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「仕事に対する幸せ度」を自己採点すると…2024年の平均は「55点」で減少傾向 幸せ度は何ではかる?

まいどなニュース / 2024年7月16日 7時15分

「仕事に対する幸せ度」を自己採点すると何点? ※画像はイメージです(HML/stock.adobe.com)

みなさんは、現在の「仕事に対する幸せ度」を自己採点すると何点ですか。株式会社オープンアップグループ(東京都港区)が運営する『幸せな仕事総合研究所』が実施した「2024年度 幸せな仕事」に関する実態調査の結果によると、100点満点としたときの平均点は「約55点」となり、昨年度比で約1ポイント減少したそうです。

調査は、全国の10~50代の働く男女4578人を対象として、2024年5月にインターネットで実施されました。

調査の結果、現在の「仕事に対する幸せ度」の平均は、最高値100点中「約55点」となりました。ちなみに、幸せ度が「80点以上」と答えた人は23.6%で、各世代間での大きな差は見られませんでした。

これまでの調査結果と比較すると、2022年度と比較して約5ptの減少、2023年度比で約1ptの減少となっており、「仕事に対する幸せ度」が年々減少していることが分かりました。

また、「仕事が幸せな理由」については、「労働時間が適切で、残業や休日出勤が少ない」(20.1%)が最多となったほか、「会社の人間関係が良好、仲が良い」(18.0%)、「福利厚生などが整備されている」(16.3%)なども上位に挙がりました。なお、Z世代では、「福利厚生などが整備されている」(17.5%)が最多となっており、全体平均を若干上回る結果となっています。

次に、幸せな仕事の実現にも直結する「人手不足」について尋ねたところ、全体の60.6%が「仕事で人手不足を感じている」(強く感じる29.0%、やや感じる31.7%)と回答。

また、「人手不足を感じた瞬間」としては「十分な人員がいないため、作業時間が足りない場合」(53.6%)、「人手不足が及ぼす問題の改善に必要な策」については「人材の育成、スキルアップの機会創出」(40.3%)がそれぞれ最多となりました。

さらに、「会社・組織に望むスキルアップの制度」としては「専門知識や個人に必要なスキルを向上させるためのトレーニング制度」(21.2%)が最多となったのに対して、Z世代では「従業員が新しいスキルを習得し、自らの能力を発揮できるようなプロジェクトに参加する機会を提供する制度」(20.9%)が最も多くなっています。

最後に、所属する企業の「DX」について尋ねたところ、「DXが進んでいる」と答えた人は27.3%にとどまりました。

また「DXの必要性を感じている」(36.8%)と答えた人にその理由を聞いたところ、「人手不足の改善のため」(48.6%)が最も多く、次いで「コスト削減を図りたいため」(39.7%)、「データ活用の最適化を図っていきたいため」(31.9%)といった回答が続きました。

これらの結果を踏まえて同研究所は、「幸せな仕事の実現には、プライベートの充実も含む『ワークライフバランス』が1つの重要な要素になると考えられる」と説明。

そのうえで、「プライベートを充実できる時間の確保だけでなく、家賃補助・特別休暇・スキルアップ支援等、社員自身の生活を豊かにするための環境の整備まで、現代の企業は対応を求められているのかもしれない」と述べています。

   ◇  ◇

【出典】
▽株式会社オープンアップグループ調べ

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