一見地味だけどまさかの強者揃い？ 汎用性高すぎな「糸使い」キャラの真の実力

■糸の種類も使い道もさまざま

　バトル・アクション系のマンガやアニメに登場する個性豊かなキャラクターたちは、みなそれぞれ特殊な能力を使いこなしていますが、なかでも「糸使い」キャラは「見た目の割に能力が地味」なことも多く、ネット上で話題になっています。一方で、「糸使いキャラの強さは異常！」「技は地味でも実力者揃い」などの声もありました。果たして真の実力はどれほどなのか、糸を使いこなす代表的キャラクターを紹介します。

　糸使いキャラのひとりとしてまず名が上がっていたのが、『ONE PIECE』のドンキホーテ・ドフラミンゴ。「イトイトの実」の能力者で、ドレスローザの王にして王下七武海のひとりです。金髪・派手なサングラス・ピンクのふわふわの羽毛コートというファンキーないで立ちが特徴で、王下七武海7人のなかで最も危険な男と言われています。

　ドフラミンゴは、悪魔の実の能力者では珍しい、能力の「覚醒」に達している人物で、覚醒時は周囲のものをすべて糸に変化させ、自在に操ることが可能です。糸の強度、硬度も変幻自在で、覇王色の覇気も持ち合わせているため、ドフラミンゴの能力はかなり高いと言えます。

　また、『ジョジョの奇妙な冒険』の空条徐倫は、汎用性の高さでは群を抜いている「糸使い」です。スタンド「ストーン・フリー」で、自分の体を糸状にして攻撃をかわしたり、狭い場所に侵入したり、解体した糸を立体にして人型のスタンドとして攻撃したりすることも可能。さらに傷口を糸で縫合して身体を修復するなど、多彩な能力を使いこなしています。ネット上で「糸の使い方を工夫してる感が好き」「糸使いキャラで一番と言ったら彼女でしょ！」という声が多数の人気キャラです。

　他にも糸の魔法を使う『ブラッククローバー』のバネッサ・エノテーカや、「念糸」を使いこなす『HUNTER×HUNTER』のマチ＝コマチネ、『鬼滅の刃』に登場する鬼・累、ワイヤーを変幻自在に操る『HELLSING』のウォルター・C・ドルネーズ、「オオミノガ」の能力を持つ『テラフォーマーズ』の膝丸燈、一定範囲内の繊維物を操る『僕のヒーローアカデミア』のベストジーニストなど、糸使いキャラは実力者揃い。決して派手な能力とは言えないかもしれませんが、実は一番高度な技を使いこなしているのかもしれません。

（マグミクス編集部）