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感情が表に出ない最強キャラたち 殺し屋、ヒーロー、スナイパー…個性派が勢ぞろい!

マグミクス / 2022年6月7日 19時40分

感情が表に出ない最強キャラたち 殺し屋、ヒーロー、スナイパー…個性派が勢ぞろい!

■ポーカーフェイスと強さのギャップが魅力!

 マンガやアニメにおいて憧れる存在と言えば「最強」キャラですが、今回はそのなかでも「感情が表に出ない、わかりづらい最強キャラ」を紹介します。実力はピカイチなのに、感情が顔に出ることは、ほぼなし。淡々と自分のペースを貫く姿には、ほかの最強キャラとは一味違う美しさとかっこよさが詰まっています。

●『ザ・ファブル』のファブル

 まずは『ザ・ファブル』の主人公・ファブルです。幼い頃から暗殺組織のボスに英才教育を施され、天才的な実力を発揮。裏社会のなかで、寓話を意味する「ファブル」と呼ばれ恐れられる、伝説的な存在です。このファブルが普通の生活を目指して一般人の「佐藤明」として暮らし出すところから物語が始まるのですが、ヤクザ同士のいざこざや、ほかの殺し屋との戦いなどどうしても事件に巻き込まれてしまいます。

 しかし、だんだんと激化していく環境のなかでも佐藤の感情は決して乱れることはありません。恐怖、怒り、焦りなどの無駄な感情は抱かず、周りの状況を的確に分析すると6秒も経たないうちにその場を制圧してしまいます。罠で爆弾を仕掛けられても人質を取られても、表情が崩れることはありません。まさに最強の戦闘マシーンです。しかし、佐藤自身は決して冷たい人間ではなく、自然へのリスペクトや人への思いやりを持っている純粋な性格です。ジャッカル富岡というお笑い芸人が好きという一面もあります。現在『ザ・ファブル The second contact』が連載中ですが、今後の佐藤の活躍にまだまだ注目です。

●『ワンパンマン』のサイタマ

 続いては『ワンパンマン』の主人公・サイタマです。街に現れる怪人を倒すヒーロー活動をするサイタマですが、どんな強敵であっても一発のパンチで倒してしまえるぐらい強いため、毎回手ごたえなく戦いが終わってしまうのが悩みとなっています。普通、戦闘シーンは「勝つか負けるか」という緊迫感が漂うところ、サイタマはそこを心配する必要がありません。

 深海の王が相手だろうが、全宇宙の覇者が相手だろうが淡々と作業的に片付けてしまえます。そのためか勝っているのにもかかわらず、逆に哀愁が漂ってしまう姿が印象的です。ちなみに、根は普通の青年である普段のサイタマは、戦いの場とは違い、食材を安く買えたことを喜んだり、財布を忘れて焦りまくったりと、無邪気な一面を見せています。

 また『ワンパンマン』では番犬マンというキャラも登場します。犬の着ぐるみのようなものを着た可愛らしい姿をしていますが、その実力はヒーローランキングS級12位の強者。表情も変えず寡黙なため何を考えているか全くわかりませんが、淡々と自分の「縄張り」である街を怪人から守る、とても頼もしいヒーローです。

■感情の薄さはミステリアスな魅力を引き立てる

デューク・東郷が表紙の『ゴルゴ13』最新第204巻(著:さいとう・たかを/リイド社)

●『ゴールデンカムイ』の尾形百之助

『ゴールデンカムイ』の尾形百之助も、感情が表に出ない最強キャラのひとりです。複雑な家庭環境で育ち、まったく光の灯っていない黒い瞳は、怒っているのか喜んでいるのか、ほぼ読み取ることができません。アシリパ(リは小文字)たちとの旅のなかでは、食事をしたときに一度「ヒンナ(食事に感謝する言葉)」とつぶやくなど、少しは人間的な感情を持ったようにも見えますが、どこまでもミステリアスな男です。

 一方で、戦いの実力に関しては誰が見ても一級品。300m以内の距離なら確実に相手の頭を撃ち抜ける射撃の腕前を持ち、状況に応じた判断力も優れています。途中片目を失っても残った目で再び実力を取り戻すなど、タフさも持ち合わせていました。

●『斉木楠雄のΨ難』の斉木楠雄

『斉木楠雄のΨ難』(集英社)の主人公・斉木楠雄は、胎児の頃から超能力に目覚め、その気になれば人類を滅ぼせるほどの力の持ち主。その能力を抑えるために、頭に制御装置を付けていたり、相手の石化を防ぐためにメガネを掛けていたりと工夫しています。そして、無敵の超能力でなんでも簡単にできてしまうため、達成感や喜びを味わったことがない、自称「生まれつき全てを奪われた人間」です。

 超能力を隠すために平均的な人物になりきり、表情もほぼ変わることなく、口調も高校生とは思えないほど冷静です。しかし好物のコーヒーゼリーを前にすると機嫌がよくなるなど、実は感情豊かな部分も持っており、最強すぎる力が少し不憫に感じられます。

●『クレヨンしんちゃん』のボーちゃん

 最後は『クレヨンしんちゃん』のボーちゃんです。5歳児ながら、大好きな石のこと以外では滅多なことで表情が崩れたり、感情を取り乱したりすることはありません。

 しんのすけたちが困ったときにヒントになるようなアイデアを思いつくことも多く、5歳の子供にしては十分すぎるほどの大物です。その戦闘(?)能力も素晴らしく、劇場版では鼻水が武器となったり、意外な身体能力を見せたりと、毎回頼れる存在。また、鼻水を操って物を取ったり、汚れをキレイにしたりと技のバリエーションも豊富です。

 ほかにも『ゴルゴ13』のデューク・東郷など、まだまだ数多く存在する「感情が分かりづらい、薄い最強キャラ」。皆さんが思い浮かぶのは誰でしょうか。

(吉原あさお)

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