「長篠の戦い」跡地に掲げられた注意書きが話題「背筋が伸びました」「帰り道気をつけろよ」が怖すぎる

織田信長・徳川家康連合軍と武田勝頼軍が雌雄を決した設楽ヶ原（愛知県新城市）。この戦いは「長篠の戦い」として現代でもよく知られている

古戦場に掲げられた注意書きがSNS上で大きな注目を集めている。

「めっちゃ記憶に残ってるのこれ。」と件の注意書きを紹介したのは愛知県出身で、現在は台湾でお勤めの元台湾留学生ばななさん（@banainai_tw）。

「ここに駐車の皆様へ
この付近一帯は設楽原決戦で多くの将兵の血が流れた遺恨の地です。死者の霊に背くようなゴミ捨てや排尿便をして交通事故などに遭遇しないように、各自気をつけて下さい。」

と書かれたこの注意書き。この一帯は1575年に織田信長・徳川家康連合軍と武田勝頼軍が雌雄を決した設楽ヶ原。

この戦いは現代も「長篠の戦い」としてよく知られているが、たしかにそう言われると気が引き締まる。

ばななさんに話を聞いた。

ーーこの注意書きを見つけた経緯は？

ばなな：数年前の7月、ちょうど日本に帰国していた時に見つけました。

ーー最初の印象は。

ばなな：この地区は実際合戦があった場所なので、確かにゴミなんて捨てたらたたられそうだなと思いました。

ーー投稿への反響について。

ばなな：普段、発信している台湾情報よりも伸びてしまって、ちょっと複雑な気持ちです。

◇　◇

今回の投稿に対し、SNSユーザー達からは

「わー、これ見ました！背筋がピンと伸びました。」
「『別にゴミ捨てるなとも立ち小便するなとも言わないけど、帰り道気をつけろよ』なのが怖すぎる」
「脅迫罪になるわけでも品位に悖るわけでもない、絶妙なラインを攻めた注意喚起文で惚れ々々する」

など数々の驚きの声が寄せられている。読者のみなさんも古戦場か否かに限らず、ゴミの不法投棄など野外でのマナー・モラルに反する行為はくれぐれも謹んでいただきたい。

今回の話題を提供してくれたばななさんはSNSを通し、日々、台湾のリアルな生活の模様を発信している。ご興味ある方はぜひチェックして台湾への理解を深めていただきたい。

（まいどなニュース特約・中将 タカノリ）