「鉄鋼・金属業界」平均年収ランキング 2位は910.8万の「AREホールティングス」、1位は1241.5万、鉄鋼・エンジニアリング・商社の事業を統括

「鉄鋼・金属業界」で平均年収が最も高かった企業は？　※画像はイメージです（MIRACLE MOMENTS/stock.adobe.com）

日本国内540万社の企業情報を網羅した日本最大級の営業データベース『SalesNow DB』を運営する株式会社SalesNow（東京都渋谷区）は、このほど上場企業における「鉄鋼・金属業界の平均年収ランキングTOP10」を発表しました。その結果、平均年収が最も高かった企業は「JFEホールディングス株式会社」（1241.5万円）となりました。

ランキングは、2023年4月～2024年4月の期間に同データベースから商業登記や不動産登記、税務署の公示データ、官報公告記事、官公庁企業で公開されている情報やホームページ、SNSで自ら公開している情報をもとにデータを抽出し・ランキング化したといいます。そのほかの結果は以下の通りです。

▽鉄鋼・金属業界の平均年収ランキングTOP10

【1位：JFEホールディングス株式会社（1241.5万円）】
JFEグループを統括する持株会社です。JFEスチールでは鉄鋼事業、JFEエンジニアリングではグリーンエネルギーなどのエンジニアリング事業、JFE商事では鉄鋼原料など幅広い製品の商社事業を展開しています。

【2位：AREホールディングス株式会社（910.8万円）】
貴金属のリサイクルを行っている企業です。さまざまな産業分野から発生する貴金属・レアメタルが含まれたスクラップのリサイクルに取り組んでいます。廃棄物の無害化などの環境保全事業も展開しています。

【3位：白銅株式会社（899.3万円）】
非鉄金属および鋼、プラスチック材料の専門商社です。半導体やFPDの製造装置業界や航空宇宙業界等向けに、アルミニウム、伸銅、ステンレス、特殊鋼、プラスチック等の加工・販売を行っています。

【4位：神鋼商事株式会社（895.0万円）】
神戸製鋼グループの中核を担うメーカー商社です。鉄鋼、アルミ・銅、原料の金属本部と、機械、溶接の機械・溶接本部の2本部体制で、それぞれが独創的なビジネスを展開しています。

【5位：阪和興業株式会社（884.7万円）】
鉄鋼をはじめ、非鉄・金属原料、食品、石油・化成品、食品など幅広い商材を扱う商社です。中心となる鉄鋼事業では、多種多様な製品群であらゆる業界のニーズに応えています。食品事業では、多数のトップシェア品目を有します。

以降、6位「岡谷鋼機株式会社」（863.0万円）、7位「佐藤商事株式会社」（845.8万円）、8位「住友金属鉱山株式会社」（834.9万円）、9位「大和工業株式会社」（827.7万円）、10位「アルコニックス株式会社」（825.3万円）と続きました。

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【出典】
▽SalesNow DB