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エゴサって何? 尾野真千子のSNSとのちょうどいい距離感 秘訣は「面倒くさい」マインド

まいどなニュース / 2024年7月24日 11時0分

いつ会っても自然体の尾野真千子(撮影:石井隼人)

現在放送中の朝ドラ『虎に翼』の語りが好評の尾野真千子(42)。朝ドラの反響は本人にも届いてるが、そのどれもが目からではなく耳から入ってきたものばかり。なぜなら尾野はSNSを見ないから。その理由を聞いてみた。

SNSとの向き合い方

「SNSは一切見ないから“いい感じだよ”とか“話題だよ”とか反響を教えてくれるのは自分の周囲の人たちや関係者。自分の目からは入って来ません。私はSNSで何かを書き込んだり書き込まれたものを読んだりするのも、“え?面倒くさくない?”と思ってしまうタイプで。面倒くさがり屋だからね」と自分の性格を笑い飛ばす。

有用な情報をシェアしたり世界と繋がれたりする一方で、誹謗中傷や炎上などSNS上のトラブルは後を絶たない。そんな現状にあって尾野のSNSに対する距離の取り方は一つの考え方として興味深い。

エゴサって何?

「個人が自分の思いを発信できたりファンと交流したり宣伝したりと、SNS使用は一つの手だとは思います。でも書き込まれることって良いことだけじゃなくて悪いことも書かれるわけですからね。見ず知らずの一人に言われたことで気持ちが左右されるって…面倒くさくない?もちろん自分はどんな感じで言われているのだろうかと気にはなるよ?でもその感情も含めて面倒くさい。ネット上で自分の事を良く言われようが悪く言われようが、私は今の自分でいい。だからSNSは見ません」

ネットニュースはチェックするけれどコメントは読まない。エゴサという概念もない。

「エゴサ?エゴサーチ?そもそもどういうことがエゴサーチっていうの?」と笑いながら「あ、でもあれは見てるよ。食べログ!ウキウキしながらチェックしています」。実にちょうどいい付き合い方をしている人だ。

日本とフィリピン合作の映画「DitO」(7月26日公開)に出演。フィリピンで再起を図るボクサーの神山(結城貴史)の妻を印象深く演じている。

(まいどなニュース特約・石井 隼人)

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