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重要ポジションだけど表紙になれなかったジャンプキャラたち イジリとして描かれない男も

マグミクス / 2022年5月9日 18時40分

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■護廷十三隊隊長でも表紙になれなかったキャラは結構いる……

 巻ごとにさまざまなキャラが表紙を飾るのが、マンガ単行本の魅力。単行本に収録されている物語のなかで重要となる人物が表紙に描かれることが多いですが、なかには重要なポジションであるにも関わらず、表紙に一度も登場したことがないキャラクターも多く存在します。

今回は人気ジャンプマンガのキャラで、表紙になれなかったキャラクターたちをご紹介します。

●『BLEACH』京楽春水、黒崎一心ら

 人気マンガの『BLEACH』は、その巻で重要となるキャラがひとりで表紙を飾るのが定番でした。敵キャラが描かれることも多く、グリムジョー・ジャガージャックやウルキオラ・シファーなどは複数回表紙を飾っています。

 しかしその一方、重要キャラであるはずなのに、表紙を飾れなかったキャラも多数います。山本元柳斎重國から引き継いで、護廷十三隊の総隊長となった京楽春水や、十三番隊隊長の浮竹十四郎、主人公の父である黒崎一心もそのひとり。ちなみに、主人公の一護は74巻中5回表紙に登場しているため、その分ほかのキャラを登場させてあげてもよかったのではと思うところです。

●『銀魂』山崎退

『銀魂』に登場した真選組の監察方・山崎退も、初期から登場するキャラながら、表紙になれていません。真選組隊員のなかでは、近藤勲、土方十四郎、沖田総悟に続いて登場回数も多く、キャラクター人気投票でトップ10に入ったこともある人気キャラであるにも関わらず、不遇な扱いです。

1巻につきひとり描かれる単行本の背表紙には登場しているものの、本編中もいじられキャラの山崎を空知英秋先生は登場させませんでした。15巻に収録されたコメントでは、空知先生は「山崎の山崎たるゆえんは表紙にならない位の地味さにあります。」と述べています。たしかに、その地味さ、苦労人感も山崎の魅力といえるでしょう。

●『鬼滅の刃』上弦の鬼たち

 大人気マンガ『鬼滅の刃』のなかにも、表紙を飾れなかった重要キャラがいます。それが鬼舞辻無惨の直属の配下で、重要な立ち位置となっている十二鬼月の上弦の鬼たちです。

例えば、上弦の陸であった妓夫太郎・堕姫の兄妹は「遊郭編」で、上弦の肆であった半天狗は「刀鍛冶の里編」でのボスで、参の猗窩座(あかざ)以上の3人もそれぞれ重要なポジションでした。表紙を飾らせてあげてもよかったのではと思いますが、『鬼滅の刃』の表紙で描かれるのは炭治郎、善逸、伊之助や柱のメンバーといった鬼殺隊員がメインで、敵キャラで描かれているのは鬼の始祖・無惨のみ(2巻と22巻)。鬼殺隊を表紙で描きたいという作者の意向で、上弦の鬼たちが登場しなかったのでしょう。23巻という短さで完結していなければ、また別だったかもしれません。

●番外編:15巻の表紙?違う?『HUNTER×HUNTER』ビスケット=クルーガー

 最後は『HUNTER×HUNTER』から、ビスケット=クルーガー(以下、ビスケ)です。主人公であるゴンとキルアの師匠的存在のキャラで、グリードアイランド編で初登場しました。以降もキメラアント編、会長選挙編、暗黒大陸編と続けて登場している重要キャラです。

 読者の間では、単行本15巻の表紙に描かれている血だらけのウサギのぬいぐるみを持った少女がビスケなのではとも言われていますが、髪型や服装、雰囲気もどこか違います。ビスケの過去、もしくは「こうなりたい」という理想の姿という説もありますが、その真相は明らかになっていません。いまだ休載中の『HUNTER×HUNTER』ですが、今後の流れによっては人気キャラ・ビスケが分かりやすく表紙を飾ることもありえそうです。

(井上椋太)

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