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「下津井をバイク好きの聖地にしたい」 室内ガレージ10台分、愛車眺めながら語り合える一棟貸しの宿が7月オープン

まいどなニュース / 2024年6月26日 16時0分

居間と一体的に整備したガレージ

 本州と四国を結ぶ瀬戸大橋のたもと、岡山県倉敷市下津井地区で7月1日、一棟貸しの宿泊施設「下津井宿 風待汐待(かぜまちしおまち)」(同市下津井)がオープンする。移住者の会社員長谷川達也さん(37)=同所=らが趣味を生かし、バイク愛好者向けに室内ガレージなどを備えた施設を整備。「瀬戸内海を臨む風光明媚(めいび)な下津井を、バイク好きの聖地にしたい」と張り切っている。

 観光施設「むかし下津井回船問屋」(同所)にほど近い町並み保存地区の空き家(木造2階延べ約160平方メートル)を改装。和洋の3LDKで最大10人まで宿泊できる。持ち込んだ食材で自炊ができ、連泊者も利用しやすいよう容量が大きい冷蔵庫や洗濯機、乾燥機を置いた。

 最大の特徴は、リビングダイニングと一体的に整備した室内ガレージ(約50平方メートル、最大10台収容)。「愛車を眺めながら室内で仲間たちと語り合える夢の空間」(長谷川さん)として、部屋とガレージの境目はガラス戸で仕切り、洗車スペースも設けた。土間のタイルや室内の壁は瀬戸内海をイメージし、青色を基調としたデザインで統一した。

 長谷川さんは2021年5月、東京から下津井地区に移住。工務店勤務の傍ら、地元海産物を使ったおむすびを製造して市内外のイベントなどで販売し、下津井をPRしている。

 「将来的にはおむすびをはじめとした飲食店やサウナも併設したい」と長谷川さん。「バイカーやサイクリストが家族や友人グループで泊まる施設にしたい」と話している。

 料金は基本1泊3万5千円(1人当たり3千円を加算)。身近な買い物などに使える軽自動車を無償で貸し出す。宿泊予約は施設のホームページから。

(まいどなニュース/山陽新聞)

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