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「馴染めなかった」「学費が高かった」…インターナショナルスクール「退学」の理由とは

まいどなニュース / 2024年12月16日 17時0分

保護者が「適正」と考えるインターナショナルスクールの学費は年間いくら? ※画像はイメージです(paulaphoto/stock.adobe.com)

じゅけラボ予備校(大阪市北区)が運営する『じゅけラボOnlineインターナショナルスクールJOI』は、このほど「インターナショナルスクールを辞めた理由」に関する調査結果を発表しました。それによると、退学理由は「学校に馴染めなかった」や「学費の高さ」などが上位を占めました。では、保護者が「適正」と考える学費は年間いくらぐらいだったのでしょうか。

調査は、子どもがインターナショナルスクールを途中退学した経験がある全国の保護者200人を対象として、2024年6月にインターネットで実施されました。

まず、「インターナショナルスクールを退学した理由」を尋ねたところ、「学校に馴染めなかった」(23.5%)、「学費が高かった」(20.0%)、「教育内容に満足できなかった」(19.0%)といった回答が上位に並びました。

インターナショナルスクールを退学した理由について、「学校に馴染めなかった」と答えた47人の保護者にその理由を尋ねたところ、「学習内容が難しい」(48.9%)と「友人関係の問題」(46.8%)に回答が集まりました。

この結果について同校は、「ほとんどのインターナショナルスクールが子ども一人ひとりの英語力に応じた個別サポートやカリキュラム対応がないので、それが『学習内容の難しさ』に影響していると考えられます」とコメントしています。

他方、インターナショナルスクールを退学した理由について、「学費が高かった」と答えた保護者40人にも同様に聞いたところ、「授業料の高さ」(80.0%)がダントツとなり、次いで「教材費、課外活動費などの追加費用の高さ」(35.0%)が挙げられました。

そこで、「適正だと思うインターナショナルスクールの学費」を教えてもらったところ、年間「100万円未満」(40.0%)が最多となり、「100万円以上150万円未満」(20.0%)を合わせると60%の家庭が、年間「150万円未満」の学費が適正だと感じている事がわかりました。

一方で、インターナショナルスクールの主流学費は「150万円以上250万円未満」であり、希望する学費と実際の学費との間に大きなギャップが存在していることを踏まえると、「150万円未満」の価格帯を妥当だと思う家庭はコスパが合わないと感じて辞めた可能性がうかがえました。

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