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「長らく手首が痛い夫」その原因は? 愛猫家の苦悩と喜びに共感の声「私も同じとこに湿布貼ってる…」

まいどなニュース / 2024年10月16日 11時40分

ケツドラミングのテクニックに厳しいコテツくん(画像提供:コテツとまるさん)

4歳になるラグドールの男の子、コテツくんと、3歳になるブリティッシュショートヘアの男の子、まるくんの2匹の猫ちゃんと暮らす、コテツとまる(@mofu_kote)さん。コテツとまるさんのご主人は長らく手首を負傷しており、治療のため、整形外科に通っているという。

「夫が手首の痛みで長らく整形外科に通っているけど原因に心当たりがないらしい。唯一浮かんだのが、毎日数回猫に要求されるケツたたき…。まさかなぁ……」

そうつぶやき、ご主人が湿布を貼った手首で愛猫、コテツくんのお尻をトントンと叩いている写真をX(旧Twitter)に投稿したコテツとまるさん。

「猫様の要求のままに律儀にケツを叩き続けるケツドラマーの宿命か…」「夫は手首に爆弾を抱えながらケツドラマー道を歩んでる」とつぶやいていたコテツとまるさんに対して、同様の経験を持つ方から次々とコメントが寄せられた。

「手首を犠牲にしてたたくゴッドハンド」

「あるな。私も同じとこに湿布貼ってるもん」
「私も尺側手根伸筋腱鞘炎と診断されてまして。ねこ様たちの尻叩き…毎日2匹合計1時間くらい……まさかね」
「私も時々テーピングしないと物が持てないほど手首が痛いのですが…毎日合計1時間はおケツたたきしているので原因はソレか!と思いあたりました」
「うちの妹もジャラシで遊びすぎて腱鞘炎なった!」

猫好きの間ではよく知られていることだが、尻尾の付け根付近を強めにトントンと叩かれるのを好む猫は多い。

多くの励ましのコメントに対して、「手を抜くと噛まれるので真剣ですw」「手首を犠牲にしてケツをたたくゴッドハンドなのかもです」と、楽しいリプライを返していたコテツとまるさんに、ご主人が極める『猫ケツドラマー道』について聞いた。

すべては「ネコ様のご機嫌次第」

ーーご主人は毎日どれぐらいコテツくんのお尻を叩いているのですか?

「完全にコテツ様のご機嫌次第なのですが、夫は毎日数回『ケツドラマー』としてコテツに召集されます。回数や時間は完全に気まぐれ任せで、求められるまま、時には優しく、時には超ハードモードで叩きます。適当に手を抜くとすぐに見抜かれ、振り返ってたしなめられます。真剣にやらないといけません。また、すごく気持ちよさそうに叩かれていたと思っていたら突然怒り出し、『もうよい、下がれ!』とばかりにコテツが噛んでくることがあるため、引き際も大事です」

ーーコテツくんはママさんよりパパさんのドラミングがお好みだそうですね。

「そうなんです。どうやら夫の方が『ケツドラミング』に関しては技術が上なようで、コテツも夫に求めることが多いです。私にトントンを求める時はあくまでも、『夫がいないなら…まあ仕方ないか』といった雰囲気です。技術力の違いを感じさせられる瞬間です」

「ネコケツドラマー」ガチ勢

ーーご主人が負傷されているのは左手だけ?

「はい、左手だけです。湿布を貼って、黒いプロテクターを装着してネコケツに挑んでいます。ちょっとバンドマン風というか、厨二病風味だなと当初は思っていたのですが、整形外科で義肢装具士さんに作ってもらった本気のやつでした。まさに『ガチ勢』です」

ーー「ケツドラマー道としての覚悟」についてご主人はどんなふうにおっしゃってますか?

「『覚悟などない。ただ、コテツがゴロゴロ喉を鳴らして喜ぶから求められるままにひたすら叩き続けているだけです』と、淡々と語っていました。長年の積み重ねが自然と腕を磨き、腕を損傷したのでしょう…」

◇ ◇

今回のコテツとまるさんの楽しい「ケツドラマー道」のポストに対して、「相手がイヌなら、犬鞘炎なんでしょうなぁ」「ケツドラマー界のYOSHIKIを目指されて下さい」といった愉快なコメントも多く寄せられた。

「想像以上の反響にびっくりしました。しかも、『ケツドラマーで負傷仲間』が意外といらっしゃるとは!ケツドラマーの苦悩と喜びが、これほど共感されるとは思っていなかったので、非常に嬉しかったです。我々は孤独ではないんだと感じています」(コテツとまるさん)

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ リュウ)

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