「シュールすぎる」無料ヘルスケア情報誌の表紙に反響 マスクメロンにパック→「乾燥肌」、頭の中で太鼓→「頭痛」

美容の大敵、乾燥肌をなんとマスクメロンで表現…話題の健康情報誌の編集長にインタビューしました

ユニークな表紙の健康情報誌が話題を呼んでいます。アイセイ薬局が2010年から制作、無料配布を開始した「ヘルス・グラフィックマガジン」。乾燥肌の特集には、ヒビが入ったマスクメロンに美容パック。食中毒には噴水の画像。ひねりのあるアプローチに思わず唸ってしまいます。編集長に話を聞きました。

――医療や健康情報誌とは思えない、かわいい表紙です。

編集長：医療・健康系の情報誌は、どうしても「カタい」「むずかしい」というイメージがありますよね。せっかく役に立つ情報を掲載していても、まず読んでもらわないと何も伝わらない。なので、手に取ってもらうために表紙のビジュアルは見過ごせないものにしよう！と。このコンセプトは創刊時から変わっていません。

――中でも反響が大きかった表紙はどれですか？

編集長：創刊10周年記念のキャンペーンで表紙総選挙を実施した際、2013年3月発行の「鼻炎」号が1位に選ばれました。2位が「夏バテ」号、3位が「頭痛」号で、このあたりは今でもSNSで取り上げられるくらい人気の表紙です。

――どのように決めてるんですか？

編集長：社内外のメンバーで組んだ編集チームが会議を積み重ねてデザインを詰めていきます。多いときで100案くらい考えることもあるんですよ！ツッコミどころがあったり、いろいろと想像できるものを選びます。話題になる表紙や人気のある表紙は、SNSでもよく突っ込まれています（笑）。まず興味を持っていただかないと読まれないので、一般的な医療情報誌や健康情報誌とは一線を画す、インパクトのある表紙を心がけてます。

――初めて表紙を見た方に一言。

編集長：まずは何も考えず楽しんでください。そして是非SNS等でツッコんでください！全号、アイセイ薬局の公式ホームページで見られますので、お気に入りの表紙を探してみるのも楽しいかもしれませんね。もちろん、表紙をきっかけに中面を読んでいただけると嬉しいです。

為になる健康情報を、分かりやすく楽しく掲載しています。ご自身がまだ気にならない症状であっても、あらかじめ知識として持つことはとても大切。ご家族や大切な方が悩んでいるテーマがありましたら、オススメしていただければ嬉しいです！

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SNSには「ハイセンス」「どこから見つけてくるんだ」「額縁に入れたいくらい好き」との声も。現在の発行部数は12万部にのぼり、フィットネスクラブ、図書館、フリーペーパー専門店など　全国600拠点以上で手に取ることができ、Webでも無料で閲覧可能。肩の力を抜いて読める医療・健康情報誌。健康な方にもおすすめです。

（まいどなニュース特約・ゆきほ）