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GWに観たい、近年の「少し隠れた」名作アニメ5選 ロボットバトル、青春模様も楽しめる

マグミクス / 2022年4月29日 18時40分

GWに観たい、近年の「少し隠れた」名作アニメ5選 ロボットバトル、青春模様も楽しめる

■刑事モノ&青春部活モノの傑作は?

 間もなくゴールデンウィークがやってきます。22年は上手く休みを取れば、大型連休にすることも可能なため、今から何をするかワクワクしている人も多いのではないでしょうか? 逆に「特に何も予定がなくて暇だ……」という人には、アニメのイッキ見がおすすめです。今回は直近5年の作品から、少し隠れた良作を紹介します。

●熱くて笑える……『DOUBLE DECKER! ダグ&キリル』(2018年放送)

 気の抜けたベテランのダグと、意気込みだけはある新人のキリル。このふたりの刑事がバディとなり、その他の刑事コンビと一緒にさまざまな事件を解決していくのが、『DOUBLE DECKER! ダグ&キリル』です。

 22年春に新作の始まった『TIGER & BUNNY』と比較されることも多い同作ですが、こちらは刑事ものの基本を抑えながらもコメディテイストがやや強め。ダグとキリルの凸凹コンビぶりをはじめ、微笑ましいキャラクター&コンビばかり登場します。また1話完結型のエピソードばかりのため、見やすさは抜群です。『DOUBLE DECKER! ダグ&キリル』は、「dアニメストア」「Netflix」「U-NEXT」などで視聴できます。

●青春部活ものなら……『この音とまれ!』(2019年放送)

『この音とまれ!』キービジュアル (C)アミュー/集英社・この音とまれ!製作委員会

『ちはやふる』や『響け!ユーフォニアム』などの青春部活アニメが好きな人におすすめしたいのが、アミューさんがジャンプスクエアで連載中のマンガが原作の『この音とまれ!』です。

『この音とまれ!』の舞台は、とある高校にある廃部寸前の箏曲(そうきょく)部。それぞれに紆余曲折あってこの部活に集った生徒たちが、ときにぶつかりときに絆を育みながら成長していきます。実直に描かれる青春模様はひたすらにまぶしく、箏を全然知らないという人もいくつかの気合いの入った演奏シーンでは涙を流すこと必至です。『この音とまれ!』は、「dアニメストア」「hulu」「バンダイチャンネル」などで観ることができます。

■2022年冬クールの話題作も

●珠玉のエピソードばかり……『宝石商リチャード氏の謎鑑定』(2020年放送)

『宝石商リチャード氏の謎鑑定』キービジュアル (C)辻村七子/集英社・宝石商リチャード氏の謎鑑定製作委員会

 女性をメインターゲットとした作品が苦手という方でもぜひ観てほしいのが、『宝石商リチャード氏の謎鑑定』です。この作品は宝石商のリチャードとまっすぐな性格の大学生・中田正義が、宝石に秘められたメッセージを解き明かしていく「ジュエル・ミステリー」です。

 宝石にまつわる秀逸なエピソードが連続するなかで、櫻井孝宏さん演じるリチャードと内田雄馬さん演じる正義の関係性も徐々に変化。そして終盤にはときめきと驚きに満ちた展開を迎え、見終えたときにはふたりの行く末を温かく見守りたくなるような一作です。『宝石商リチャード氏の謎鑑定』は、「dアニメストア」「U-NEXT」「バンダイチャンネル」などで観ることができます。

●ロボットアニメ好きは2クール目を見逃すなかれ……『バック・アロウ』(2021年放送)

『バック・アロウ』キービジュアル第4弾  (C)谷口悟朗・中島かずき・ANIPLEX/バック・アロウ製作委員会

 2021年は秋クールを中心に多くのロボットアニメが放送、上映されて話題となりました。そのなかでも屈指のテンションの高さで終盤を駆け抜けたのが、谷口悟朗さんと中島かずきさんがタッグを組んで制作された『バック・アロウ』です。

 ロボットアニメ好きなピンと来るであろうふたりが監督とシリーズ構成を担当したため、注目度は高かった作品です。ただ、同作は2クールあったため、途中で脱落した方も多いのではないでしょうか。しかし第2クールからの盛り上がりぶりはすさまじいもので、音楽を担当した田中公平さんも「ロボットアニメの最高傑作と言っても過言では無い」と言及するほど。ロボットアニメファンは必見の『バック・アロウ』は、「Amazon Prime Video」「U-NEXT」「バンダイチャンネル」などで視聴可能です。

●22年のダークホース最有力……『時光代理人 -LINK CLICK-』(2022年放送)

『時光代理人 -LINK CLICK-』キービジュアル (C)bilibili/BeDream

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のような見事な単発エピソードと、『オッドタクシー』のような緻密な物語展開の妙味を併せ持つ、驚異的なストーリーテリング力が光ったのが、冬クールに放送された『時光代理人 -LINK CLICK-』です。

 同作の主人公は写真の世界に入ることができる能力を持つトキと、写真の撮影後12時間の出来事を把握できるヒカルのふたり。彼らは写真館に舞い込む依頼(ゲーム会社の財務データを手に入れる、ラーメンチェーンの秘伝のレシピを手に入れる、行方不明の少年の手がかりを探すなど)を解決していきます。

 もともと中国発で制作・配信されて世界的な人気を得ており、本国でも2期の制作が発表されている『時光代理人 -LINK CLICK-』ですが、22年の放送で日本でもファンが増加。しかしまだまだ多くの人に観てもらいたい、中国アニメの大傑作です。『時光代理人 -LINK CLICK-』は、「dアニメストア」「Amazon Prime Video」「U-NEXT」などで観ることができます。

(はるのおと)

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