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女装がひどすぎ!タバコ5本を口に!クールな『ジョジョ』主人公たちの意外な一面

マグミクス / 2022年6月15日 17時10分

女装がひどすぎ!タバコ5本を口に!クールな『ジョジョ』主人公たちの意外な一面

■ジョナサンはちょっと不良だった

『ジョジョの奇妙な冒険』の歴代主人公たちは、かっこよくて正義感もあり、戦闘力と頭脳もずば抜けています。さらに、仲間や家族を大事にして、そのためなら凄まじい力を発揮する、まさにジャンプ主人公らしい人物たちです。そんなかっこいい主人公たちですが、思わず笑ったり、戸惑ったりしてしまう意外なギャップを見せつけることもありました。今回はそんなジョジョ主人公たちの、妙に個性強めな一面を紹介します。

●第1部:ジョナサン・ジョースター……理想的な英国紳士も思春期は割としょうもない?

 1部の主人公・ジョナサン・ジョースターは心優しく優秀な男で、歴代主人公のなかでも、いちばん真っ当に世間からの評価を得ていました。大学では考古学を学んで論文も評価され、ラグビーでもスター選手に。ディオ・ブランドーとの戦いのなかでも、ディオの手下となったゾンビ戦士・ブラフォードと心を通わせ、敬意の印に剣を譲られるほどの立派な人物です。

 そんなカリスマ性を持つ熱血漢のジョナサンでしたが、少年時代は勉強が苦手で食事のマナーも品がなく、父親にディオと比較され、しかられていました。さらに恋仲となったエリナとのデートの際には、コソコソ隠れてナイフで木の幹を削り、ハートマークのなかに自分とエリナの名前を書く、見ているこちらが恥ずかしくなる行為をしています。また、隠れてパイプをふかすなど不良な一面もありました。そんな彼が意地を見せたのは、ディオがエリナに無理やりキスをした後の喧嘩。ここで負けていたら、ディオは吸血鬼になるまでもなくジョースター家を乗っ取っていたでしょう。

 その後、ディオに父を殺され、最終的に首から下の体も乗っ取られてしまったジョナサン。しかし、少年時代にディオからすべてを奪われそうになる危機を味わっていなければ、あそこまでの成長はなかったかもしれないと思うと、つくづく因果な関係です。

●第2部:ジョセフ・ジョースター……だましの天才なのに女装だけ壊滅的

 ジョナサンの孫にあたるジョセフ・ジョースターは、第2部の主人公。祖父に負けず劣らずイケメンで、恵まれた体躯、さらに特別な訓練を受けずに生まれつき「波紋」の呼吸法が使える戦闘のエリートです。さらに、お調子者かつキレ者で、相手の心理を読んでだましのテクニックで勝つという、ジョナサンとはまた違う魅力がありました。

 そんな、実の母・リサリサから「天才イカサマ師」とまで言われるジョセフでしたが、なぜか女装だけは恐ろしく下手。スピードワゴンが捕らえられているナチスの施設に潜り込もうとした際に、適当な化粧で巨躯や筋肉も隠さず、カツラもつけていない低クオリティすぎる女装と演技を披露し、あっという間にナチス兵たちに銃を突きつけられてしまいました。

「気持ち悪い」「お前みたいにデカくて筋肉質の女がいるか」「自分を客観的にみれねーのか バーカ」とさんざん罵られてブチギレたジョセフは、普通に波紋でナチス兵たちを倒して正面突破。この後に「自信なくすぜ」とこぼしており、どうやらあの女装で見込みがあると思っていたようです。そのあとは、普通に軍服を着て潜入していました。

■クールな承太郎、ジョルノの意外な特技とは?

ジョルノが表紙の『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 O.S.T Vol.1』(ワーナー・ホーム・ビデオ)

●第3部:空条承太郎……クールな不良のギャップがありすぎる特技

 第3部の主人公は、改造学ランに喫煙、飲酒は当たり前、言葉使いも乱暴、教師にも気合を入れたことがある、いわゆる不良スタイルの承太郎。しかし確かな正義感を持ち、クールで切れ者、仲間、家族思いで圧倒的な強さを誇ります。

 基本的にぶっきらぼうで、いじったら怖そうな承太郎ですが、意外な特技を持っていました。それは「火のついたタバコ5本を口にくわえ、手を使わず口のなかに入れて、その状態で火を消さずにジュースを飲む」というものです。この奇天烈な特技ですが、結局、承太郎自身が披露することはありませんでした。

 しかし、変身能力を持つスタンド「クヌム神」のオインゴが承太郎に化けて車に乗り込んだ際、ポルナレフが「例の特技やってくれ」と頼んでいるので、描かれていない場所で披露していたのでしょう。かなりの器用さが求められる技で、オインゴは失敗して大惨事となりましたが、承太郎本人は一発でできたのか、それとも誰かに見せるために練習したのか、気になるところです。

●第4部:東方仗助……髪型と性格のギャップ、そして意外と金遣いが荒い

 奇抜な学ランにリーゼントと、こちらもヤンキーのようなスタイルの東方仗助ですが、見た目とは裏腹に不良に絡まれた際には敬語で対応し、苦手な亀の命を救ったりと、(髪型さえけなさなければ)基本的に温厚で優しい性格です。父・ジョセフと初めて対面する直前には「会いたくない」と漏らしながらも、いざ目の前にすると足もとが弱いジョセフを支えたりするなど優しい面を持っています。

 そんな、そもそもギャップだらけの仗助の趣味はテレビゲーム。自宅でスーパーファミコンのようなゲーム機で遊んでいる姿が描かれていました。また、足もとのオシャレにこだわりがあり、高校1年生でありながら、2万5千円のバリーの靴を履き、靴下はミスタージュンコ。フェラガモの靴を買うため、預金もしていたようです。その割に億泰、重ちーと山分けした宝くじの賞金をすぐに使ってしまい、露伴先生相手にイカサマで金を稼ごうとするなど、だらしなくてしょうもない一面もありました。

●第5部:ジョルノ・ジョバーナ……とっておきの耳芸

 5部主人公で、DIOの息子・ジョルノ・ジョバーナは、常にクールで勇敢。仲間思いで機転も利き、スタンド「ゴールド・エクスペリエンス」でケガも治せる超有能な男です。

 そんなジョルノは初登場時、空港で違反のタクシー営業をしていました。この行為は空港の警備員にお金を渡し、買収して見逃してもらっているようです。またこのとき、ジョルノは警備員たちに意外な一発芸を披露。それは、「耳の穴に耳をすっぽり入れる」というものです。

 突出した耳全体を強引に穴に入れるという芸で、かなり痛いはずですが、ジョルノはこれをドヤ顔で見せつけ、警備員たちは気持ち悪がりながらも喜んでいました。スタンド能力とは関係がなさそうですが、よほどの特異体質でないと無理なはずの芸です。もしかしたら、父親が吸血鬼なのが関係しているのかもしれません。

 今回は5部まで紹介しましたが、6部の徐倫や7部のジョニィ、8部の定助も意外な一面がありました。一見、話とはそこまで関係ない意外な一面があることで性格に厚み、個性が出てより魅力的になるように思います。「こんな男前なセリフ吐いてるけど、耳の穴に耳を入れられるんだよな……」とたまに思い出してしまいますが、それも「ギャップ萌え」で魅力的なのが『ジョジョ』主人公です。

(南城与右衛門)

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