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【弁護士の雇用実態】平均年収は20代で「783万円」…30代、40代ではいくらになる?

まいどなニュース / 2024年7月20日 17時2分

弁護士の平均年収は? ※画像はイメージです(polkadot/stock.adobe.com)

株式会社MS-Japan(東京都千代田区)が運営する管理部門・士業の総合転職サービス『MS Career(エムエスキャリア)』は、このほど「弁護士の雇用実態2024」の調査結果を発表しました。同調査によると、弁護士の年収の平均値は20代で「783万円」、40代後半で「1172万円」であることが分かりました。

調査は、転職エージェント「MS Agent」に登録のあった弁護士を対象として、2023年6月~2024年5月の期間にインターネットで実施されました。

まず、弁護士の「所属業種の割合」を調べたところ、54.3%が「法律事務所」、43.7%が「インハウス(弁護士法人を除く一般企業、あるいは学校法人や公益法人、行政機関などに所属し、役員や社員として働くこと)」となりました。

なお、「インハウス」の内訳をみると、割合が多い順に「製造」(8.1%)、「IT・通信」(5.7%)、「金融」(4.5%)という結果になっています。

「法律事務所」「その他士業事務所・コンサルティングファーム」「インハウス」の割合を年齢別に集計した結果、「法律事務所」の割合が多いのは20代(88.1%)と30代前半(70.8%)であったのに対し、30代後半以降は「インハウス」が6割前後と多くなっていました。

この結果について同サービスは、「近年では海外の企業との取引や海外に拠点を置く企業が増えた上に、コンプライアンス意識も向上していることから、一般企業でも弁護士の需要が高まっています」と説明。

そのうえで、「一般企業では、法律事務所と比較してリモートワークやフレックスなど柔軟な働き方が可能なケースが多いため、ライフイベントをきっかけにインハウスに転職する弁護士も多いようです」とコメントしています。

次に、弁護士の「年収」を調べたところ、全体平均値では「918万円」、全体の中央値では「840万円」となりました。

これを年齢別でみると、20代で「平均値783万円、中央値720万円」、30代前半で「平均値822万円、中央値775万円」、30代後半で「平均値907万円、中央値830万円」、40代前半で「平均値1035万円、中央値1000万円」、40代後半で「平均値1172万円、中央値1030万円」となり、年齢が上がるにつれて年収も上がっていることが分かりました。

また、業種別でみると、法律事務所が「平均値895万円、中央値800万円」、インハウスでは「平均値933万円、中央値900万円」となり、平均値で33万円、中央値で100万円の差がみられたそうです。

   ◇  ◇

【出典】
▽MS-Japan調べ

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