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【書類選考免除のケースも!?】“タイパ重視”の転職フェアで、効率よく企業の情報収集 次のキャリアを切り拓こう!

まいどなニュース / 2024年11月26日 20時30分

キャリアの新たな一歩を踏み出すためには、情報収集が大切です。ただし、企業が公開する求人情報に、自分が知りたい情報が記載されているとは限りません。有益な情報を得るには、転職フェアに参加するのも手段の一つです。
転職フェアは、多くの企業や業界関係者と直接対話できる絶好の機会です。しかし、転職フェアに参加したことがなく、参加方法や参加するメリットを知りたい社会人も多いのではないでしょうか。
本記事では、転職フェアとは何か、参加するとどのようなメリットがあるのかを解説します。転職フェアに関するよくある質問やおすすめの転職フェアも紹介するので、キャリアの新たな一歩を踏み出すために役立ててください。

転職フェアとは

まずは、転職フェアがどのようなイベントなのかを確認しておきましょう。転職フェアは、転職を考えている人と人材を求めている企業を結ぶイベントです。多くの企業が集まり、合同企業説明会のような形式で行われます。
会場内は企業ごとのブースが設置されているのが一般的です。各企業は転職希望者に企業説明や求人情報の提供を行います。転職希望者は企業の担当者と直接対話することで、社内の雰囲気や業務内容について理解を深められます。
また、転職フェアでは、セミナーや講演が同時開催されるケースも珍しくありません。企業の選び方や職務経歴書の書き方などの役立つ情報が提供されるため、転職に備えることも可能です。

転職フェアの種類

求職者のニーズや業界の特徴に応じて開催される転職フェアは、形式や規模に応じて大きく3つの種類に分けられます。

<総合型>

総合型の転職フェアは業界や職種を問わず、多くの企業が出展する大規模なイベントです
一度の参加でより多くの企業と出会えるため、異業種や異職種に目を向けるきっかけになるかもしれません。多くの選択肢を比較でき、自分に合った仕事を見つけやすいのが特徴です。
このタイプのイベントは、大手人材会社や転職サイトが主催しており、初めて転職フェアに参加する方や、まだ転職先の業界や職種を決めていない方に特におすすめです。

<専門型>

専門型転職フェアは、特定の業界や職種に特化したイベントです。たとえば次のようなイベントがあげられます。

・ITエンジニア転職フェア
・医療系転職フェア
・営業職向け転職フェア など

このタイプは、興味のある業界の企業に絞って仕事を探せるのがメリットです。特定の分野に特化した情報が提供されるため、最新トレンドや市場の動向を知ることができます。
また、専門型の転職フェアでは、専門性の高いキャリア相談も行われており、特定の業界や職種でのキャリアに悩んでいる方に特に適しています。

<地域特化型>

地域特化型の転職フェアは、特定の地域に根差した企業が集まるイベントです。

総合型や専門型の転職フェアがおもに都市部で開催されるのに対し、地域特化型の転職フェアは地方都市や特定の地域で行われる傾向にあります。

地域特化型の転職フェアには、その地域に根ざした企業が多く参加しており、地域に貢献したいと考える求職者にとって魅力的な選択肢となります。その地域ならではの仕事や文化に触れ、地域への理解を深めることが可能です。

また、地域での生活情報も同時に収集でき、転職後の生活設計がしやすくなります。
地元企業の求人情報を一度に得られる貴重な機会となるため、Uターン・Iターンを検討している方に特におすすめです。

転職フェアに参加するメリット

転職活動を成功させるには、より多くの情報を収集し、企業との接点を持つことが重要です。転職フェアへの参加は、転職活動を成功させるための有効な手段となります。

<複数の企業の話を一日にまとめて聞ける>

近年は、「タイムパフォーマンス(タイパ)」を重視する人が増えています。転職活動においてタイパを重視するなら、転職フェアへの参加がおすすめです。
通常、一日で訪問できる企業数は限られます。特に転職したい企業が絞り込めていないときには、多くの時間がかかるでしょう。しかし、転職フェアでは一日で多くの企業の説明を聞けるため、時間を有効に使えます。

会場内には企業ごとのブースが設置されており、参加者は興味のある企業のブースを自由に回ることができます。さまざまな企業の話を聞くことで、まだ希望する業界や職種が決まっていない場合でも、選択肢を絞り込むのに役立ちます。

<企業のリアルな情報を得られる>

入社後のミスマッチを防ぐには、あらかじめ企業のリアルな情報を得ておくことも大切です。

企業の求人情報には、雇用条件や福利厚生などが記載されています。しかし、社風や職場環境、従業員の価値観などわからないことが多いのが現状です。

転職フェアの会場には企業ごとのブースが設置され、企業は自社の説明や面談を行います。
参加者は各企業のブースを訪れ、直接担当者と対話することが可能です。
企業ブースには、実際に働いている従業員がいることもあり、仕事内容や社風などのリアルな情報を得られます。

<転職に対するモチベーションがアップする>

転職活動に不安があるときは、転職フェアへの参加を検討してみましょう。
転職フェアには企業だけでなく、多くの求職者が集まります。ほかの求職者と交流することで、転職に向けてモチベーションを上げられる可能性があります。
また、企業の担当者と接して好感触を得たり、その場で面接するチャンスを与えられたりすると、転職に対する自信へとつながるでしょう。
転職フェアに参加し、さまざまな企業と出会うことで、転職活動に対する前向きな気持ちを持つことができます。

<書類選考や一次面接が免除されることがある>

転職活動では、書類選考や面接などいくつかのプロセスを経るのが一般的です。
書類選考に通過しなければ、面接に進むことはできません。また、選考結果が出るまでに時間がかかることもあります。

転職活動を効率的に進めるには、転職フェアへの参加がおすすめです。
転職フェアに出展する企業には、参加者に限って書類選考や一次面接を免除しているところもあります。
即時面接に対応している企業の場合、その場で面接が受けられ、スピード感のある選考が可能になります。

書類選考になかなか通過せず、転職活動を上手く進められていない場合は、転職フェアに参加してみるのも一つの手です。

【参加前】転職フェアに関するよくある質問

転職フェアは、多くの企業と一度に会える絶好の機会です。しかし、参加方法や参加費用など悩むことも少なくありません。ここからは、転職フェア参加前に関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。

<転職フェアはどうやって探すの?>

転職フェアの開催スケジュールは、各転職サイトや主催者のWebサイトで確認できます。インターネット上では、転職に関するイベントのスケジュールをまとめたWebサイトも登場しています。

転職フェアは、東京をはじめとする主要都市で開催されるケースがほとんどです。しかし、地方都市で開催されるケースも増えています。また、近年はオンラインで参加できる転職フェアもあります。

<参加するには予約が必要?>

参加方法は、転職フェアごとに異なります。
なかには、予約不要で自由に参加できるものもありますが、会場の規模が限られているため、事前予約が必要なイベントがほとんどです。

大規模な転職フェアは、出展企業と比例して参加者も多くなるため、希望するブースをすべて回れるとは限りません。
特に大規模な転職フェアで個別面談を希望する場合は、事前予約を済ませておくようにしましょう。
予約は、各転職サイトや主催者のWebサイトで受け付けているのでチェックしてみてください。

<参加費はかかる?>

転職フェアへの参加は、基本的に無料です。
転職フェアは、企業が求職者を集めるためのイベントであり、出展企業の負担で運営されるため、求職者が費用を負担する必要はありません。

ただし、一部のコンテンツやサービスは有料の場合があるため、注意が必要です。
たとえば、個別相談会やキャリアカウンセリングなど、専門家による個別対応が必要なサービスです。
イベントに参加する際やコンテンツを利用する際には、事前に費用を確認しておくことをおすすめします。

【当日】転職フェアに関するよくある質問

転職フェアに参加する際は、どのような持ちものが必要なのか、どのような服装で参加すべきなのかを知りたい方も多いでしょう。失敗しないためには、当日に必要な持ちものや服装などを確認しておくことが大切です。

<必要な持ちものは?>

イベントに必要な持ちものは特に指定されておらず、基本的に参加者の自由です。しかし、転職フェアを効率良く活用するためには、次のようなものを持参するとよいでしょう。

・履歴書・職務経歴書
・筆記用具
・メモ帳 など

転職フェアで企業のブースを訪れた際には、その場で書類選考や面接が受けられるケースもあります。履歴書や職務経歴書を持参しておけば、選考をスムーズに進めることが可能です。

<どのような服装で参加するべき?>

転職フェアに参加する際の服装は、基本的に自由です。
服装が指定されていない理由の一つは、参加者の多様性です。イベントには新卒から経験者まで、さまざまなバックグラウンドを持つ人が集まります。
特に近年は多様な価値観や個性を尊重するため、服装に自由度を持たせているようです。

また、服装を指定しないことで、より多くの方に参加してもらいやすい環境をつくっています。 仕事終わりに参加するときはスーツで、休日に参加するときは私服といったように自由な服装でよいでしょう。
過度に崩れた服装でなければ、私服の選考でも企業の人事担当者に悪い印象を与えることはありません。

<転職フェアへの参加は求職活動実績になる?>

雇用保険を受給する際は、一定期間内に定められた回数の求職活動が必要です。求職活動の実績として認められるのは、求人への応募や、ハローワークや民間の転職サイトなどが運営するセミナー・職業相談を受けることなどです。

通常、転職フェアに参加するだけでは、求職活動の実績として認められません。しかし、個別相談が行われるイベントでは、求職活動の実績に該当することがあります。

求職活動の実績を作りたい場合は、事前にそれが認められるかどうかを確認しておくようにしましょう。

転職フェアに参加して効率的に転職活動を進めよう

近年、社会構造の変化や働き方に対する価値観の多様化により、転職は一般的になっています。しかし、十分なスキルや経験があっても、転職が必ず成功するとは限りません。

転職を成功させるためには、必要な情報を効率的に得ることが大切です。転職フェアに参加すれば、企業の担当者から直接話を聞けるチャンスがあります。その場で選考に進めるケースもあり、効率的に転職活動を行えるのが魅力です。まずはイベントのスケジュールをチェックしてみましょう。

(まいどなニュース・20代の働き方研究所/Re就活)

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