枝豆を大量に保存しておきたい…ちょっとした「ひと手間」で、より美味しく 野菜ソムリエプロに聞いた

「枝豆」の美味しさを長くキープする方法とは※画像はイメージです（Koarakko/stock.adobe.com）

「枝豆」の美味しさを長くキープする方法を知っていますか？ニチレイフーズの公式Xアカウント（@nichirei_foods）によると、枝豆は収穫後からどんどん風味が落ちていくため、すぐに食べない場合は「茹でずに生のまま冷凍」しておくのが正解だそう。冷凍生活アドバイザー・野菜ソムリエプロの根本早苗先生に、適切な冷凍方法を聞きました。

生のまま冷凍で約1カ月保存OK

枝豆は生のまま冷凍するの前に、あらかじめ「塩揉み」をしておきましょう。このひと手間を加えることで、きれいな緑色を保てるほか、「えぐみ」が薄れてより美味しくいただけるとのこと。冷凍では約1カ月保存可能です。

①枝付きの場合は、ハサミでさやを切り離す。

※さやを切りすぎないように、付け根ぎりぎりの部分で切り離すこと。
②塩をふって軽く揉み、5分おく。
※枝豆300gに対して、塩大さじ1弱が目安。塩揉みして5分ほど時間をおくと、枝豆からアクや汚れが出てきます。
③ざるに移して軽く水洗いし、アクを流す。
④水気をキッチンペーパーで拭く。
⑤冷凍用保存袋に入れて、空気を抜くように口を閉じたら冷凍庫へ。

【解凍方法その1】たっぷりのお湯で茹でる

茹でる際は、サヤの両端をカットしておくことで、中の豆までしっかり塩味が付くそう。冷凍枝豆300gに対して、お湯1リットルを沸騰させ、塩大さじ1杯半を入れましょう。

①凍ったままサヤの両端を2〜3mmほど切り落とす。
②たっぷりのお湯に、凍ったままの枝豆を入れて約5分茹でる。

【解凍方法その2】オリーブオイルで焼く

茹でるのはもちろん、フライパンを使ってオリーブオイルで焼いても美味しいとのこと。冷凍枝豆をそのまま焼くことで、「旨みがアップ」するといいます。こしょうを振りかけたら、大人のおつまみに。

①フライパンに、冷凍用保存袋から出した、凍ったままの枝豆を入れ、オリーブオイルをひとまわしする。
②片面約3分、裏返して約3分炒める。
③表面に少し焦げ目がついたら完成。

▽出典
・ニチレイフーズ　公式X／生の枝豆は冷凍できます
・ニチレイフーズ　公式／【枝豆の保存】冷凍がベスト！味と食感を1カ月キープする保存テク