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四国大規模停電の夜、5歳の女の子が「そうだ!」→とっさの行動に大人たちは大歓声「天才だ」「すてきなひらめき」

まいどなニュース / 2024年11月11日 6時55分

懐中電灯 ※写真はイメージ(Wakko/stock.adobe.com)

 四国の全域で大規模な停電が発生した11月9日夜、愛媛県に住む5歳の女の子が暗闇の中で機転をきかせ、大人たちをあっと驚かせました。父親がその様子をSNSに投稿すると、ネットユーザーの心をつかみ、瞬く間に拡散。9万を超えるいいねを集めています。

 Xのアカウント名「簡素なクネスオンライン」さん(@k_ness_online)宅では親戚が集まりホームパーティ中でした。突然、家中の電気が次々と消え、真っ暗に。停電だとわかり、大人たちが「どうするどうする」とざわつく中、5歳の女の子が「そうだ!」。暗闇の中、充電式の家庭用プラネタリウムを出しスイッチオン。部屋の天井には美しい星空が広がり、その場にいた全員は大歓声。大人たちの不安な気持ちを和らげました。

 父親は「脳みそ柔らかいし可愛すぎる」と感心し、室内の写真を撮影。自身のXに写真付きで投稿すると、「天才だ」「すてきなひらめき」「発想がブラボー」「希望の星だ」「こういう子に育ってほしいな」「家族も親戚も仲良くて最高」「娘さんのおかげで忘れられない一日になりましたね」などの声が相次いでいます。

 停電の翌日。父親はまいどなニュースの取材に対し、「いつも子供の発想に驚かされていますが、停電し大人たちは懐中電灯探したり、スマホで情報調べたり、ざわざわしている中の娘の行動にみんな心を奪われました」と振り返りました。ネット上で拡散されたことには「普段通りポストしただけだったので驚いております」とし、「マイナスなことも利用して楽しめる子どもの柔軟性が皆さんにも響いたんだと思います」と話しました。

 四国全域の停電は、9日午後8時22分に発生し、約1時間半後の午後9時49分にほぼ復旧しました。四国電力送配電によると、停電戸数は最大で約36万5300戸、愛媛県では11万1900戸でした。

(まいどなニュース・金井 かおる)

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