夫「俺の方が稼いでるのに」→働きながら家事はすべて5カ月妊婦 助産師の言葉に涙…勇気を出してとった行動は?
まいどなニュース / 2025年1月16日 7時35分
「助産師さんに「仕事してるのにご飯も毎日作ってるの?すごいね頑張ってるね!でも無理してない?旦那さんに頼れてる?」って言われて、夫が心配してくれるのは口だけでお皿も洗ってくれないの本当はずっと不満で涙が止まらなくなった」
妊婦健診に訪れた妊娠5か月のJUNNA(@_jun0905)さんと助産師さんとのエピソードに、たくさんの共感が寄せられました。
「無理は禁物です。胸に溜め込み過ぎると絶対よくない」「妊婦さんは息してるだけで偉いです」
「ちょっとずつでいいから、旦那さんに家事を教えてみましょう!!」
「命を育てる一大事業をやっておられるのです、家事はご自身が不便がない程度やれば200点だと思ってサボってほしいなと思いました」
「助産師さんにダンナさんを叱ってもらうといいです」
「『私は命懸けであなたの子を産みますが?』 と言ってやってください」
投稿には、多くのいたわりと共感の声があがり、4.4万のいいねがつきました。
JUNNAさん宅では、妊娠前は家事を分担していたそうですが、その際夫さんから「俺の方が稼いでるのに負担大きい」と言われ、頼ることに臆病になってしまったと言います。
ですが、今回たくさんの励ましの声を受け、夫さんと話し合いの場を設けたそう。JUNNAさんにその後についてお聞きしました。
夫に状況を詳しく伝えてみると…
――助産師さんの言葉を受けたときどのように感じましたか?
「『私のやってる事ってこんなに褒めてもらえることなんだ、辛い中頑張ってすごいって言ってもらえるんだ!』とハッとして涙が止まらなくなりました。子どもが欲しくて妊活をして授かったので、『悪阻が辛いのは当たり前、でもみんな頑張ってるんだからちゃんとしないと』と気を張っていた糸がプツンと切れたような…たまには甘えて良いんだって思えてとても嬉しかったです」
――夫さんの性格は?
「頭のカタい理系の効率主義です。私はよく感情論ばかりだと夫に言われますので、話し合いする時はかなりめんどくさいタイプです」
――それでも、ちゃんと話し合われたのですね
「はい。といっても言いたいことを全て言えたかというと全然なのですが(笑)。家事が負担であることと、これからのことを考えて少しずつ家事もやって欲しいということを伝えました」
――夫さんはどのような反応を?
「最初は『ゆっくりやれる時にやったらいいよ』というスタンスでした(苦笑)。いやいやそうじゃなくて、子供が産まれたらますます家のことは出来なくなるかもしれないし、今から一緒に担って欲しいと伝えて、最終的には理解してもらえました。ただあまりいい顔はしていませんでしたが」
――なるほど。夫さんはどのような家事を?
「実際夫の方が勤務日数が多かったり大変なこともあるので、各部屋のゴミを集めて捨てるとか、洗濯物を取り込んでたたむとかといった家事ですが、自主的にやってくれるようになりました。具体的にこれしてあれしてと言われるのは好きじゃないと分かっているので、希望があったらこちらからも伝えると話して動いてもらっています」
――夫さんの家事はいかがですか?
「夫は一人暮らし経験があるので、何も出来ない人ではないのですが、やってくれた家事に不満もあったりします(笑)。たとえばゴミを捨てたら新しい袋セットして欲しいとかその程度のものなんですが。でもそこには口を出さず、お礼だけを伝えるようにしてます。これからですね(笑)」
◇ ◇
JUNNAさんは今回のことを踏まえ、「私たち夫婦はそもそもコミュニケーション不足だなと感じました。お互い波風立てないように我慢していることはあると思うので、小さなことから話し合いをして、子供が産まれる前にケンカにならない程度に色々言い合える夫婦になりたいです」と語ってくれました。
調査(※1)によると、結婚生活の中で難易度が高いものの1位は「価値観のすり合わせ」、2位「パートナーとのコミュニケーション」、そして、5位に「家事や育児の分担」。その結果、金銭感覚・趣味や余暇の過ごし方・子育てといった「価値観の違い」を理由に約4割が一度は離婚を考えたと答えています。
女性の社会進出が進み、正社員で働きながら家事もしっかりこなしている妊婦さんもいるかもしれませんが、子どもをおなかの中で育てているという一大事業をこなし、そのしんどさは当事者でないとなかなか分かりづらいかもしれません。だからこそ、JUNNAさんのように、自分の気持ちを周囲に正直に伝え、助けを求めること、話し合うこと…そしてパートナーもそれをしっかり向き合うのが大切なのではないでしょうか。
(※1)
調査概要:「結婚前と結婚後の違い」に関する調査
【調査期間】2024年10月9日(水)~2024年10月10日(木)
【調査方法】PRIZMAによるインターネット調査
【調査人数】1,077人
【調査対象】調査回答時に結婚している30代~40代前半の男女と回答したモニター
【調査元】株式会社プラスエイト
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・福尾 こずえ)
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