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災害に備えて…断水時の対策も忘れないで! 少ない水で洗濯に使えるなど、意外に役立つのは?

まいどなニュース / 2024年7月10日 7時20分

断水時に、少量の水で洗える洗濯方法とは?(sorapop/stock.adobe.com)※画像はイメージです

「地震が起こった後の断水を甘く見ている人が多すぎる」

緊急時に役立つ情報をX(旧Twitter)などで発信されているいくみさん(@193fp)。断水に際して必要なものや、その時に役立つライフハックを紹介し、注目を集めました。

防災グッズや備蓄を用意 意外に役立つのは…?

地震・台風・火災…そんな災害に、自分がいつ見舞われてしまわないとも限りません。そのような事態に向けて、日頃から防災グッズを準備したり、備蓄をしておいたりすることはとても重要です。

“断水”への備えもその一つ。

Xのポストによると、いくみさんは、被災して1か月間水が使えない――という経験をされた方に、その時に必要だったものについて聞いてみました。するとその方は、「携帯トイレ」「ペットボトルの飲料水」「大きな体ふきシート」と答えたとのことです。いくみさんは、それらを家族の人数分ちゃんとストックしているといいます。

またポストでは、さらに準備しておくと役に立つという意外なものも紹介されていました。それは、どの家庭にもある“ポリ袋”です。

洗濯もできる! 準備しておいて損はないポリ袋の使い道

ポストにて、いくみさんはそんなポリ袋の使い方についても紹介しています。

ポリ袋が絶大に役立つ場面――それは、洗濯時だといいます。

通常、衣類を洗濯する際には、大量の水が必要になります。しかし、断水によって水道から水が出ないとなると、たとえ生活水を備蓄していたとしても、使える量は著しく制限されてしまいます。しかし、ポリ袋を使えば、わずかな水の量でも洗濯ができるといいます。

①密閉できるポリ袋やビニール袋に洗濯物と少量の洗剤、水を入れてしっかりと閉めて、もみ洗いする
②水を替えてすすぎ、洗剤を落とす
③よくしぼってから干す

洗濯専用の袋は市販もされていますが、いくみさんは「これ他の袋でもできるんじゃないか?」と、ポリ袋を使った方法を思いついたそうです。

「子どもの頃に、母が手洗いでギュギュッと押し洗いで洗濯していたのを思い出して、試してみました」(いくみさん)

いくみさんによる、断水に対する指摘、そしてポリ袋を使った洗濯の方法。

Xのリプ欄にも、多くの反響がありました。

「いざという時の備えは今のうちにしておかなきゃですね」
「台風で停電の経験があるので、災害時の知識と備えの大事さが本当によくわかります」
「水は命。甘くみると大変ですね」
「洗濯物の量が少ない時は、お水も少量で済みますしね」
「体調を崩しやすいシチュエーション…衛生面を保てるのは嬉しいです」
「『ポリ袋』は災害時の万能なスペシャルアイテムですね」

いくみさんによると、大きなポリ袋は他にも「避難中に雨が降った時の簡易ポンチョ」、「大雨などの際、トイレや排水溝からの水の逆流を防ぐための水嚢」としても使え、災害時のさまざまな場面で役立つとのこと。

さらに、これは災害等の緊急時に限った話ではありませんが、うどんをこねる時にもポリ袋は使えるそうです。

「昔、手打ち讃岐うどんの作り方を教わったのですが、ポリ袋を使って足で踏んでしっかりこねると楽にできるとのことで。良かったらググってみてください」(いくみさん)

普段から何気なく使っているポリ袋ですが、実はいろんなことに役立つ万能アイテムなのかもしれません。

犯罪被害にあった経験から…正しい知識で危険を回避して欲しい

いくみさんに、さらに詳しくお話を聞きました。

――今回、災害時の断水をテーマに発信をされましたが、いくみさんご自身も断水や水のトラブルに見舞われたことはあったのですか?

いくみさん:断水ではないですが、水道の蛇口が外れて、修理が来るまで使えなかったことがありました。その日は、ご飯を食べる際、ビニール袋やラップをお皿に敷いて、食器を洗わなくて良いように工夫しました。

――今回の投稿をはじめ、緊急時に役立つ情報を発信されていますが、このような活動をされるようになったきっかけは?

いくみさん:私はもともと、犯罪の被害者としてSNS活動をしていました。そのなかで、災害や事故で人生が変わった人たちとのご縁から、苦しい思いをしたのは自分だけでないことを知り、防げるものは防いで欲しいと思って、自分の知ってる限りのことを発信するようになりました。真面目にかたく書いてもあまり見てもらえないので、できるだけ分かりやすくポストしています。

――災害時について準備しておくこと・心掛けておくことなど、皆さんに伝えたいことは?

いくみさん:正しい知識をもてば、危険を回避できることもたくさんあります。でも、防災に対する常識が昔教わった内容と今とでは変わっていたり、住まいや行動範囲によっても対策は変わってくるので、ハザードマップ、住まいの状態、家族構成を踏まえてリスクを想定し、災害への対策を自分たちで考えることが大事です。

シミュレーションができるサイトもありますので、自分の家ならどうなのか?を知って必要な対策をしっかりと行ってほしいです。外出中に災害が起こってしまった場合に備えて、家族との連絡方法をみんなで共有しておくことも忘れないでください。

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・竹中 友一(RinToris))

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