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落雷で中止になった花火大会 実際にこれほどまでとは…今後も不安定な天気には要注意

まいどなニュース / 2024年7月27日 7時40分

すさまじい稲光が何本も!…話題になったヤガーさんの投稿(キャプチャ画像)

「花火どころではなかった…残念ながら雷雨の接近により直前に中止となった足立の花火ですが、30分ほど撮影を続けるとこんなに落ちてたんです」

フォトグラファーとして活動されている“ヤガー”ことTakahitoYagamiさん(@TakahitoYagami)が先日、花火大会が中止となった際の付近の空の様子を撮影。カメラに収められた光景に驚きの声があがっています。

7月20日、東京の足立区・荒川河川敷にて予定されていた花火大会“第46回足立の花火”でしたが、「雷を含む荒天」のため、開始直前に中止が発表されました。ヤガーさんは自身で撮影された写真を踏まえ、「これは中止で当然ですわ」とX(旧Twitter)にて私見をつづっています。

ヤガーさんはスカイツリー(墨田区)の上から会場付近の様子を撮影。もちろん、もともとは花火を撮影する予定でしたが予定を変更。花火の中止が発表された19時頃から30分ほどかけて会場付近の空の様子をデジタルカメラで撮影し、その連続写真を比較明合成しました。画像現像はAdobe Lightroom Classic、画像合成はAdobe Photoshopを使用したといいます。

結果、空から降り注ぐ驚くべき数の稲妻を確認。

花火大会の中止を受け、参加者のなかには落胆される方や不満を訴える方もいました。残念な気持ちも、十分よく分かります。しかし、短時間にこれだけの数の雷が落ちていたとなると、運営側の決断も致し方なかったようにも思えます。

驚きの光景をカメラに収められたヤガーさん。リプ欄にもたくさんの反響がありました。

「花火以上の撮れ高」
「物凄い落雷ですね!稲妻が都心でダンスしているみたいだ」
「まるで天変地異の前触れみたいですね」
「これだけ、落雷あれば中止は、納得ですね」
「流石、運営様の賢明な判断!見に行った人は残念だったけどまだまだ花火大会はあるから素敵な夏にできたらいいですね」

ヤガーさんに聞きました。

――撮影時の花火大会会場周辺の天気について。雷は肉眼でも分かるぐらいはっきりと見えたのでしょうか?またその時の周囲の反応は?

ヤガーさん:稲光は断続的に走っていましたので、しばらく外を見ていれば簡単に見え、雷が西から北に向かって空を移動していくのも良く分かりました。雷の様子はタイムラプス映像にもまとめて公開しています。スカイツリーの中にいた人たちは雷が見えるたびに歓声をあげていました。

――撮影場所のスカイツリー付近の天気は?

ヤガーさん:足立の花火会場からスカイツリーまではあまり離れていないので、ほとんど同じ天候だったと思います。スカイツリーにも雷が落ちていたようですが、室内なので音も含めて感じませんでした。

――当初の目的とはずれてしまいましたが、非常に意義のあるお写真を撮られたのではないかと感じます。

ヤガーさん:花火大会が中止となってしまったのは非常に残念でしたが、風景写真を撮り続けている自分からしても、今回のような写真が撮れたのは非常に幸運だったと思います。また、写真を見た人から「中止は英断だった」との反応も多く、ある意味、花火大会の運営に批判が集まらないよう、少しは役に立てたのかもしれません。

  ◇  ◇

酷暑、ゲリラ豪雨、落雷――近年は天候が不安定になりやすく、思わぬところで被害に遭ってしまう可能性もあります。お祭りや花火大会など、楽しいイベントがたくさん控えている夏ですが、もしもの時のために各自が心構えや対策をしておくことも必要かもしれません。

写真を通じて、大きな気づきを与えてくださったヤガーさん。夜景・星景を中心に風景写真を撮ってSNSで公開しています。「もし興味を持っていただいた方は普段お使いのSNSでフォローしていただければと思います」(ヤガーさん)

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・竹中 友一(RinToris))

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