働くことになるのですが……ここでハヤテは幼い頃から両親の代わりに働いてきたスキルをフルに発揮。掃除洗濯料理などの家事から、自転車便、漁業、麻雀の代打ちなどで磨いた特殊な能力まで見せつけ信頼を勝ち取っていきます。マンガ界のなかでも、屈指の経験値を誇る主人公です。

●『浦安鉄筋家族』土井津仁

 続いては『浦安鉄筋家族』の土井津仁(どいつ・じん)です。主人公・大沢木小鉄の友達として、シリーズ初期から抜群の存在感を放っていました。

 そんな彼を語る上で欠かせないのが、母との超貧乏生活。家の隣が墓地なのですが、お供えものを当たり前のように食べたり、店で売っているレトルトカレーの中身だけを吸い出したりと、生きるためには人としてアウトな行動も平気で取ります。そのおかげか、真冬でも平気で裸足で生活できたり、お金への執着からか算数の成績は良かったりと、人並外れたたくましさを身に着けているキャラです。

●『チェンソーマン』デンジ

 大いに話題となった『チェンソーマン』の主人公・デンジ。彼の生い立ちもかなりすさまじく……作品では第1話の1ページ目から、デンジが借金3804万円を背負った状態であること、それを返すために右目を30万円、腎臓を120万円、片方の金玉を約10万で売却済みという、かなりインパクトのある描写からスタートします。

 危険なデビルハンターの仕事をしていたのも、悪魔を一体殺せば30万円もらえるからという理由です。多額の借金はもちろんですが、デンジの規格外の価値観にも驚かされます。

■子ども向け番組でもたくましい「貧乏」キャラ

きり丸も大活躍のDVD『「忍たま乱太郎」20年スペシャルアニメ 忍術学園と謎の女 これは事件だよ~!の段』(Frontier Works Inc.(PLC)(D))

 「貧乏」キャラたちの活躍は、子ども向け番組でも多く見ることができます。人生を力強く歩む姿は、子供たちにとってもきっといい勉強になっているはずです。

●『忍たま乱太郎』きり丸

 2022年でTVアニメの放送30周年を迎える『忍たま乱太郎』のメインキャラ・きり丸は、明るい性格でムードメーカー的存在ですが、戦で村を焼かれ天涯孤独の身になったという壮絶な過去を背負っています。そんな彼が生き抜くために身に着けた術が、「ドケチ」であること。

 お金に対しての感覚は超人レベルで、何kmも離れた場所で落ちた小銭の音も感知することができます。またお金の単位がつけば難しい暗算もスラスラ解けてしまうなど、頭脳の部分でもお金が絡むと超人ぶりを発揮。商魂もたくましく、少しでも儲かる可能性があれば、矢や鉄砲の玉が飛び交う戦の場においても商売を始めてしまうほどです。

●『おじゃる丸』うすいさちよ

 続いては、2022年でTVアニメ放送25周年を迎える『おじゃる丸』のうすいさちよです。名前の通り、幸は薄い彼女ですが、憎めない不幸キャラとして、多くの視聴者から長年愛されています。

 28歳のマンガ家であり、夢は少女マンガで一発当てて売れっ子になり、お城のような家を建てることです。しかし残念ながらまだその夢は遠いようで……紅茶を飲むときには、大家のマリーさんが使ったティーバッグをもらって使うほど貧乏生活です。ちなみに来客用には1回使ったティーバッグを使い、自分用には7回使ったティーバッグを使っているそうです。

●『おぼっちゃまくん』貧保耐三

 最後は『おぼっちゃまくん』から、びんぼっちゃまこと貧保耐三(びんぼ・たいぞう)です。服は表半分しか布がなく後ろ半分はお尻丸出しの状態、一家そろって木の上の小屋で生活するほど厳しい環境で生活しています。

 しかし、実は彼ももともとは上流階級出身。生活は苦しくてもその精神はたくましく、「オレはいままでずっと自力で生きてきた。これからも自力で生きていくさ。おちぶれても元・上流階級だからな」という名言を残すなど、むやみに誰かを頼ることはしません。

「家にテレビがないときには、鏡を使って他人の家のテレビ画面を映して見る」「テトリスのゲームだと言って、弟や妹たちとともに他人の家のブロック塀を組み建てるバイトをする」など、エンターテインメント性あふれる方法で強く生きていました。

 作中ではバカにされがちな「貧乏」キャラですが、彼らのひたむきさやたくましさは尊敬に値するものばかりです。

(吉原あさお)

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