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アーニャの演技がすごい 声優・種崎敦美キャラ3選「ギャップに震える!」

マグミクス / 2022年6月13日 11時50分

アーニャの演技がすごい 声優・種崎敦美キャラ3選「ギャップに震える!」

■いじめられっ子も武闘派女子も、まさかの「全員種崎さん」

「2022春アニメ覇権」との呼び声も高い、『SPY×FAMILY』。なかでも、種崎敦美(たねざき・あつみ)さん演じるアーニャ・フォージャーは、そのリアルな幼さと無邪気さあふれる演技が「かわいい」と評判です。この記事では、「種崎敦美の表現力の幅がわかるキャラ」を3作品からご紹介します。SNSでも「本当に同じ人がやってるの?」「ギャップと演技力に震える!」と評判です。

●『Dr.STONE』花田仁姫

『Dr.STONE』 (C)米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会

 飛び抜けた体力とまっすぐな性格を持つ高校生・大木大樹(おおき・たいじゅ/CV:古川慎慎)は、小川杠(おがわ・ゆずりは/CV:市ノ瀬加那)に長年片思いしていました。幼なじみの科学少年・石神千空(いしがみ・せんくう/CV:小林裕介)にからかわれながらも、ついに大樹は杠に告白しようとします。

 しかし大樹が告白しようとしたその時、空が光り、一瞬にして世界中の人類が石化。大樹と千空は、この石化現象から約3700年後、文明が消えた「石の世界(ストーンワールド)」で目覚めます。再会したふたりは力を合わせ、文明をゼロから作り出すことを誓いました。しかしふたりの前に、霊長類最強の高校生・獅子王司(ししおう・つかさ/CV:中村悠一)が立ちはだかって――?

『Dr.STONE』は、同名マンガ(著:稲垣理一郎、作画:Boichi/集英社)を原作としたアニメです。原作は「次にくるマンガ大賞2018」のコミックス部門で2位に入賞し、2021年4月時点で累計発行部数(電子版含む)が1000万部を突破しています。

 種崎さん演じる花田仁姫(はなだ・にき/通称・ニッキー)は、司が支配する「司帝国」の住人です。石化する前は柔道の選手として活躍しており、歌手のリリアン・ワインバーグ(CV:Lynn)が好きというかわいらしい一面も持っています。そんな仁姫を、種崎さんは少し低くはきはきとした声で演じています。

 見るからに強そうではっきりした性格の仁姫は、よく通る声でしっかりとしゃべります。しかし、リリアンのことになると興奮して声が大きくなったり、涙して震え声になったり…。仁姫の揺れ動く感情を、一つひとつ丁寧に演じています。アーニャとの演じ分けのすごさが、かなりよく分かるキャラだと言えそうです。この作品は、「dアニメストア」「Amazonプライム・ビデオ」「Netflix」などで見ることができます。

●『セントールの悩み』御魂千草・千奈美・千穂 ※1人3役

『セントールの悩み』Blu-ray Vol.5(スマイラルアニメーション) (C)2017 村山慶/徳間書店・彼方市思想教育委員会

 ケンタウロスの姿をした女子高生・君原姫乃(きみはら・ひめの/CV:深川芹亜)は、恋に部活にと、高校生活に大忙し。竜人の獄楽希(ごくらく・のぞみ/CV:桑原由気)、角人の名楽羌子(ならく・きょうこ/CV:白石晴香)たちと、楽しく日々を過ごしていました。

 学園祭を控え、当日姫乃のクラスはお芝居をすることに。お姫様役は姫乃、王子様は希に決定し、皆わいわいと練習を重ねていました。そして迎えた本番当日、お芝居の終盤に予想外の出来事が起こり――?

『セントールの悩み』は、同名マンガ(作:村山慶/徳間書店)を原作としたアニメです。原作は2022年時点で、シリーズ累計発行部数150万部を突破。掲載誌である「月刊COMICリュウ」主催の第8回龍神賞で、「銀龍賞」を受賞しています。

 種崎さん演じる御魂千草(みたま・ちぐさ)・千奈美(ちなみ)・千穂(ちほ)は、姫乃のクラスメイトである御魂真奈美(みたま・まなみ/CV:鎌倉有那)の三つ子の妹です。似ていながら個性もある3人を、種崎さんは絶妙に変化をつけて演じています。

 3人が順番に話す場面ではその違いがわかりますが、同時に同じセリフを話す場面では、きれいに声がそろっています。「個性を出しつつも似せる」という非常に難しい役柄を、種崎さんは見事に演じ分けていました。なお、『幻影ヲ駆ケル太陽』でも一人三役を担当。種崎さんのかわいらしい「アーニャ声」にハマった方は、ぜひ本作もご覧ください。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「バンダイチャンネル」などで見ることができます。

●『残響のテロル』三島リサ

『残響のテロル』 (C)残響のテロル製作委員会

 とある冬、青森県の核燃料再処理施設から、とあるモノが盗み出されます。犯人グループが残したのは「VON」の3文字。そして半年後の夏、動画投稿サイトにある動画が投稿されます。「新宿方面では、ところによりでっかい火花があがるでしょう……」。

 一方、学校でいじめを受けている三島リサ(CV:種崎敦美)は、東京都庁のトイレに逃げ込みます。「みんな、消えちゃえばいいのに……」。すると停電が起こり、都庁のビルは大規模な爆弾テロに巻き込まれて――?

『残響のテロル』は、『カウボーイビバップ』『坂道のアポロン』を手掛けた渡辺信一郎さんが原案・監督を務める、オリジナルアニメです。音楽担当は、「マクロス」シリーズや「攻殻機動隊」シリーズを手掛ける菅野よう子さん。2014年には、第18回文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門において、審査委員会推薦作品に選ばれています。

 種崎さん演じるリサは、気弱でドジな性格で、学校ではいじめを受けています。母からは無数の連絡が届くなど過剰に干渉されており、家庭にも居場所がありません。そんなリサを、種崎さんは震える声や息遣いで見事に演じています。

 あまり積極的に話さないリサですが、少ないセリフのなかでも驚きや悲しみなど、リサの心の動きがとてもよく伝わってきます。特に、追い詰められた時や驚いた時の息遣いは秀逸。だんだんと成長していくリサの変化も、声の張り方から感じられます。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「バンダイチャンネル」などで見ることができます。

* * *

 全く性格の違う3キャラを、見事に演じ分けている種崎さん。演技のあまりの違いに、本当に同一人物か疑ってしまいたくなるほどです。アーニャ役で種崎さんを知った方は、種崎さんの演技の幅の広さを再確認できる3キャラを、ぜひ各作品で聞き比べてみてくださいね。

※種崎の「崎」の字は立つ崎
※配信状況は記事掲載時点のものです。

(新美友那)

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