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【猛暑の夏】小学生の7割「日傘を使いたい」…イマドキの理由とは?子どもの肌に与える紫外線の影響と対策

まいどなニュース / 2024年7月8日 7時10分

小学生の7割が「日傘を使いたい」と回答 ※画像はイメージです(photoAC)

今年も猛暑の到来が予想されている日本の夏。そんななか、小学生の7割が「日傘を使いたい」と回答したことが、医療脱毛専門院「リゼクリニック」(東京都新宿区)による「夏の紫外線対策と美容」に関する調査で分かりました。また、日傘を使いたい理由としては、「日焼けしたくない」が最も多くなったそうです。

調査は、全国の小学生(4年~6年)、中学生、高校生の女性、合わせて400人を対象として、2024年5月~6月の期間にインターネットで実施されました。

まず、「夏の日焼け」について尋ねたところ、全体の95.3%が「日焼けしたくない」(小学生86.7%、中学生95.9%、高校生96.0%)と回答しました。

そこで、「夏に”日焼け止め”を使っていますか」と尋ねたところ、全体の94.5%が「使っている」(小学生86.7%、中学生94.1%、高校生96.0%)と回答。

子どもの肌にあたえる紫外線の影響と対策について、同院の形成外科専門医の太田真澄医師は以下のように解説しています。

子どもの皮膚は薄く、大人と比べ紫外線の影響を受けやすいです。紫外線対策として、日焼け止めや日傘、帽子、サングラス、アームカバーなどがあげられますが、なかでも「日焼け止めの塗布」をおすすめします。

近年は、さまざまな種類の日焼け止めが販売されていますので、年齢や生活スタイル、肌状態などに合わせて選ぶと良いでしょう。また、レジャーなどの長時間のお出かけの際は、汗や水分で流れ落ちてしまうので、ティッシュなどで優しく拭き取ったあとにこまめに塗布しなおすのがポイントです。

続けて、「夏、通学やお出かけに”日傘”を使用したいですか」という質問に対しては、60.5%が「使用したい」(小学生70.0%、中学生63.5%、高校生56.5%)、26.3%が「すでに使用中」(小学生10.0%、中学生18.2%、高校生35.5%)と回答し、年次が上がるごとに日傘の使用率も増加していることが分かりました。

「日傘を使いたい(使う)理由」を複数回答で答えてもらったところ、小中高生いずれも「日焼けしたくない」(小学生79.2%、中学生84.2%、高校生94.6%)が最多となりました。

次点の回答を年次別にみると、小学生は「直射日光がまぶしい」「肌を綺麗に保ちたい」(いずれも58.3%)、中学生は「肌を綺麗に保ちたい」(60.4%)、高校生は「暑い」(71.2%)といった意見が挙げられ、過酷な夏を「少しでも快適に過ごしたい」「紫外線を遮り日焼けの防止に」と、子どもたちの間でも関心が広がっていることがうかがえる結果となりました。

なお、日傘が紫外線対策として優れている点について太田真澄医師は、以下のように解説しています。

紫外線対策として、帽子は頭が蒸れる、腕が日焼けしてしまうことがありますが、「日傘」だと身体全体を紫外線から守ることができる上、蒸れることもありません。日傘を差すことで自分の周りに大きな日影をつくることができる点は、ほかの紫外線対策グッズと比べ最大のメリットだといえます。

紫外線対策と併せ日傘を差すことで遮熱効果により涼しく感じ、発汗を抑制することができます。また、日傘により強い日差しを遮ることで体温上昇を抑え、熱中症リスクも低減できます。

   ◇  ◇

【出典】
▽医療脱毛専門院『リゼクリニック』

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