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ノーリードの犬に襲われた!小学生女児2人だけで散歩…「リード」は犬の命綱「大人の付き添いナシは絶対ダメ」

まいどなニュース / 2024年5月29日 7時0分

安全のためダブルリードをつけて愛犬の散歩をしていると……ノーリードの中型犬が襲いかかってきた!(画像提供:みのかさ さん)

元保護犬で、5歳になるイングリッシュ・セッターの女の子、麦ちゃんと暮らす、みのかさ(@inekaratukutta)さん。X(旧Twitter)やInstagramを通して、優秀な猟犬種であるセッターらしい高い運動能力を誇る麦ちゃんのパワフルで楽しい様子を日々発信している。

この日の夕方、いつものコースを麦ちゃんと散歩していた、みのかささん。車の往来もあるY字路に差し掛かった時、思わぬ事態に見舞われた。

ノーリードの犬が攻撃態勢で突進!散歩主は小学生女児だった…

「散歩中にリードを振り解いて走ってきた中型犬に襲われました。噛まれる前にリードを踏んで止めることができたけど、本当に危なかった。中型犬を連れていたのは女子小学生2名。しかも犬は他所の家の犬でした。お前たちは命を危険に晒した責任をとれるのか、と厳重注意して解散したけど、またもやもやしてる」

驚くフォロワーさんの反応に対し、みのささんは続けて詳しい状況を投稿。

「Y字路の分かれ道側から走ってきたからね。相当ヤバい犬だったよ。子どもたちには死んでもリードを離すなって、リードの持ち方も教えた。転けようが腕がもげようが離すなって。飼い主の家にも突撃しようと思ったけど、田舎の犬ってこんなもんだから苦情を言っても響かないと思ってやめた」

「それにしても我が家の麦ちゃんはとてもいい子だった。襲われた(未遂)のにおとなしく待ってるんだもん。子どもたちに説教してる間、鳥さん探してた。ブレない」

「犬」の瞬発力や運動能力を舐めないで!

みのかささんの愛犬、麦ちゃんは、みのかささんと共にアジリティ(犬の障害物競走)のトレーニング中ということもあり、呼び戻しなどの基本的なコマンドは習得済み。また、猟犬種らしく、散歩時にすれ違う人間や犬よりも「野鳥」を探し出すことに興味津々だった点も、今回の事故回避に役立ったという。

「散歩に行かせた大人にお灸をすえたい」
「自分ちの犬ではない中型犬を小学生に、しかも大人の付き添いナシはダメ駄目ダメと思います」
「(犬と触れ合いたいなら)犬カフェ行ってよ」
「犬はぬいぐるみじゃないんだよ。力あるんだよ」

多くのコメントも寄せられた今回の事故について、みのかささんに聞いた。

襲撃してきた犬のリードを足で踏んで制止

ーー誰もケガがなくて良かったです…。事故時の状況を教えてください。

「Y字の分かれ道に差しかかった時、犬と子どもが来ていることに気づいたため、かち合わないように子どもたちが来た方とは別の道を選んで進んだのですが、当該犬に気づかれたみたいで、『あっ待って』という子どもの声が聞こえた後、歯を剥いた中型犬が攻撃態勢で走って来ました」

ーー襲いかかってきた犬のリードをとっさに足で踏んで制止されたそうですね。

「はい。その後、突進してきた犬のリードを上に引っ張り、身動きが取れないようにすると、おとしくなりました。逆らったらあかんやつ(私)にケンカを売ってしまった…と思ったのかもしれません。ずっと暴れ続けるような犬じゃなくて良かったです。中型犬からしたら、自分の縄張り(散歩コース)に入ってきたヨソ者を排除するつもりだったのかもしれません。ただその場所は、私たちもいつも散歩してるコースなんですけどね……。でも今までこの中型犬を見たことはなかったです」

「リード」は犬の命綱。子どもだけで持たせないで

ーー当該犬を散歩させていたのは、その犬の飼い主ではないお家の小学生の女の子たちだったそうですが……。

「小柄な10代の女児2名でした。2人とも犬を飼ってない家の子であることは知っていたので、『どこの犬?』と聞くと、その子らの家の近所に住む高齢の方の飼い犬でした。『お散歩に連れて行っていいよ』と言われたため、犬を連れ出したそうです」

ーー女子児童2名に対し、子どもだけでリードを持つことの危険性を伝えた、とポストされていましたね。理解してくれた様子でしたか?

「絶対に犬のリードから手を離してはいけないこと。今回は犬同士がケンカになる前に制止できたけど、連れていた犬もうちの犬もケガをする可能性があったこと。そして、車が来ていたら犬が轢かれていたかもしれず、あなたたちが犬たちの命を危険にさらしたこと。そして、あなたたちはその責任を取れるのか?といったことを伝えました。

子どもたちは理解してくれたと思います。近所のババア(私)に犬を離したことを真剣に怒られた!と、記憶の片隅にでも置いてもらえたら万々歳です。将来きっと気をつけてくれるでしょうから」

大人(飼い主)はトラブル回避の工夫を!

事故の後、「子どもの手前、毅然としていましたが、本当はガクブルしておりました」と、ポストしていたみのかささん。

被害側になった犬はもちろん、加害側になった犬と飼い主にとっても、犬の咬傷事故は不幸な結末しか待ち受けていない。また、人間に被害が及んだ場合は、直ちに地域の保健所に届出をする義務があり、加害犬と飼い主に厳しい処分が下される可能性がある。不幸な事故を未然に防ぐため、飼い主それぞれが責任ある行動を取ることが重要だ。

「『うちの犬は大丈夫だから』とおっしゃる方もいますが、絶対に大丈夫ということは絶対にないです。動物ですから、人間よりも突拍子もないことをします。同じく、子どもも突拍子もないことをします。『うちの子は大丈夫』も絶対にないです。どんなにワンちゃんが小さくても、何が起こるかわかりません。リードは必ず大人が持ち、子どもだけで犬の散歩をさせることは絶対にやめてほしいです。

すべての飼い主さんは、どうかトラブルを未然に防ぐ工夫をしてください。犬に負けない筋力と体力を鍛えるも良し、ダブルリードにするも良し、犬とトレーニングをして逸走の可能性を減らすも良し。できる限りトラブルの発生率を下げて、不幸な犬を増やさないための工夫とご協力をお願いします」(みのかささん)

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ かな)

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