動物愛護センターからの着信に依頼の直感 3団体の連携で保護された子犬7きょうだい 哺乳瓶が大のお気に入り
まいどなニュース / 2024年4月11日 17時30分
2024年初めのこと。福岡県を拠点に主にワンコの保護活動を行うボランティアチーム、わんにゃんレスキューはぴねす(以下、はぴねす)の代表の携帯電話に、福岡県の北九州市動物愛護センターから着信がありました。
本業の仕事中で出られなかったものの、着信履歴を見て直感。これまでの経験から「北九州市の動物愛護センターから、ということはもしや…」と電話に出てみると、想像通りの内容でした。「乳飲子が収容されているのだが、引き出してもらえないか」というもの。過去にも複数回同様の件があったため、直感したのでした。
かけ直し、詳しく話を聞くと、7匹もの乳飲子がいるのだ、と。その数に代表は頭を悩ませました。
はぴねすの呼びかけで2団体が保護に協力
代表の自宅はもちろん、はぴねすの預かりメンバーも複数の保護犬を抱えておりキャパオーバー。はぴねすだけで保護できるとしても2匹ほどです。かと言って、残りの5匹をそのままでは命にもかかわります。
代表は2つの団体に3匹と2匹に分けての保護をお願いしました。はぴねすでは2匹を保護し、無事乳飲子の行き先を決めることができました。
熊の赤ちゃんのようなかわいい2匹
はぴねすで保護した2匹は預かりメンバーのKさんが引き受けてくれることになりました。この2匹はきょうだいで、オスは「デカオ」、メスは「チビ子」という名前をつけてました。いずれも真っ黒の毛並みで、熊の赤ちゃんのようなかわいいルックスです。代表は「この子たち、成犬になったらどれくらい大きくなるのか全く見当がつきません」と笑っていました。
メンバーのお世話のもとですくすく成長中
当初、2匹はいずれも哺乳瓶でミルクを飲むのを嫌がり、Kさんはひと苦労したようですが、献身的な世話を受け2匹とも哺乳瓶を好むようになり、当初あれだけ嫌がっていたのに哺乳瓶がないとご機嫌が悪くなるほどに。
かわいいエピソードですが、その後もまた一苦労。生後1カ月頃には離乳食の練習を始めることにしましたが、ここでもなかなか食べてくれません。そして、相変わらずの哺乳瓶大好きの2匹。それでも今日もスクスク成長を遂げています。
ピッタリの里親さんとのマッチングを経て幸せな犬生へと繋いであげるべく、スタッフは今日も2匹の世話を続けています。
わんにゃんレスキューはぴねす
https://ameblo.jp/happines-rescue
(まいどなニュース特約・松田 義人)
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