ついつい農薬散布をサボった結果…無農薬で野菜を育てることの困難物語る写真が話題に
まいどなニュース / 2024年11月27日 16時30分
無農薬で野菜を栽培することの困難さを物語る一枚の写真がSNS上で大きな注目を集めている。
「いいかい、学生さん。キャベツをな、庭に植えて無農薬で何もしないとこうなるんだ。」と件の写真を漫画『美味しんぼ』の感動エピソード『トンカツ慕情』風に紹介したのは作家の高橋文樹さん(@takahashifumiki)。
遠目に見ればもはや何の作物かわからないほどボロボロに食い荒らされたキャベツ。ついつい農薬散布をサボってしまった結果ということだが、はたしてどんな試練があったのだろうか。
高橋さんにお話を聞いた。
ーーキャベツを食い荒らされた原因は?
高橋:10月に植えてからバッタ、青虫などたくさんの虫に襲われてきましたが、11月の気温が下がったあたりに一気に食われてしまいました。冬が近づいて虫たちも命の危険を感じたのかもしれません。
ーー無農薬で野菜を育てた感想を。
高橋:上手に育てるには相当の知識がないとダメだということが今回でわかったので、キャベツはもう作りません…。ネギやニンニクは同じく無農薬でもいまのところ無事なので、病害虫に強い野菜がお手軽で良さそうです。
ーー投稿への反響について。
高橋:思いのほかバズってしまったのですが、きれいな形の野菜をスーパーで買えるのは誰かが努力してそうなっているのだと皆さんに知ってもらえれば何よりです。
◇ ◇
SNSユーザー達から
「トンカツに添えれない!」
「キャベツ育ててるんじゃなく、モンシロチョウ育ててるのかも知れない(´・ω・`)」
「『虫も食べない野菜なんて』って言う方に、『虫からも大人気の野菜』って言って高値で譲渡しましょう!」
など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。素人にとって無農薬で野菜を育てるのは至難の技。読者のみなさんも家庭菜園などされる時はぜひ参考にされたい。
なお今回の話題を提供してくれた作家業と並行してで出版社「破滅派」を経営。自身の『アウレリャーノがやってくる』などさまざまな作品を世に送り出している。ご興味ある方は要チェックだ。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)
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