前足で器用に食べる外猫 口元の病気だった 無事に保護され患部を治療 元気を取り戻した
まいどなニュース / 2024年9月3日 15時30分
関西のとある民家の敷地に度々姿を現すようになった外猫さん。どうも口に病気を抱えているようで、民家の方がエサをあげても口にする度に大きく声をあげ、とにかく痛そうです。この口の痛みのせいか、エサを前足で食べる姿も見せます。
痛々しい姿を見てしまった民家の方は「病院に連れていってあげたい」と考えるようになり、猫のサポートをする会社「ねこから目線。」に安全な捕獲保護を相談しました。
捕獲器の中のエサを、確かに手ですくって食べ始めた
「ねこから目線。」のスタッフは、外猫さんが現れる時間よりも先に現場に訪れ捕獲機を設置しました。捕獲機の設置を外猫さんに見られないようにするためです。
スタッフ、民家の方が待機する中、ようやくいつもの時間通りに外猫さんが姿を現しました。「お腹空いたー! やっとエサの時間だ!」とルンルンの足取りです。外猫さんは見慣れぬ捕獲機に一瞬戸惑いながらも、エサを目指してどんどん捕獲機の中へ。
そして、聞いていた通り、エサをすくいあげてバクバクとうれしそうに口にしています。なかなか珍しい姿に戸惑うスタッフでしたが、ここで捕獲機を作動させ無事に外猫さんを捕獲保護。ホッと胸を撫でおろしました。
抜歯などの大がかりな治療を経て健康を取り戻した
捕獲保護の後、外猫さんの口の状態を目視すると、確かにとても悪そう。触ればまた大きな鳴き声をあげました。
スタッフはすぐに懇意の動物病院「のらねこさんの手術室」に連れて行き、適切な治療を実施してもらうことにしました。抜歯などにも及ぶ大掛かりなものでしたが、のちに外猫さんは健康を取り戻し、再びリターンされることとなりました。
外猫さんは、今も民家の方のところに度々やってきてはエサを食べています。
口が治った今も前足ですくって食べるクセは相変わらず。その独特の動作がまたかわいらしく映ります。そして、今日も助けてくれた民家の人、近隣の人たちを癒し続けているそうです。
(まいどなニュース特約・松田 義人)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
会社の外通路で暮らす黒猫 目が腫れ食欲ゼロに 保護・治療を受けまん丸お目めのかわいい顔でリターン
まいどなニュース / 2024年9月4日 15時30分
-
屋根から降りられなくなった飼い猫 消防隊員が駆け付けるも「これは無理です」 飼い主のSOSは届くのか
まいどなニュース / 2024年9月3日 17時30分
-
ハーネスが抜けて飛び出した飼い猫 ミッションは数日以内の保護 雨の予報に飼い主の焦りは募るばかり
まいどなニュース / 2024年9月2日 15時30分
-
お母さんとはぐれたの? 天井裏から聞こえるか細い鳴き声 穴を開けて調べると…
まいどなニュース / 2024年9月1日 17時15分
-
交通事故の多発スポットに現れた三毛猫 エサやり場に来たところを保護された 不安のない晩年になりますように
まいどなニュース / 2024年8月16日 15時30分
ランキング
-
1不本意な異動の断り方「会社を辞めます」はNG。ひろゆきが考える“ズルい”言いまわし
日刊SPA! / 2024年9月6日 8時46分
-
2「本当にうまい定食屋」に実は共通している特徴。“早い、安い、美味しい”には理由があった
女子SPA! / 2024年9月7日 15時44分
-
3果物の“皮”は食べてもOK? 実は“中毒症状”出る場合も 注意点を管理栄養士が解説
オトナンサー / 2024年9月6日 20時50分
-
4東京駅に「11~13番線」が存在しないワケ。不思議な欠番の背景に「ぎくしゃくとした関係」が?
オールアバウト / 2024年9月7日 20時15分
-
5飼い犬が「人の食べ物」欲しがる…もし与えたらどうなるの? リスクを動物看護師に聞く
オトナンサー / 2024年9月7日 20時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください