こんな小さな鮭でご飯をペロリ！？超シンプルな「極小鮭弁当」 ビリビリするくらい激辛の塩鮭…秋田名物「ぼだっこ」はすごいぞ

おいしそうなサバ弁当（sakura2424/stock.adobe.com）

日本の食卓に欠かせない食材の一つ、塩鮭。

各地でさまざまな製法があるようだが、特に塩辛いことで知られるのが秋田の「ぼだっこ」だ。今、SNS上ではそんなぼだっこが大きな注目を集めている。

きっかけになったのは秋田県秋田市で眼鏡店を経営するかもちゃんさん（@kamoyamegane）の

「げきから　めちゃしょっぱい
これが噂のw 見てる側から売れていく」

という投稿。

陳列棚に山積みされた「げきからぼだっこ飯」。と言ってもパックに白米と3cmほどの鮭の欠片が入っているだけなのだが、焼いていると表面が真っ白になるほどの塩分濃度だけあって、これで十分に白飯が進んでしまう秋田の定番弁当なのだ。かもちゃんさんに話を聞いた。

ーーこの写真はどちらで撮影を？

かもちゃん：秋田県大仙市にある「しぇしぇっとまるしぇ」の惣菜コーナーにて撮影しました。休みに趣味でよくドライブに行くのですが、今回は秋田県南方面へということでこちらに寄りました。道の駅みたいにいろんな物が売っている施設です。

ーーぼだっこはよく召し上がるのでしょうか？

かもちゃん：ぼだっこは子供の頃から食べ慣れているのですが、ぼだっこのしょっぱ過ぎる物は最近食べていないので価格も手頃だったので久々と思い購入しました。その際に写真を撮影したわけです。

ーーどんな味なのでしょうか？

かもちゃん：味の感想は塩辛く、舐めるように小さく齧っては白飯を頬張ると口の中で混ざり合って絶妙な鮭の美味しさを楽しめます。ただ子供の頃に食べたぼだっこはビリビリするくらい激辛だったので、それほどではないです。子供の頃のはビリビリ過ぎてすぐお湯入れてサラサラと食べてましたから（笑）。

ーー反響については。

かもちゃん：思ったより反響があって驚きました。コメントをくれた方の中にもぼだっこを全く知らない人が結構いてそちらに驚きました。あと、郷土料理とは私も知りませんでした。

◇　◇

SNSユーザー達から

「あーお茶漬けにしたら3つはいけるw」
「まま足りるがや？w」
「単品ライスに梅干し乗ってるみたいなのはよく見るけど、こういうのもアリだなー。」
「この『ぼだっこ』が一欠片あれば、他にオカズは無くともご飯を完食出来るww確かにメッチャしょっぱいけど、ご飯にピッタリで美味しいんだよねぇwww」

など数々のコメントが寄せられた今回の投稿。ぼだっこは各メーカーが通販でも扱っているので、ご興味ある方はぜひお取り寄せいただきたい。

なお今回の話題を提供してくれたかもちゃんさんは秋田市で1941年創業の「カモヤ眼鏡店」を経営している。日々、XやInstagaramでメガネや地域に関する情報を発信しているので、ぜひチェックしていただきたい。

カモヤ眼鏡店店舗情報
所在地：秋田県秋田市保戸野通町3-26

（まいどなニュース特約・中将 タカノリ）