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「死んだ犬が残していったモノ…」ありし日の姿が想像できる写真に「泣いた…」の声「間違いなくここにいた痕跡」

まいどなニュース / 2024年7月18日 7時20分

いつも飼い主さんの帰宅が待ち遠しくて嬉しかった、ストライプ1号さんの亡き愛犬、クッキーちゃん(画像提供:ストライプ1号(992カレラ4GTS)さん)

「死んだ犬が残していったモノ…」とつぶやき、ストライプ1号(992カレラ4GTS)(@c4gts992)さんがX(旧Twitter)に投稿した写真が大きな注目を集めた。

15万以上のいいねがついた写真に写っていたのは、鉄製の頑丈なドアの取手の下……小型犬が後ろ足で立ち上がり、「カリカリカリカリ……」と前足の爪で何度も引っ掻いたと思われる「痕跡」。

「お留守番している間はずっと玄関前で待ってたんだと思います。鍵を開けようと近寄ると『気配』でわかるんですよね。帰ってきたのが。いつも玄関カリカリしてました(泣)」と、「痕跡」についてXにそう投稿していたストライプ1号さん。

飼い主の帰宅をいつも全身で喜んでくれた愛犬の健気な姿が想像出来る「痕跡」に、多くのコメントが寄せられた。

一緒に過ごせた日々は「人生の宝」

「いつもここで待ってる」
「カリカリ引っ掻いてる姿が容易に想像できて泣いた」
「自分の家族が間違いなくここにいた痕跡」
「こんなに大切な傷もあるんですね」
「無知の私:何だ?ドアの白い所があるだけ? リプを読んだ後の私:うぅ……(涙)」

「痕跡」の主は、17歳で旅立ったという、ミニチュアダックスフントのクッキーちゃん。甘えん坊で可愛い、ブラックタンの女の子だったという。

「この子には少し寂しい思いをさせたと悔やまれます。しかし、いなくなってしまった後、今度は私が長いこと寂しい思いをさせられそうです。それでも一緒に過ごせた日々は私の人生の宝です。ずっと大好きです」と、Xに投稿していたストライプ1号さん。クッキーちゃんが残した愛おしい「痕跡」について、お話を聞いた。

「今度は私が寂しい思いをさせられそうです…」

ーークッキーちゃんの爪跡はいつ頃からつき始めたのですか?

「この家に越してからすぐに傷だらけになり、10年でここまで大きく傷が成長しました」

ーー扉を開けた時、クッキーちゃんはいつもどんな風に出迎えてくれたのですか?

「嬉し泣きのようなものすごい鳴き声で、いつもウレション(嬉し過ぎておしっこがちびってしまう状態)を撒き散らしてました」

ーーストライプ1号さんのことが大好きだったんですね。

「クッキーはもしかすると、自分のことを人間だと思っていたのかもしれません。少なくとも犬だとは思ってなかったのか、他の犬とは全く馴染めませんでした。とにかく甘えん坊で、私が家にいる間は絶対に側を離れませんでした」

ーーご家族はこのカリカリの跡をどんな風におっしゃってますか?

「元気だった頃はさすがに笑ってましたが、今では愛おしく思ってます」

ーー多くのリプライや反響について、「ここはたくさんの優しさと愛で溢れていて、涙なしではいられませんでした」と、投稿されていましたね。

「こんなにも多くの方からの温かいメッセージにびっくりしたと同時に、動物たちの愛情の深さと、彼らから本当にたくさんの幸せを分けてもらえることの素晴らしさをお伝えできたらと思いました」

◇ ◇

寄せられた反響のなかには、「我が家にも至るところに、そういう跡があります」「実家と同じで泣いてしまった」「今はまだだけど近い将来同じ思いするんだろうな…」といった、切ない声も多く見受けられた。

なお、「これはこのままにしておきたいですね」というコメントも寄せられていた、「痕跡」が残ったドアについてストライプ1号さんに伺ったところ、「引っ越す予定はないので、ずっとこの状態を維持していく予定です!」とのことだ。

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ かな)

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