1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「助けて」ランニング中に出会った子猫、あとをついて来た姿に心を打たれて 家族になって8年…ともに深めた絆

まいどなニュース / 2024年12月27日 11時30分

お迎え当時、ケージの中でちょこんと座る虎三郎ちゃん(画像提供:虎三郎さん)

虎三郎ちゃんが家にやって来たのは、生後推定3カ月のとき。

「2016年8月、生後推定3カ月くらいでした」

X(旧Twitter)ユーザー・キジトラ虎三郎さん(@TH82624015)は、いつものようにランニングして家に帰る途中、近所のおばあちゃんから声をかけられました。

「猫が公民館にいるから飼わないかと声をかけられました。それが、虎三郎です。当初は、突然だったこともあり、一緒に暮らすとは思っていませんでした。ところが、あまりにもガリガリに痩せていたため、家に連れて帰り、ごはんを食べさせたあと、もといた場所に戻したのです。すると、虎三郎は、自ら家まで戻って来て倉庫で寝始めました。その姿を見て、私に助けを求めているのだと思い、保護したのです」

当時、体重300グラムほどだったという虎三郎ちゃん。わずかに残った力をふりしぼって、飼い主さんのもとへやって来ました。こうして、虎三郎ちゃんと飼い主さんの新たな暮らしが始まったのです。

新しい生活の始まり

家族の一員として迎えられた虎三郎ちゃんは、すぐ新しい生活に順応したといいます。

「保護してから大変だったことは何もないです。トイレの失敗もなく、病気をしたこともありません」

飼い主さんにとって、虎三郎ちゃんと過ごす日々はかけがえのないものになりました。

「毎日、元気な虎三郎を見ることができるのが嬉しいです。帰宅すると、玄関までお迎えに来てくれるなど、いつも癒やしを与えてくれます」

初めて猫と暮らす飼い主さんにとって、虎三郎ちゃんは頼もしい存在に。健やかで元気な姿が、大きな喜びをもたらしているようです。

虎三郎ちゃんに伝えたい思い

あの小さく今にも消えてしまいそうだった虎三郎ちゃんは、すくすくと成長し、今年8歳になりました。

優しい飼い主さんに見守られながら、のびのびと暮らしています。

「虎三郎は、めちゃくちゃビビりなんです。家に知らない人が来ると、猛ダッシュで2階の寝室へ。カーテン裏に隠れてしまいます」

そんな虎三郎ちゃんに、飼い主さんは今、伝えたい言葉があるそうです。

「虎三郎に『家族になってくれてありがとう!』と伝えたいです。そして、これからも病気をせずに、ずっと元気に過ごしてもらいたい。ただそばにいてくれるだけで幸せです」

お互いに寄り添いながら過ごした8年。その絆は日々深まり、当たり前のようで特別な時間を紡ぎ続けています。虎三郎ちゃんの健やかな成長と、家族の愛がこれからも幸せに満ちたものでありますように。

(まいどなニュース特約・梨木 香奈)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください