意外と知られていない『パックマン』の凄すぎる偉業3つ 視聴率が50%を超えた!?
マグミクス / 2022年5月22日 6時10分
■生誕42年・総売上140億ドル以上『パックマン』の偉業とは
黄色のまん丸ボディーにクリっとした黒目が特徴的な『パックマン』。彼は1980年5月22日に同名のアーケードゲームでデビュー後、国内のみならず海外でも瞬く間に支持を獲得し、一気にビデオゲーム業界を席巻する人気キャラクターへと成長しました。
その影響力は衰えることなく健在で、企業IPとのコラボレーションやライセンスグッズ販売、シリーズの名作を収録した復刻タイトルの制作……などなど、40年を越えた今もなお存在感を余すところなく発揮しています。シリーズ全体の総売上は141億ドル以上とも言われていて、現在はGoogle検索で「パックマン」と入力するとスマホやPCで簡易版がプレイできる仕組みも誕生しています。
今回はそんな歴史ある「パックマン」シリーズに焦点を当て、とりわけ世間を賑わせた3つの偉業について振り返ります。
●最も成功した業務用ゲーム機としてギネス認定
迷路内に置かれたエサ(ドット)を食べ続け、時には邪魔な敵をも食べ進む『パックマン』。同作は誕生間もない頃から人気を博し、ビデオゲーム業界のマスコット的存在として1980年代のはじめに爆発的なヒットを叩き出しました。アーケードゲーム以外にも家庭用ゲーム機やLSIゲームといった媒体へと移植され、そこへ派生タイトルも続々と加わり、『パックマン』はビデオゲームの歴史に名を刻む巨人になったのです。
数々の功績が鍵となったのか、『パックマン』はギネスワールドレコーズから認定を受けることに(2005年)。具体的にはアーケードゲームの販売台数(約30万台)が要因となり、「最も成功した業務用ゲーム機」という称号が授けられました。なお同シリーズ作品かつ北米でパックマン以上の人気を見せた『ミズ・パックマン』は、アメリカ・ニューヨーク州の博物館が運営する「世界ビデオゲームの殿堂」に選出されています。
●『パックマン』をモチーフにした楽曲(シングル)が売上100万枚
海を越えた海外、特に北米で数え切れないほどの人々に愛された『パックマン』の盛況ぶりはビデオゲームに留まることなく、ライセンスグッズやさまざまなメディアへ波及していきました。
1982年には北米の音楽グループ「Buckner & Garcia」(バックナー&ガルシア)が「パックマンフィーバー」をリリース。こちらは文字通り『パックマン』の一大ブームを題材にしており、「Cause I got Pac Man Fever.It’s drivin’ me crazy.」というフレーズで当時のパックマン人気を高らかに歌い上げていました。ビデオゲームがモチーフという1980年初頭において珍しい楽曲でしたが、シングル売上100万枚を達成すると、そのままビルボードチャート最高9位にランクインする快挙を成し遂げています。
●TVアニメの視聴率が50%超える
北米において日本以上の知名度を誇った「パックマン」は、1982年に早くもアニメ化を果たしています。その名も『ザ・パックマン・ショー』(米ABC)。作中では主役のパックマンをはじめ、妻のミズ・パックマン、子供のパックベイビーらが登場し、彼らとゴーストとのコミカルな戦いが中心に描かれました。
1982年から約1年間にわたって2シーズンを展開した『ザ・パックマン・ショー』は、驚くべきことに最高視聴率56%をマーク。また、同時代にはアメリカ・テキサス州にテーマパーク「パックマンランド」が作られたほか、そのムーブメントを称して「パックマンは80年代のミッキーマウス」という言葉も生まれました。
(龍田優貴)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
グレン・パウエル主演「バトルランナー」リメイク版にコールマン・ドミンゴ
映画.com / 2025年1月20日 10時0分
-
『赤影』語り継がれる大傑作が若い世代にあまり継承されていないシンプルなワケ
マグミクス / 2025年1月18日 8時25分
-
“昭和100年”に復活する「あの作品、この名作」─日本のRPG知名度に貢献、懲役100万年のディストピアTPS、『軌跡』シリーズの原点
インサイド / 2025年1月12日 11時0分
-
ドラマ「イカゲーム」シーズン2、きょう(26日)Netflixで全世界公開
Wow!Korea / 2024年12月26日 6時28分
-
「アニメの制作本数多すぎ問題」なぜ? 背景にPlayStation2がもたらした「変化」が
マグミクス / 2024年12月22日 17時50分
ランキング
-
1東京都の新アプリ、マイナカード本人認証で7000円分ポイント付与 報道
ASCII.jp / 2025年1月20日 14時30分
-
2ワールドプレゼントのポイントからAmazonギフトカードやdポイントなどへのポイント交換サービスを終了
ポイ探ニュース / 2025年1月20日 11時51分
-
3「じっと見て、やっと理解した……」現役美大生の“ある投稿”にダマされる人続出 驚異的な表現に「なんだこの立体感」と騒然
ねとらぼ / 2025年1月20日 9時0分
-
4セゾンカード、不正懸念の顧客に「ご利用内容確認のお願い」動画送信へ
ITmedia NEWS / 2025年1月17日 16時56分
-
5「またモスが狂ってる」 モスバーガーの作る“卒業アルバム”に困惑 公式の暴挙に「笑いすぎてお腹痛い」
ねとらぼ / 2025年1月20日 12時44分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください