1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. アニメ・コミック

ポニーテールは4人しかいない?「プリキュア」変身前の少女たち

マグミクス / 2022年7月7日 6時10分

写真

■「変身前がポニーテール」の主人公キャラも

 本日7月7日は「ポニーテールの日」。1995年に日本ポニーテール協会が制定したそうです。その由来は、七夕の織姫にポニーテールのイメージがあるからとのこと。また、7月7日は「ゆかたの日」でもあるので、ゆかたにポニーテールが合うというのも制定理由だそうです。

 ところで、ポニーテールといえば皆さんはどんな女性キャラを思い浮かべますか? それこそ多くのキャラの名前が挙がると思いますが、今回は長年にわたり多くの女性キャラを生んできた「プリキュア」シリーズから何人かをご紹介しようと思います。

 プリキュアといえば、変身後の特徴的な髪形がカテゴライズするのにむずかしいところがあるので、今回は変身前の姿に限定させてください。ちなみに、現時点(2022年7月7日)でプリキュアの人数はTV版のレギュラーだけで72人。そのうち、ポニーテールと判別できるキャラは4人だけでした。意外と少ないという印象です。

 プリキュアに変身するキャラで最初にポニーテールだったのは、『スマイルプリキュア!』(2012年)の緑川なお/キュアマーチでした。「直球勝負」が口癖で、何事にも曲がったことが嫌いな性格の持ち主。女子サッカー部に所属するスポーツ万能な女の子です。

 兄弟が多いことから面倒見も良く、家事も得意という面もあって頼れる女の子。しかし、苦手なものが多いという欠点があり、お化けや虫を見ると普段とは真逆のあられもない姿を見せることがありました。そのギャップからファンには人気の高いキャラです。

 いつもは緑色の髪に、黄色いウサギの耳のようなリボンでポニーテールにしていました。これがキュアマーチに変身すると、よりポニーテールのシッポ部分が大きくなり、さらに横に巨大なツインテールが加わった特徴的なトリプルテールともいうべき髪形になります。

 続いては『ハピネスチャージプリキュア!』(2014年)の主人公でもある愛乃めぐみ/キュアラブリー。正義感がとても強く、みんなを守るためにプリキュアになりたがっていたほどです。とても明るく元気で、誰とでもすぐ友だちになるような性格の持ち主。また、思っていることを「こころの歌」として口ずさむ癖があります。

 とても世話好きで他人の幸せを自分のことのように思う反面、自分には鈍感で自信を持てない一面がありました。しかし、ポジティブ思考で落ち込んでもすぐに立ち直れる強い精神力を持っているため、いつも前向きに過ごしています。口癖は「しあわせハピネス!」。

 めぐみは赤に近いマゼンタ色の髪のポニーテールで、キュアラブリーに変身するとテール部分が膝まで届くくらいにまで伸びていました。フォームチェンジしてチェリーフラメンコになってもポニーテールは変わりませんが、ロリポップヒップホップになるとツインテールに変化します。

■行動的な野生児にも似合う「ポニーテール」

特徴的なポニーテールの立神あおいが描かれる、『キラキラ☆プリキュアアラモード』DVD10巻(マーべラス)

『キラキラ☆プリキュアアラモード』(2017年)の立神あおい/キュアジェラートもポニーテールの女の子ですが、テール部分がウェーブのかかった髪がボリュームいっぱいに処理されているため、あまりそうだと気づかないデザインをしていました。それは、あおいのモチーフがライオンなので、髪形がたてがみを意識したものになっているからでしょう。もちろんライオンのメスにはたてがみはありません。

 あおいのもうひとつのチャームポイントは八重歯です。これもライオンモチーフでしょうが、プリキュアでは初めて採用になりました。社長令嬢のお嬢様でありながらワイルドなイメージがあり、ロックバンドのボーカルをつとめています。口癖は「燃えてきた!」で、テンションが上がった時にたびたび叫んでいました。

 青い髪に黄色いリボンでポニーテールにしているのでキレイな色合いになっています。キュアジェラートに変身した後はテール部分のボリュームがさらに拡大し、よりライオンのたてがみ的なイメージとなっていました。

 最後にご紹介するポニーテールの女の子は、『トロピカル?ジュ!プリキュア』(2021年)の夏海まなつ/キュアサマーです。髪を左側に寄せているのでサイドテールにも見えますが、完全な真横でなく斜めになっているのでポニーテールと考える人も多いため、今回はポニーテールということでご紹介しました。

 どんなことにも前向きで好奇心の塊。クルクルと変わる表情も豊かで、離島暮らしだったせいか野生児的な一面も持っています。入学直後、やることをひとつに決められなかったことから、今一番大事なことをやる部活動として「トロピカる部」を設立しました。この「トロピカる」はまなつの口癖で、自身の説明によると「常夏の太陽みたいにキラキラまぶしい幸せな気持ちが、胸の奥からこうブワーっと湧き上がってくるような感じ」とのこと。

 普段は明るい茶髪を黄色のリボンでまとめていますが、キュアサマーに変身後は金髪に水色とピンクのグラデーションが入り、髪を止めるリボンはハイビスカスの花と白と緑の布のついた髪飾りに変わります。

 この4人がプリキュア変身前の普段の髪型がポニーテールな女の子たちでしょうか。近い髪形のキャラクターとして、『スイートプリキュア♪』(2011年)の南野奏/キュアリズム、『ドキドキ!プリキュア』(2013年)の相田マナ/キュアハートや『魔法つかいプリキュア!』(2016年)の十六夜リコ/キュアマジカルなどがいますが、これはハーフアップという後ろ髪の上半分だけをアップにした髪形だそうで、明確にポニーテールとは違うそうです。

 ポニーテールは髪を後頭部で一つにまとめて垂らした髪型。……そう定義づけされているそうです。髪形ひとつとっても、単純なようで奥深いものがありますね。

 今回、プリキュアの変身前の姿でポニーテールの女の子たちを4人ご紹介しました。髪形は一緒でも、それぞれが個性的なキャラだと思います。あえて共通点を考えると、あふれるばかりに元気いっぱいという点でしょうか。やはりポニーテールという髪形は、元気で健康的というイメージがありますよね。

(加々美利治)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください