キャラや世界観が魅力的！「主人公になりたい」ジブリ作品は？ 憧れゆえのハードルも…

■トトロのお腹の上で昼寝したい！？

　世界的に人気を誇るスタジオジブリの作品では、「大好きなキャラクターたちと会ってみたい」「不思議な世界を訪れてみたい」などの理由から、主人公のポジションに憧れを持つ人も少なくないようです。最近ネット上で話題になった「主人公になりたいと思うジブリ作品」を紹介します。

　まず多くのジブリファンが挙げていた作品は、1988年4月に公開された『となりのトトロ』です。同作はサツキとメイの姉妹を主人公に物語が展開していきますが、支持を集める理由としては「トトロ」や「ネコバス」といった不思議な生き物たちの存在が大きい模様。「フカフカなネコバスに乗って、高速移動を体験してみたい」「トトロのお腹の上でお昼寝するのが小さい頃からの夢」と人気を集めていました。

　また1989年7月に公開された『魔女の宅急便』も、「主人公になりたい」と思う人が多い人気作品のひとつです。主人公の少女・キキは魔法を使えるため、「ホウキにまたがって自由に空を飛びたい」との声が上がっていますが、一方で「猫のジジと会話ができるのは本当に羨ましいと思った」という声もあります。映画のなかでは、キキは最終的にジジと話せなくなってしまいますが、それでも猫好きの人にとって、「猫と話せるキキ」は非常に魅力的なようです。

　他にも、「『耳をすませば』の月島雫になって、天沢聖司くんとピュアな恋愛を楽しみたい」「『コクリコ坂から』の主人公として昭和の暮らしを体験してみたいな。現代とは違う幸せを見つけられそう」といった声がありました。

　どの作品もファンの関心を引く要素が詰まっていますが、なかには「見ているだけで十分」と考える人が多い作品もあります。「『千と千尋の神隠し』は世界観が一番好きだけど、千尋に降りかかる試練がいろいろ大変そうだから遠慮しとく（笑）」「『風の谷のナウシカ』や『もののけ姫』の世界で生きていける気しない」など、さまざまな理由があがっていました。また『紅の豚』のポルコに関しては、「ポルコだからかっこよく見えるけど、自分が豚にされたらあんな粋に振る舞える自信はない（笑）」と憧れゆえのハードルを感じる人もいるようです。

（マグミクス編集部）