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ホームから消えた時計が“販売品”に 即売会並ぶ多数の時計…撤去が進む現状に驚きの声

まいどなニュース / 2024年11月30日 18時32分

鉄道部品の販売で、時計をゲット(ちばいなさんの提供)

これまで鉄道を利用する際に欠かせなかったホームやコンコース等の時計。

今、SNS上ではそんな駅の時計が撤去されつつあることが大きな注目を集めている。

きっかけになったのは「千葉駅の鉄道部品(鉄道古物)販売、時計多すぎだろwww」と即売会の模様を紹介したちばいなさん(@Chibaina0420)の投稿。

ゆうに10を超える時計が展示されている即売会会場。JR東日本では2021年11月以降、利用者が少ない駅を中心に時計の撤去をすすめているようだが、あらためてこんな風景を見ると寂しさも感じてしまう。

ちばいなさんにお話を聞いた。

ーーこの即売会はどちらで開催されたものでしょうか?

ちばいな:11月24日にJR東日本千葉駅で開催された「千葉えきまつり」です。

ーー時計購入の経緯を。

ちばいな:以前にも即売イベントがあり、地元の駅である成東駅0番線ホームの時計を入手し、親時計も手に入れて制御できるようにしていました。サイズや重さの問題で2個目の購入には躊躇していたのですが、数ある時計の中で偶然先ほどと同じ成東駅の1番線ホームで使用されていた時計を見つけ、即購入を決めました。

ーーお値段は?

ちばいな:駅に設置される時計は子時計なので親時計がなければ動かないのですが、電子信号を送る親時計が20000円、子時計は5000円になります。

ーーその後の時計の使い心地は?

ちばいな:制御方法を忘れてしまい少し戸惑ってしまいましたが新たに親時計と配線を繋げ、現在では我が家で再び時を刻んでくれるようになりました。

ーー反響を呼んだことについて。

ちばいな:マニアだけではなく一般の人も注目されていました。駅の時計という誰もが見たことあるものですが、あれほど数が並ぶと圧巻で興味深かったのだと思います。

中には駅から時計が撤去されつつあることに触れている方もいました。即売会で販売されているということは、ホームにある時計が撤去されてしまっているということ。スマホ等で時間を見られない方にとっては不便になっていることをあらためて感じました。

◇ ◇

SNSユーザー達から

「駅改装で時計がみんな撤去されたから……(´;ω;`)ブワァ(和)」
「全国的に時計撤去してんのかな?発車時刻見た流れで現時刻見れんの何気に不便なんだよな スマホ出すのひと手間だし」
「駅から時計がなくなってきていたはずなので、興味ある方は今買わないとな気がします。」

など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。読者のみなさんはどのように感じただろうか。

(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)

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