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本州と四国結んだ宇高連絡船の「廃線印」いかが?地元愛好会が特殊な「国鉄型いかり」をデザイン 岡山側・宇野港の飲食店で販売、グッズ展示も

まいどなニュース / 2024年7月17日 10時0分

玉野市のグループが作った宇高連絡船の廃線印

 かつて本州と四国を結ぶ大動脈として宇野港(岡山県玉野市)―高松港(高松市)間に就航していた国鉄連絡船を顕彰する玉野市のグループ「宇高連絡船愛好会」は、1988年の瀬戸大橋開通で廃止となった路線(航路)の記念品となる「廃線印」を作製した。連絡船が発着した宇野港第1突堤の飲食店で販売している。

 廃線印は、岐阜県飛騨市で旧神岡鉄道跡の活用を図るNPO法人が考案。全国の廃線顕彰団体に呼びかけ、国鉄倉吉線跡(鳥取県倉吉市)、南部縦貫鉄道跡(青森県)などでも販売しているという。

 愛好会の作った廃線印は、同連絡船と青函連絡船だけで使われた特殊な「国鉄型いかり」の朱印が特徴。さらに「岡山県宇野ヨリ香川県高松ニ至ル 旧宇高鉄道連絡船」などと記している。はがき大サイズで1枚300円。

 5月に「たまの・港フェスティバル」会場でお披露目し、第1突堤の産業振興ビルにある焼き肉店「雲龍」(玉野市築港)で販売を始めた。同店は愛好会の活動を応援しており、廃線印のほか宇高連絡船の関連書籍や色紙、乗船整理券などのグッズも展示している。

 愛好会の三村卓也会長(48)は「宇高航路の歴史を残す一つの手段として作った。日本の交通史で重要な役割を果たした鉄道連絡船を忘れないでほしい」と話している。

 問い合わせは三村会長(090―1337―7660)。廃線印の販売は雲龍(090―8603―6606)の営業時間に限る。

(まいどなニュース/山陽新聞)

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