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「レターパックの達人」現る→この送り方はアリ!?送料値上げで注目 日本郵便に聞いた

まいどなニュース / 2024年10月30日 7時5分

レターパックの最強の使い方とは?(west_photo/stock.adobe.com)※画像はイメージ

2024年10月から郵便物の配達料金も値上げとなりました。メルカリやヤフオク利用者など、ものを送ることが多い人たちには結構大きな問題ゆえに、X(旧Twitter)でも「いかに送料を抑えるか」が話題となっています。そんな中、乾いた熊@ドライベアさん(@drybear800)の投稿に、多くの人から驚きの声が集まりました。

「ヤフオクで部品頼んだら、出品者さんがレターパックの達人やった。だれもファンモーターがレターパックに入ると思ってなくて到着気づかずw」

それもそのはず、このポストに登場したレターパックの画像、「レター」とは名ばかりで、自立できるほど分厚い箱が写っています。どうやって梱包したのか!?と不思議なぐらい。

「もはやレターではない。笑」
「こんな梱包がアリなのか。。。」
「ポストに入らないサイズでもいけるんですねww」
「レターパックプロw」
「ライフハック過ぎますね、これ。赤は厚さ制限がないことを知りませんでした、今度から積極的に使っていきます」
「普通だとヤマト60サイズとかで1000円以上かかるところを…これはすごいです!」

驚きのコメントと共に、「窓口で駄目だと言われた」など、受け付けてもらえなかった経験談も。

「今は変形NGになったんじゃなかったっけ?確か注意書きにも書いてあったような。以前局員に聞いたら駄目って言われた気がするけど」
「コンビニバイト時代、ポストに入らないサイズのレターパックを客から受理して店長にバチギレされた経験あるけど…今は大丈夫なんか」
「郵便局の窓口でこれで出したら、『今回はいいですけど次回からしないでください』と言われたことあります。笑」
「京都市内の郵便局で聞いたら、Xで話題になっているのを知っていて『止めて下さいね』と言われました」

2種類あるレターパック。赤いレターパックプラスは厚み制限なし

日本郵便の公式サイトによると「レターパックは、A4サイズ・4kgまで全国一律料金で、信書も送れるサービスです。対面でお届けし、受領印をいただく『レターパックプラス』と、郵便受けへお届けする『レターパックライト』がございます。土曜日・日曜日・休日も含めて毎日配達いたします」とのこと。

今回、乾いた熊@ドライベアさんの家に届いたものは、赤い「レターパックプラス」。ちなみに青い「レターパックライト」は送る際「厚さ3cm以内」という規制があるが、「レターパックプラス」にはなく、これを利用して厚みのあるものを送ったことが話題になった。

3cm以上の厚みのものを送る際、何を気をつければよいのか、日本郵便株式会社の担当者の方に詳細を伺いました。

料額印面部分に要注意、切り取りなどのNGな加工は引き受け不可に

ーー話題となっているレターパックですが、この10月から値上げされたんですよね?

「はい、2024年10月1日から料金が変わりました。レターパックライトは370円→430円に、レターパックプラスは520円→600円となります。料金以外の条件については、変更はございません」

ーー今回のように変形させて立体物を送ることに、賛否両論コメントが出ています。実際のところ、どのような状態であれば引き受け可能なのでしょうか?

「レターパックプラスの引受可否については、 個々のレターパックプラスの現物を確認して判断することとなりますが、まずはレターパックは料額印面全体が確認できる状態で差し出しいただく必要がございます。また、一部の切り取りその他の加工がされたものはお引き受けできません。

<お引き受けができないレターパックの一例>

・料額印面部分の一部が中に折り込まれている
・レターパックの四隅を折り返した状態でテープ等で止められているなどにより、料額印面部分の全体が外観から確認できない場合
・料額印面部分が汚損されている
・レターパック封筒に切り込みを入れる
・切り取るなどの加工がされているもの

ご利用上の注意点については、 当社ホームページやレターパックに記載のご利用条件等でご案内しておりますので参考にしてください」

ーー料額印面部分とは、どの部分ですか?

「レターパックの料額印面とは、レターパック封筒の宛名を記載いただく面の左上にございます料金を表す部分です。汚れたり、棄損したりするとそのレターパックは無効となります」

ーー左上の四角に600と書かれている切手のような部分のことですね。レターパックプラスはきちんと封を閉じていたら厚みに関係なく立体物も送れると思っていましたが、さらに注意すべきことがあったとは……!

「はい、料額印面が汚損、棄損しやすくなる等の影響が想定され、送達に支障をきたす可能性がある形状は、お送りいただくことは推奨しておりません。基本的には、送達に支障をきたすようなご利用は、窓口でもご遠慮いただく場合がございます。また、前述のような加工をしたものについては、お引き受けできませんので、ご利用の際はご注意いただきたくお願いします」

ーーもし梱包中にレターパックが破れるなど破損した時は、どうしたらいいですか?

「郵便局の窓口に持参いただき、所定の手数料をお支払いいただければ、新しいものと交換いただけます」

ちなみに今回乾いた熊@ドライベアさんが受け取ったレターパックプラスの荷物は、問題がなかったのかを伺うと「写真だけでは判断できないですね。このような形状が引き受け可能かどうかは、先述の規則が守られているかなど梱包状況によります」とのことでした。

実は筆者事務所でも、立体物を梱包したレターパックプラスを窓口で引き受けられないと言われたことがあり、理由が何かわからなかったのですが、今回の説明でいろいろと理解できました。やはり、レターパックの配達等に支障をきたさないよう、節度を持って利用したいですね。

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・東寺 月子)

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