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【熱中症対策】「日傘」は男性には浸透していない!? 対策に男女で差、若い世代の方が熱中症になった経験多く

まいどなニュース / 2024年7月23日 7時45分

熱中症対策は「日傘」や「携帯扇風機」で男女間に大きな差 ※画像はイメージです(polkadot/stock.adobe.com)

2024年の夏は、観測史上最も暑かった昨年を上回る厳しい暑さになるといわれており、より熱中症対策への意識が必要となってきます。株式会社mitoriz(東京都港区)が実施した「熱中症対策への意識や対策方法」に関する調査によると、実施している熱中症対策は「水分をこまめに摂る」が最多となりました。一方、「日傘」や「携帯扇風機」の利用は男女間で大きな差がみられたそうです。

調査は、同社が運営する消費者購買行動データサービス『Point of Buy』の会員3009人を対象として、2024年6月にインターネットで実施されました。

はじめに、「過去に熱中症になった経験の有無」を調査したところ、「複数回ある」(9.0%)と「1回だけある」(9.4%)を合わせて18.4%が熱中症になった経験があることがわかりました。さらに、「熱中症かは不明だが似た症状の経験がある」(27.1%)まで含めると45.5%となり、特に20代以下では60.6%と最も高い結果となりました。

続けて、2020年7月に運用が始まった「熱中症警戒アラート」について尋ねたところ、全体の79.0%が「知っている」と回答。

また、外出予定がある際などに「熱中症警戒アラートを気にしていますか」という質問には、半数以上が「気にしている」(気にしている16.0%、どちらかといえば気にしている38.6%)と答えています。

次に、「熱中症対策の実施状況」を調べたところ、「時々実施している」(30.7%)や「ほぼ実施している」(25.6%)などに回答が集まった一方で、「全く実施していない」はわずか8.9%にとどまりました。

なお、「熱中症対策を全く実施していない」と答えた割合を年代別にみると、20代以下が12.5%だったのに対して、60代以上では6.5%と年代が上がるほど減少傾向がみられました。

そこで、熱中症対策を「全く実施していない」と答えた267人を除いた2742人に「取り入れている熱中症対策」を複数回答可で聞いたところ、「水分をこまめに摂る」(92.2%)がダントツとなったほか、「快適な室温の管理(エアコンなど)」(51.2%)、「直射日光を避ける/日陰に移動」(45.7%)といった回答も上位に挙がりました。

男女別でみると、男性が女性よりも高かった項目は「塩分を補給する」(男性39.1%、女性37.8%)のみとなりました。また、「日傘をさす」(男性8.3%、女性56.0%)では約7倍の差がみられ、男性の日傘利用はあまり根付いていない様子がうかがえたほか、「携帯扇風機の利用」(男性8.7%、女性20.4%)といった項目で男女間の差が大きくなっていました。

熱中症対策で「水分をこまめに摂る」を選択した2527人に「水分補給のために飲んでいるもの」を複数回答可で聞いたところ、「水」(70.0%)が最多に。以下、「スポーツドリンク」(38.3%)、「お茶」(38.0%)などが続いています。

男女別でみると、「コーヒー」(男性8.1%、女性4.5%)や「エナジードリンク」(男性3.4%、女性1.7%)などで男女間の差がみられました。

最後に、熱中症対策で「塩分を補給する」を選択した1051人に「塩分補給のため摂取しているもの」を複数回答可で聞いたところ、最も多かったのは「塩タブレット」(39.4%)でした。次いで「塩あめ」(37.2%)、「スポーツドリンク」(34.3%)が続きました。

男女別で比較すると、「塩あめ」(男性3.4%、女性1.7%)は男性のほうが多くなった一方、「梅干し」(男性16.2%、女性28.2%)では女性のほうが多くなっていたそうです。

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