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『ワンピース』かっこよすぎる、散り際のセリフ 人生の最後に言い遺したい

マグミクス / 2022年5月20日 6時10分

『ワンピース』かっこよすぎる、散り際のセリフ 人生の最後に言い遺したい

■締めにふさわしい、至高のセリフ

『ONE PIECE(ワンピース)』が、「海賊王」と呼ばれた、ゴール・D・ロジャーの「俺の財宝か? 欲しけりゃくれてやる 探してみろ、この世の全てをそこに置いてきた」という最後のセリフから始まるのは周知の事実でしょう。このセリフは、人びとの心に火をつけ、大海賊時代の幕開けとなりました。ほかのキャラの最後のセリフも多くの読者に語り継がれる名セリフばかりです。この記事では、人生の終わりに言いたい、『ONE PIECE』のキャラの最後のセリフを紹介します。

※「ドラム島編」「頂上戦争編」「ワノ国編」の内容を含みます。

●ファンでなくとも知っている、伝説シーン

 エースはルフィの兄で、白ひげ海賊団の2番隊隊長を務めていた人物です。サカズキの手によって腹部に穴が空き、内臓を焼かれて瀕死の状態に陥ったときのエースのセリフ「愛してくれて……ありがとう!」。主要キャラのなかで初めて死亡シーンが描かれたキャラで、当時は読者の間に衝撃が走りました。

 このセリフは『ONE PIECE』を詳しく知らない人でも、聞いたことがある人は多いのではないでしょうか? ゴール・D・ロジャーの息子として生まれ、世間から「鬼の子」として望まれない存在とされていたエースが、「生きててよかったんだ」と実感した最後でした。このシーンは時がたっても色あせない感動がつまっています。

 多くの人を愛し、愛されたエースだからこそ言えたセリフなのではないでしょうか? 人生を楽しく過ごせた感謝を最後に伝えるのも、なかなか粋な結末です。

 また、ヤブ医者だったヒルルクのセリフもかなり有名でしょう。チョッパーからもらった毒キノコの影響で1時間しか猶予がなかったヒルルク。そんな状況でも冬島の医師たちが病気にかかってしまったといううわさを聞き、ひとりで城へ向かいます。城につき、うわさが嘘だったことを知ったヒルルクは「よかった」と安堵の表情を浮かべるのです。ヤブ医者と嫌われていたヒルルクですが、そんなヤブ医者が1番国を想い、救おうとしていた人物でした。その後、チョッパーの毒キノコでは死なない、と爆薬を飲み、笑顔で死んだヒルルクの姿はドルトンたちの心に刻まれていました。

「まったく! いい人生だった!」と満足そうに死んでいったヒルルクを少しうらやましくも感じます。死に際にこのセリフが発せられるような人生を歩みたいものです。

●鳥肌が立つほど、圧倒的な最後

「ワノ国」のおでんは、何もかもが常識外れで良くも悪くも破天荒な人物です。元々は九里の大名をしていましたが、「ワノ国」の鎖国に疑問を持ち、白ひげ海賊団と共に海へ出ました。これは、ロジャー海賊団と共に最後の島(ラフテル)から「ワノ国」へ帰還したあとのお話です。なんやかんやあって「釜茹での刑」を受けることになってしまったおでんたち。そこで、おでんは「1時間耐えきった者がいたら介抱してほしい」と提案します。そして、常人であれば一瞬で死んでしまう「釜茹での刑」で、部下を担いだまま提示された1時間を見事に耐え抜くのです。

 最後に口癖だった、「煮えてなんぼの、おでんに候」というセリフをおでん自身が言い切ることは叶いませんでした。しかし、ワノ国中の人たちがおでんの言葉をついで続けるシーンは、おでんへの最高のはなむけになったのではないでしょうか。この「伝説の1時間」は後世まで語り継がれ、死してもなお、民衆を魅了し続けたおでんのカリスマ性に感服します。

 また、ナミの親であるベルメールの「ナミ! ノジコ! 大好き」というセリフからは親としてふたりを守りたい、という血以上の強い愛を感じます。そして、ローの恩人・コラソンの「もう放っておいてやれ! あいつは自由だ!」というセリフからは、白い町(フレバンス)出身だと、遠ざけ続けられていたローへ「もういいんだよ」と優しく包み込むような愛を感じます。

(マグミクス編集部)

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