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キャラの描き分けがすごいジャンプ作品4選 顔のパーツのバリエーションが豊富すぎる

マグミクス / 2022年4月21日 15時10分

キャラの描き分けがすごいジャンプ作品4選 顔のパーツのバリエーションが豊富すぎる

■瞳だけでキャラの違いが分かる?

「週刊少年ジャンプ」のマンガは長期連載作品が多く、必然的にキャラクターもどんどん増えていきがちです。今回は、多数キャラが出てきても混乱しない、顔のパーツや髪形、服装などのデザイン含め、キャラの描き分けが素晴らしいジャンプ作品を振り返ります。

●キャラのバリエーションもギネス級?『ONE PIECE』

 1997年から連載されている『ONE PIECE』(著:尾田栄一郎)。世界中で愛され、発行部数も世界累計4億9000万部を突破しており、「最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ」としてギネス認定もされた「週刊少年ジャンプ」を代表する超大人気作品です。

 その人気の要因には緻密なストーリーの秀逸さはもちろん、誰が見てもわかりやすいキャラクターデザインがあるといえるでしょう。服装や髪形、装備、体型などシルエットだけでも判別できるほど描き分けがされているうえに、顔のパーツもひとりひとり細かく違っています。ここまで長大なストーリーでも混乱しないのは、この尾田先生の「描き分け力」も大きいでしょう。キャラの表情も、シリアスからギャグまで多彩で楽しめます。

●目がひとりひとり違う?服装も多彩な『鬼滅の刃』

 マンガもアニメも大ヒットし、映画が日本の興行収入記録を塗り替えた『鬼滅の刃』。同作にも鬼殺隊隊士たちから、敵の鬼まで多彩なキャラが登場します。

 作者の吾峠呼世晴先生のキャラクターデザインでまず特徴的なのは、キャラクターの瞳です。どのキャラクターも瞳だけで判別できるほどに細かく描き分けられており、まるで版画が動いているような個性的な絵柄に目を引かれます。ベタを使わずに細かい線で表現しているので、じっくりと眺めたくなる作画です。

 さらに、主人公や仲間たちの羽織の柄や髪飾りなどにも細かな特徴があり、それぞれ多数のグッズが作られるほどにキャラクターをイメージさせるデザインをしています。

■何百というキャラクターを自由自在に描き分ける?

●顔のパーツも表情も多彩すぎる『HUNTER×HUNTER』

 現在ジャンプ本誌では休載中の『HUNTER×HUNTER』は、ファンも続きを熱望する名作です。主人公ゴン=フリークスがまだ見ぬ父に会うために父と同じハンターとなり、仲間との冒険を通して成長していきます。

『HUNTER×HUNTER』は物語も複雑で、キャラも数多く登場しますが、瞳や口元、鼻や眉毛、まつげといったパーツがそれぞれ見事なまでに違い、混乱することもありません。作者の冨樫義博先生は『幽☆遊☆白書』の頃からキャラの顔のバリエーションがとても豊富でしたが、さらに進化しています。これだけのキャラクターが存在して、同じ顔が存在しないというのは見事としか言いようがありません。

 また、キャラクターの表情が非常に繊細で、ドアップで描きこみを細かくしたり、あえてラフに描いたりと多彩な技術で表現しています。

●髪型も服装も超独創的で、もはや芸術の域!『ジョジョの奇妙な冒険』

 1986年から長期にわたってシリーズ連載されているのが、荒木飛呂彦先生の『ジョジョの奇妙な冒険』。現在は「ウルトラジャンプ」に移っていますが、第八部『ジョジョリオン』が2021年に完結を迎えたところです。各部でさまざまな「人間賛歌」が描かれ、ジョースター一族をめぐる大河物語として、これまでたくさんのキャラが登場しています。

 キャラは主役も悪役も魅力にあふれ、さまざまな表情の描き込みにも余念がありません。それぞれのキャラに荒木先生が細かな設定まで考えた「身辺調査表」を作っており、各キャラの趣味も反映させた先鋭的なファッションや髪形も特徴です。描くだけでも大変そうですが、それぞれが見間違いようのない服装や髪型をしています。

 荒木先生のタッチは、もはやコマのひとつひとつが絵画のように緻密で繊細、「マンガというよりはアートに近い」という声もあり、実際に荒木先生の絵がフランス・ルーヴル美術館に展示されていたこともあります。そんな他には類を見ない特殊で奇抜なセンスで、どのキャラも一度見たら忘れられません。

(綿貫)

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