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簡単操作で爽快感も! スマホゲーム『エヌ・イノセンス』開発者が込めた「格ゲー愛」

マグミクス / 2022年4月21日 12時10分

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■神話をもとにした物語に、「高次元」格闘アクションが融合

 2022年4月20日(水)にアソビモがスマートフォン向けに配信開始した格闘アクションRPG『N-INNOCENCE-(エヌ・イノセンス)』は、神話に独自の解釈を加えて生み出されたさまざまな世界をめぐるロードムービー風のストーリーや、画面をタップするだけで華麗な連続攻撃を繰り出せるシンプルな操作体系によるアクションが大きな魅力です。そんな本作に込められた思いを、ディレクターの渡部輝亮さんとチーフプランナーの佐々木健嗣さんに聞きました。

* * *

――まずは簡単に自己紹介をお願いします。

渡部輝亮さん(以下、渡部) 開発現場のディレクションを担当しています。現場でできあがったものすべてに目を通したり、「こういった要素がほしい」といった要望を出したりと、さまざまな形で取りまとめを行っています。

佐々木健嗣さん(以下、佐々木) 本作では、バトルシステムやキャラクター設定を主に担当しています。

――『N-INNOCENCE-(エヌ・イノセンス)』というタイトルには、どのような意味が込められているのでしょうか。

渡部 ちょっと不思議なタイトルだなと感じられる方もおられるかもしれませんが、その意味はストーリーで徐々に明らかになっていきますので、気になった方はぜひプレイしてみていただければと思います。

――主人公の特殊な力に希望を見出す旅の仲間・ニアなのか、主人公の命を狙うネイなのか、ほかの意味なのか…いろいろ考えられますね。

佐々木 頭文字が「N」になるような単語を見たら、ぜひタイトルの意味も想像してみてほしいですね。

――これまで、アソビモはMMORPGを中心に手掛けてきましたが、今作は初の格闘アクションRPGとしてリリースされました。どのような経緯で企画されたのでしょうか。

渡部 社としてMMORPG以外の軸となるジャンルも手がけていこう……というところからスタートし、「『“超美麗”アニメ』ビジュアル×『“全“神話』クロスオーバー×『“高次元”格闘』アクション」というコンセプトを最初に固めました。

――メインクエスト(以下、ストーリー)は、章ごとに実在の神話がモチーフになっています。

渡部 神話を題材にする手法は決して珍しいものではありませんので、「神話とSFが融合した世界観」をベースに、どのように解釈して魅力的に見せるか、というところに気を遣いました。

佐々木 ストーリー第1章のモチーフは北欧神話ですが、物語の中心となるジークフリートをルックスとモーションの両面でいかに主人公然として見せるか、苦心しました。

■アクションは「爽快感重視」、わずらわしさは徹底排除!

バトルでは画面を連続でタップするだけでさまざまなコンボを繰り出せる (C)Asobimo, Inc.

――ストーリーと並ぶ軸となる、アクション要素についても教えてください。

佐々木 本作における「格闘ゲームのような」部分を全面的に担っているのが私です。昔から格闘ゲームが大好きで、「こんなアクションゲームがあったらいいな」という思いを込めました。

――思い入れのある格闘ゲームはありますか?

佐々木 子供の頃に遊んで衝撃を受けた『ストリートファイターII』をはじめ、あらゆる格闘ゲームを一度は触っているのではないか……というくらいにジャンルとして好きです。本作は3人でパーティを組んで戦いますが、そんなところは『THE KING OF FIGHTERS』シリーズや『MARVEL VS. CAPCOM』シリーズのエッセンスもあると言えるかもしれませんね。

――画面をタップし続けるだけで相手への接近からコンボまでが自動で繰り出されるのは、とても手軽で、爽快感が強くていいですね。

佐々木 そこは強く意識しました。ついつい「難しくしたくなる」という格闘ゲーム好きな自分を抑え込んだ部分もあります(笑)。

――それだけだと「簡単お手軽アクション!」で完結してしまうのですが、その一方で、コンボをつなげる楽しみは奥深く、すごく力が入っていますよね。

佐々木 自分なりのコンボを構築する自由度を高く保つことは、強く意識しました。メインクエスト(ストーリー)を進めながら、みなさんならではのコンボを作っていただけたら嬉しいです。

――格闘ゲームの雰囲気や爽快感を追求しつつ、基本操作として「ガード」がないのは、割り切った判断だなと感じました。

佐々木 ガードは一部のアバター(キャラクター)のみが使える個性のような位置づけになっていて、基本的には考えなくても問題なく遊べるバランスにしています。格闘ゲームでいう「当て身技」(相手の攻撃に合わせて繰り出し、それをいなしたり防いだりしてからの反撃までがワンセットになっている技の総称)を持っているアバターもいますよ。

――また、クエスト開始時は他のプレイヤーのアバターをひとり借りられますが、クエスト開始前のパーティ編成でメインの3人に組み込むと、自分で所有するのと遜色ない状態で操作できるのがすごく楽しめました。この仕様はかなり思い切ったのではないでしょうか?

佐々木 この仕様は、フィックスするまでに紆余曲折がありましたよね……(笑)。

渡部 「未所持のアバターを一から十まで操作できてしまってよいだろうか?」というのはもちろん考えましたし、何度も議論を重ねました。その結果、持っていなくても触れられるようにしよう、そうして操作した結果「このアバターがほしいな」と思っていただけたら……というところに落ち着きました。

■全アバターを操作できる期間限定クエストも!

神装のひとつ「花嫁偽装は誰が為に」illustrator:ポップキュン(POPQN) (C)Asobimo, Inc.

――アバターに身につけさせる強化装飾品として「神装」が用意されていますが、イラストタッチの振り幅がとても大きくて目を引きます。

渡部 大まかなコンセプトはこちらから提案させてもらっていますが、アバターの具体的なデザインは各担当イラストレーターさんにお願いしていますので、その方々にいきいきと描いていただくことにしました。

佐々木 私は第1章に登場するブリュンヒルデとグリムゲルデの神装が気に入っていますね。グリムゲルデはルックスや性格がなかなか固まらず難航したアバターですので、印象に残っています。

――そのほか、スタッフ間ではどのようなアバターが人気ですか?

佐々木 攻撃力が高くてコンボで大ダメージを与えられるトールや、アメノタヂカラオも人気です。アメノタヂカラオは初期実装キャラクターの中で唯一の「投げキャラ」ですので、筋骨隆々のルックスも含めて人気を博しています。

――シンプルな操作で投げキャラの魅力を満喫できるのはいいですよね! 先行プレイでもアメノタヂカラオをよく使っていました。

渡部 私はルックスが若干ネタ寄りに仕上がっているアポロンも気に入っています(笑)。

――プレイ序盤でオススメのアバターは誰になりますか?

佐々木 チュートリアルで必ず加入してくれるスサノオとロスヴァイセは、どちらも使いやすくてオススメです! スサノオは「主人公ポジション」を強く意識したアバターで、ビジュアルとアクションがいい意味でスタンダードに仕上がっています。ロスヴァイセはコンボがスピーディで、複数の敵を相手に戦っているときも攻撃を邪魔されづらいです。

――それでは最後に、あらためて本作のアピールポイントを教えてください。

佐々木 格闘ゲームの楽しさは対戦だけではありません。むしろ、CPU戦やストーリーモードを楽しんでいる人の方が、数としては多いのではないかと思います。本作はそういった方や、格闘ゲーム自体になじみがない方にも楽しんでいただけるように、「1人でじっくりと、気持ちよくコンボを決められるゲーム」を目指しました。「神《シン》感覚 連携アクション」をぜひ体感してください!

渡部 『N-INNOCENCE-(エヌ・イノセンス)』はアソビモ初となる格闘アクションRPGです。どのアバターがどのような手触りなのかを全プレイヤーに楽しんでいただけるよう、初期実装の全アバターを操作できる「期間限定 全アバターお試しクエスト」も開催しますので、ストーリーともども楽しんでいただいて推しキャラを作っていただけたらうれしいです!

※3D格闘アクションRPG『N-INNOCENCE-(エヌ・イノセンス)』は2022年4月20日よりiOS/Android両対応で配信中です。

(蚩尤)

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