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「もっと遊ぶんだい!」部屋中を走り回る子犬 と思ったらへそ天でグーグー 天真爛漫なあなたに朗報が届いたよ

まいどなニュース / 2024年6月18日 17時30分

生後1カ月にして保護されたオスの子犬・ポノ

ポノは生後1カ月ほどできょうだいと一緒に保護された野犬です。きょうだいの中で一番気弱で甘えん坊で、このルックス。成長すればさぞやイケメンならぬイケワンになることでしょう。

保護した団体・スリール~犬達の幸せ探し~(以下、スリール)の預かりボランティアさんは、ルックスだけでなく立派なワンコに成長してくれるよう世話を続けることにしました。ただまだこの月齢です。予想だにしないかわいい行動を度々起こすポノなのでした。

ワンプロをけしかけ過ぎて姉妹犬に叱られた

一緒に保護された姉妹犬のラキは物おじしない性格で、ポノはその後ろを追いかけ真似するばかり。

ポノに対してラキはちょっと下に見ているような感じもあり、度々ワンプロを仕掛けます。「ヤメてよー」と抵抗するポノでしたが、後に「これは遊びなのだ」と理解すると、逆にラキにワンプロを挑むように。

ただし、空気を読むことはまだできないようで、ラキの機嫌の悪そうなタイミングでワンプロをけしかけてしまい、「そういう気分じゃないのよ!」と叱られシュンとすることもありました。もっとも立ち直るのも早く、数分後にはまたワンプロに誘って怒られる…こんなことを繰り返してしまうかわいいポノなのでした。

「寝るのイヤ!」と遊び続ける途中でヘソ天で爆睡

預かりボランティアさんが「もう寝る時間だよ」と話しかけても、ポノはなかなか寝てくれません。「もっと遊ぶんだい」と部屋中を走り回り、またラキに冷たい視線を浴びますが、走り回っている途中で疲れてしまうといつの間にかグッスリ。「酔っ払っているんですか」と言いたくなるほどのヘソ天でグデーンと眠りにつき、イタズラしても全く起きません。

元気いっぱい、慎重のように見えてオッチョコチョイなマイペースなポノ。預かりボランティアさんは目を細めながら世話をし続けました。

ボラさんの願いは里親さんにバトンタッチ!

子犬の成長は早いもので保護から1カ月ほどでポノは随分大きくなりました。

保護当初の予想通りイケワンに一歩ずつ近づくポノを前に、預かりボランティアさんはあらためて惚れ直した様子。成長するにつれ、空気を読んだり言うことを聞くようにもなり、この点はおてんばのラキよりも一歩リードしているようです。

「ずっとのお家をつかむ日もそう遠くはないだろう」とみなが考えていた折、「迎え入れたい」という里親希望者さんが現れました。

まだ幼いポノにはクリアしなければいけないことがいっぱいあります。でも1カ月でいろんなことを学んだポノなら、この先もさらにお利口さんに成長してくれるでしょう。「ルックスだけでなく立派なワンコに成長してほしい」という預かりボランティアさんの夢は、ここで里親さんに託されました。

ポノ、もっともっとナイスガイに育つんだよ。

(まいどなニュース特約・松田 義人)

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