「自転車に乗せて」「ロールスロイスみたい」京都大学を疾走するクジャクの正体とは

京都大学内を自転車で運搬される会長（提供：京都大学クジャク同好会さん）

「大学構内クジャク運搬写真」

こんなポストされたのは京都大学クジャク同好会（@KU_peacock）さん。投稿された写真には、自転車のハンドル部分に足をとめて、京都大学の中を走るクジャクさんが写っています。

「なんかロールスロイスのエンブレム味があっておもしろい」
「なかなかみられない光景」
「人生でこんな経験出来るの何人なのさ…」
「大人しく風を感じていますね」

珍しすぎる光景に驚きのコメントが多数寄せられました。ポストをされた京都大学クジャク同好会さんにお話を聞きました。

ーー「京都大学クジャク同好会」とは？

「クジャク同好会は『クジャクを大学のアイドルにしよう』という目標で、クジャクの飼育や広報活動、グッズ販売等をおこなうサークルです。2024年12月現在、クジャク2羽、人間約300人で活動しています」

ーークジャクさんのお名前は？

「クジャク同好会会長のサカタニです」

ーー写真はどのような状況で撮影を？

「2024年春の新人歓迎会で撮影されました。新歓イベントとしてキャンパスに会長を連れてきたときの写真です。会長のおうちは熊野寮にあり、寮から大学までは車で運搬しますが、大学内では歩かせたり、この写真のように自転車に乗せたりすることがあります」

ーー大学構内でもよく撮影されるのでしょうか？

「散歩や撮影会はおもに時計台前のクスノキがある広場でおこなっています」

ーークジャク同好会を作ろうとなったきっかけは？

「10年ほど前にオークションでクジャクの卵を落札し、孵化・飼育をしていた人がいるのですが、その人によって当同好会が創設されたと聞かされております」

ーークジャクたちが特に可愛いと感じるのは？

「おとなしく自転車に乗っていてくれるところですかね。車に乗せる際に抱きかかえるときもじっとして会員の腕に抱かれています」

京都大学クジャク同好会さんは「当同好会はより多くの方に会長のかわいさを伝えるために11月祭（京大の学園祭）で毎年ブースを出店しています。クジャクの撮影会や餌やり体験、オリジナルグッズやクジャクの羽を使用したアクセサリーの販売等を行っています。もちろん会長にも会えます。売上はクジャクたちの餌代、病院代となっています。ぜひ11月祭で会長に会いに来てください！新入会員も募集中！」と話してくれました。

（まいどなニュース／Lmaga.jpニュース特約・椎名 碧）