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意外とモテない? 『ガンダム』シャアの女性遍歴 恋人たちに求め続けたものは…

マグミクス / 2022年4月22日 6時10分

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■稀代のプレイボーイが愛した女性とは…

 シャアといえば、『機動戦士ガンダム』シリーズきってのプレイボーイ。ララァ・スンにはじまり、ハマーン・カーン、レコア・ロンド、ナナイ・ミゲル、クェス・パラヤなど多くの女性から好意を寄せられていました。一見モテるように見えるシャアですが、結果から見ると、女性の扱いはあまり上手くはないようです。

●シャアが唯一本気で愛した女性!? 『機動戦士ガンダム』ララァ・スン

 シャアの女性遍歴を語るうえで外せないのが、『機動戦士ガンダム』や『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』などに登場したララァ。ミステリアスなニュータイプの女性で、シャアが唯一自分からアプローチをかけた人物です。

 彼女に対するシャアのセリフで印象的だったのは、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のラストシーンに放った「ララァ・スンは私の母になってくれるかもしれなかった女性だ!」というもの。ちょっとゾワゾワっときますが、シャアが母性に飢えていることと同時に、ララァが母親のように全てを受け入れてくれる女性だったことがうかがえます。

 このセリフだけ見ると大人の女性というイメージがあるララァですが、実際はシャアよりもかなり年下。それを踏まえると、シャアのセリフはなかなかにパンチがありますね。しかし、全てを受け入れるようなララァの性格が、彼の心をつかんだのかもしれません。

■まるでハレーム!? シャアこと「クワトロ」を慕う女性たち

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●大人の女性が虜(とりこ)になる? 『機動戦士Zガンダム』レコア・ロンドからの熱視線

 シャアがクワトロ・バジーナとして登場した『機動戦士Zガンダム』では、レコア・ロンドとハマーン・カーンというふたりの女性から好意を抱かれる描写が。レコア・ロンドはクワトロと同じ反地球連邦組織『エゥーゴ』に所属している女性で、物語の前半ではクワトロに想いを寄せていました。

 そんなレコアですが、自身をあくまで同僚として扱い続けるクワトロに愛想を尽かし、彼のもとを離れます。

 そのキッカケとなったのは、第32話「謎のモビルスーツ」での出来事です。同エピソードで危険な任務に向かうことになったレコアは、クワトロにキスをせがみます。恋人のようなキスを求めていたレコアですが、クワトロにその気は全くありません。サングラスをしたまま、業務的に彼女と唇を重ねました。

 この時、レコアはクワトロのもとを離れると決めた様子。クワトロが背を向けると唇を拭い、呆れた様子で彼を見つめていました。レコアが求めていたのは、キスではなく自分の帰りを待っていてくれる異性だったのでしょう。これを察することができないところを見ると、意外とシャアは女心がわからないのかも……。

●プレイボーイ・シャアの集大成!? 『逆襲のシャア』クェス・パラヤ&ナナイ・ミゲル

『逆襲のシャア』でシャアを取り巻くのは、天真爛漫なニュータイプの少女クェス・パラヤとセクシーな大人の女性ナナイ・ミゲル。クェスはシャアに片思いする少女として、ナナイはシャアの恋人として登場しました。

 シャアはナナイという恋人がいながら、クェスのニュータイプ能力に目をつけて彼女を自分が作り上げた「ネオ・ジオン」に引き込みます。クェスはシャアに何度も想いを伝えますが、シャアはのらりくらりとかわすだけ。次第にクェスはシャアではなく、その恋人であるナナイを敵視するようになりました。

 ナナイとシャアはかなり距離が近かったため、クェスが嫉妬してしまうのも仕方のないこと。ですが、シャアがもう少し上手く立ち回っていれば衝突は避けられたはず。彼が釣った魚に餌をあげるタイプの男性だったなら、また少し違っていたでしょう。

 シャアが一貫して求めてきたのは、母親としての異性。そのため、女性として接してきたレコア・ロンドや自身を慕うだけのクェス・パラヤのことを本気で愛せなかったのかもしれませんね。

(ハララ書房)

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